あまおういちごジャム2023。とろみのついたジャムができたよ

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは、つたちこです。
伊都菜彩に行ったときに、小粒のいちごが安く売っていました。
糸島はいちごの生産者さんが多いので12月くらいからたくさん売っていますが、それでも高いのでなかなか手が出ません。

しかしゴールデンウィーク前くらいになると、こういう手軽ないちごが買えるシーズン。
小粒だけど真っ赤に熟していておいしそう。(実際、家で数粒そのまま食べたらめちゃくちゃ甘くておいしかったです)

これは久々にジャムだな! と2パック買っていくことにしました。

写真:糸島産いちご2パック
小粒だけど真っ赤です

いちごジャム、手順は難しくないのに、なかなかとろみがうまくつかないのが悩みどころです。
「いちごシロップと煮いちご」みたいになりがち。

改善できるような、いつもと違うレシピないかな? と探したところ、こちらのレシピを見つけました。

参考:驚きのフレッシュさ! 果肉感たっぷりのいちごジャムの作り方。プロの技は煮るタイミングを分けること | 三越伊勢丹の食メディア | FOODIE(フーディー)

いつもは砂糖をまぶしたいちごをそのまま鍋で煮ますが、こちらは先に液体のみ煮たてて、その後で果実を入れる。タイミングをずらして煮るのがコツだそうです。
材料はいつもと同じ、いちご、砂糖、レモン汁。工程だけが違うパターンです。
今回はこれで作ってみます。

<スポンサーリンク>

まずはいちごをボウルで水洗いし、ヘタを取ったら半割して別のボウルに入れていきます。

写真:ボウルでいちごを洗う
ボウルで洗うのがコツ、と以前教わったのを踏襲

ここにいちご重量の50%強の砂糖をまぶしてから、レモン汁をかけます。
レシピでは60%となってましたが、ついちょっと減らしてしまった。

ラップして、一晩置きました。
ひたひたになるくらい、いちごから水分が出てます。

写真:ヘタを取って半割したいちご
一晩おいて、たっぷりいちごエキスが出ました
写真:一晩置いたいちごを果実と液体+砂糖にわけたもの
沈んでる砂糖の量、はんぱない

いちご果実と、液体+砂糖を分けまして。
まずは液体+砂糖を琺瑯鍋で煮ます。

うちには食品用の温度計がないので、目視確認。
レシピに書かれていたように、大きな泡がぼこぼこと現われてきました。このくらいだろうか。まだだろうか。
まだ状態がサラサラなので悩みますが、煮すぎると「飴状」になって取り返しがつかなくなるとのことなので、ここでいちごを投入。

さらに中火で煮ます。
今度はどんどんアクがでるので丁寧に取り除きつつ、15分。

写真:いちごジャムを煮ている後半戦
だいぶ煮えてきましたが…

色合いはだいぶいい感じですが、氷水に落とすジャムテストをしても、表面で散らばります。
まだか。

もう3分追加で煮詰めます。
またジャムテストしますが、同じく表面で散らばりました。うーん、粘度弱いなあ。

<スポンサーリンク>

以前、樋口直哉さんのレシピで「100℃20分でペクチンが壊れる」と知ったので、あまり長時間は煮込みたくない。

これ以上煮るのは諦めよう! と、煮沸消毒しておいたジャム瓶に移し、完成にしました。
約2瓶分になりました。
ああ、またしゃばしゃばジャムになってしまったかな。

写真:いちごジャム2023できました
グラニュー糖使用なのにこの色の濃さよ

丸1日冷蔵庫に入れておいてから、翌朝に食べてみました。
瓶を揺らすと、なんだかジャムがゆっくり動きます。あれ? しゃばしゃばしてない?

スプーンですくうと、いつもよりジェル状になっていて、ジャムっぽいです!!
やった!

いままで「どう見てもシロップ」にしかならなかったのに、ようやくジャムっぽいいちごジャムができました。
トーストにのせても、垂れずに維持できてます。うれしい!

写真:いちごジャムできました
例年だと、だらーっと垂れるのが垂れません!

味はしっかり果実感もあるいちごジャムです。
つまり、別タイミング投入での短期決戦がうまく行ったのかもしれません。
(ジャムテストはなんでだめだったのか、よくわからない……)

今後はひと手間かけて、液体と個体を分けて煮る方式を採用します!


私のいちごジャム格闘(?)の記録です。

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。