2016年2月21日に青梅マラソンに初めて出場しました。
30kmのレースに出るのは久しぶりです。
当日の天気は曇りのち晴れ。
気温は寒すぎず暑すぎず、ほどほどでいい感じでした。
走ってる途中で川沿いになると、急にひんやりしたりして、気持ちよく走れました。
昨年秋の「しまだ大井川マラソン」のせいで、高い気温恐怖症ぎみなのです。
前週に、春みたいな気温だったことがあったので、そうだったらどうしよう…とかなりビビってました。
ほんとによかった……。
Contents
今回のレース展開
スタート前はランナーでびっしり。
まあこれはいつものことなので、このときはあまり気にしていませんでした。
スターターはDeNAの瀬古監督。隣にはQちゃんがいて、超応援体制。
マイクを使っていろいろランナーをいじってくれる声が、大音量のスピーカーから流れてきます。
サービス精神旺盛!
スタートラインを過ぎた後も、人波が続きます。
道があまり広くないのですね。
さすがに止まることはありませんが、ぎゅうぎゅう、という感じです。
この人波は折り返しまで続いて、マイペースで思うように走れないのがストレスでした。
特に折り返し近辺は、道が山に向かってより狭くなるうえに、対向車線には復路ランナーがいるので追い抜きもしにくく……。
接触して転びそうな予感がして、ビビりながら走ってました。
(軽い接触は何度もありました)
微妙な上り坂が続くので、どんどん渋滞しているような状態ですね。
折り返し後は下りが多いこともあって、スピードアップしました(あくまで当社比)。
既に往路を走る人が少なくなってる(つまりかなり後方にいる私)こともあって、道を広めに使えるようになって人がばらけたため、走れるようになったみたいです。
自分でも「このスピードで最後まで行けんの?? ラストでがっくり足がダメになったりして……」とちらっと思いましたが、脚の調子が本当に良い感じで、上り坂も辛くないのです。
最近の練習のときに「今日は気持ちよくはしれてるなー」という感覚が復路で走れた、という感じです。
何度もあるアップダウンや向かい風もなんのその、無事にゴールできました。
気持ちよかったー。
赤羽ハーフマラソンに続き、気持ちよく走れたレースが続いてうれしい。
もしかしたら、前半の渋滞で走れなかったことで、強制的にスピードを抑えられたのがよかったのかもしれません。
最初からペース上げてたらきつかったのかも。
そう考えると、前半の渋滞も結果オーライですね。
今回のタイム
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具体的なタイムは、こんな感じです。
前半は6分40~50秒/km、後半は6分10~30秒/km、ラスト2kmは5分45~50秒/kmでした。
タイムはネットで 3:16:22でした。
あと、ゴール間際でQちゃんとハイタッチできてうれしかった!
かわいいなー、Qちゃん。
とにかく街の人の応援多い!
街の人の応援が多くてとてもありがたかったです。
応援は、スタートゴール近辺はもちろん多いのですが、途中にもかなりの数がいてびっくりしました。
道沿いのおうちの方もですが、おそらく青梅線で移動して応援している人もいるのではないでしょうか。
(コースはずっと青梅線沿線なので、ある程度選手を追えるはず…)
あと、何組もいた和太鼓のチームは筋肉隆々でかっこいいし、途中、目の保養にもなりました。
あれも青梅で活動しているチームなんでしょうね。
ずっと応援してるのも大変だろうなあ。
手を振ってくれるのもうれしくて頑張る力になります。
公式給水は貧弱気味。そのかわり(?)私設エイドがもりだくさん!
公式では給水は4か所ありましたが、補給食はなし。
道が狭いのもあり、給水所は大混雑。
なるべく奥の場所で取るようにしましたが、それでも足を止めざるを得ない状況でした。
ですが、私設エイドをしてくれている人がたくさん!
個人の方も、近隣の法人の人も、本格的にエイドをやってるところがたくさんありました。
給水とか、かなり本格的に紙コップをたくさん用意してくれたりしているところもあって、力の入れ具合が半端ない。
私も途中で水と、あと梅干をいただきました。
梅干、超おいしかった。
塩分補給にもなるし、ありがたかったです。
子供が飴を差し出したりしてるのも、たくさん見かけました。
すごいサービス精神旺盛なレース!
でも、あくまで「私設」なので、どこで何を補給しているかは事前にわからないですし、受け取れるかもわかりません。
それを期待して何も準備しないのは、結構危険ですね。
私は、いつものスポーツようかん3本と、アミノバイタルを2本持って行って途中で食べました。
せめて公式で1か所でもバナナとかを配布してくれたらいいのに…。と思いました。
受付&荷物預かりのオペレーションはなんとか改善してほしい
青梅マラソンでは前日・当日の受付でゼッケンその他を受け取る必要がありました。
遠方から来る人にとっては、前日受付はかなり難易度が高いので、どうしても当日受付をすることになります。
(うちも都内ですが、片道2時間近くかかりますので、当日受付しました)
その際、「ゼッケンの後ろに、メディカルチェックをして書き込みをしてください」というのがありました。
なので、筆記用具が置いてある場所は大混雑。
ゼッケンを事前に送付してしまう方式にすれば、事前書き込みも落ち着いてできるし、受付で混雑することもないのになーと。
大会側も受付をする広い場所が必要になくなるし。
(着替えと荷物がおければよくなる)
いろんな事情があるのだと思いますが、ほかの大会がゼッケン事前送付で当日受付不要、というところが多いので、なんとかならないものかなーと思いました。
そして荷物預かり問題。
きちんと預かってくれるのは、有料(500円)で事前に申し込みができた人のみ。
私は申込時にすでに満了となっていて、申し込みできませんでした。
その場合は、更衣室で着替えてそのままその場に荷物を置いて走ることになります。
(近所のお店で有料で預かっているところもありました。商売熱心だ)
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今回はオットさんが事前申し込みできたのと、「それほどゴール時間が変わらないでしょ」という期待のもと、一緒に荷物を預けることに。
事前申し込みの場合は、おおきな袋が送付され、それに入れて預かってくれてました。
てっきり校庭に置かれた大きなヤマト運輸のトラック荷台にでも入れるのかと思いきや、ナンバー別のテントにおいてくれただけでした。
まあ、常に人が見ている、という点ではありですが…。
これも、参加費用アップしてでも、全員の分をなんとかしたほうがよいのではないのかなー。
着替え場所が3か所あるから集約できない、とかなのかな。
ううむ。
今回の装備
以前フルマラソンのレースの持ち物をまとめましたが、今回バージョンの備忘録。
- 足にテーピング(ニューハレXテープを片足に2枚ずつ)
- シューズ:asics TARTHER®JAPAN-slim
- 靴下(TABIOスポーツ レーシングラン・プロ)
- 半袖シャツ
- アームウォーマー
- サポートタイツ
- スポーツブラ
- 短パン
- サングラス
- スポーツ時計
- フリップベルト
- スポーツようかんプラス(3本)
- アミノバイタルプロ顆粒(2本)
- スーパーヴァーム顆粒(1本を走る30分前に飲む)
- iPhone
- イヤホン(有線)
※曇っていたので帽子はかぶりませんでしたが、かぶったほうがよかったかも。
※ウインドブレーカーを着る気だったのですが、思ったより気温が高かったので、急きょなしで出ることにしました。これは正解でした。
今回、レースで初めてTARTHER®JAPANを履いたのですが、後半、すごく「靴の裏」を感じました。
なにをいっているのかわから(略
TARTHER®JAPANは、ソールに丸い粒粒が並んでるのですが、走ってる最中に急に「あ、この靴の裏にあの形のでっぱりが並んである」と感じたというか。
何がきっかけかわからないのですが、いままでそんなことは感じたことがなかったので、長い距離を走ることで足裏が敏感になったとか??
なぞです。
ともあれ、今まで最長20km程度までしか走ってなかったのが、30kmまで、しかもどこも痛くなったりせず割と余裕をもって問題なく走れたというのはうれしい結果。
次のレース予定は3月下旬の板橋シティマラソンですが、これもTARTHER®JAPANで走れるかしら。
余談:青梅の山は杉だらけであった…。
私は花粉症キャリア20年越えなんですが、ここ2年ばかりあまり症状がでてなくて、
「これ、もしや治ったんじゃね?」
と甘く見ていたのですが、青梅の山の杉をなめちゃいかんかった……。
往路はあまり気にせず走っていたのですが、復路で急にくしゃみが出始めました。
あれ、もしや……と思って周りを見ると、走ってる道沿いにもたくさん杉が生えていました。
たぶんここで杉を意識したのがよくなかった気がするのですが、その後も走りながらくしゃみがたまに出るようになり、ゴール後は鼻水の蛇口崩壊。
(なぜか走ってる最中は、くしゃみがたまにでる程度で済んでいた)
そりゃあ、めいっぱい吸ってますからね…。
顔を洗っても全然だめで、帰りの電車では、まるで発作のような連続くしゃみと、垂れ続ける鼻水をティッシュに吸わせる仕事をひたすら続けました。
つらみ……(汚い話題ですみません)
自宅に帰ってお風呂に入ってからもしばらく発作が続きましたが、一晩寝たらようやく落ち着きました。
杉花粉の源泉に突っ込んでいった、みたいなもんですもんね。
もし次回があるのであれば、薬を飲む等ちゃんと準備が必要です。