引越しの日がやってきた。怒涛の3日間:糸島移住(17)

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こんにちは、つたちこです。
前回の続きです。

 

引っ越し準備を黙々と続ける日々。
でも普段使うものがなかなかしまえなくて、しかもそれが結構量が多かったりして。
結局、ぎりぎり前日、いや当日まで、必死で詰め込むことになるのでした。

引越し日程

今回の引越し日程はこちら。

 

5月16日 午後 東京で荷物積み込み。

5月17日 荷物も人も移動日。午後、不動産屋さんで鍵をもらう。

5月18日 午前 福岡糸島で荷物搬入。

 

なかなかヘビーな3日間です。

16日:案の定ぎりぎりまで詰め込みまくり

搬出日は、さすがに徹夜はしませんでしたが、引っ越しやさんが到着するぎりぎり、というか、到着後も必死で詰め込み作業。
引越しやさん到着後は、あれよあれよという間に荷物が積み込まれていきました。

サカイ引越センターの引っ越しテクニックがすごい

とにかく仕事が早い。
引越しやさんはみんな、「どうやったらそんなの持てるの?」というようなものをうまい具合に大量に運ぶものですが、今回来てくれたサカイのスタッフの皆さんは、なんていうか、すごく芸術的だった。

素早いのはもちろんなんですが、動きに無駄がなくてシュッとしている
でも雑ではなく、丁寧。
道具の使いかたがすごい。
4、5人で積み込みをしてくれたのですが、チームリーダーらしき人のもと、連携プレーもすごい。

動きに見惚れてしまいました。

プロってほんとにすごいなー。
めちゃめちゃ訓練されてる感じがしました。
頼んでよかった! と思える仕事ぶりでした。

全部積み込んだ後は、トラック運転は1名で福岡まで持ってきてくれるんだそうです。
交代要員なしなんだ。
ちゃんと仮眠とってね……。無事に届けてくれることを祈りつつ、見送ります。

いよいよ、東京のこの部屋とお別れです

できるだけ丁寧に部屋の掃除をしてから、東京の部屋にさよならを告げました。
(東京のうちについてはいろいろ思うところがあり、また別途書きたいと思います)

マンションを出たのが19時ごろ。
その後、都内でご飯を食べてから、この日は日本橋のカプセルホテルに泊まりました。
翌日が早くて実家泊まりだと間に合わないため、初カプセルホテル!
思ったより全然快適でしたよ。

翌朝に向け、早々に眠ります。

17日:移動日

この日は人も荷物も移動日。

朝6時の東京発のバスで成田空港に向かいます。
LCC(ジェットスター)で福岡に移動、昼前に到着しました。

お昼を食べてから地下鉄で姪浜駅に移動。
お世話になった不動産屋さんに行き、担当Tさんから部屋の鍵を受け取ります。
契約に関していろいろご迷惑かけたので、ささやかですが東京のお土産を持ってきました……。

 

さあ、これでいよいよ、糸島が「私のおうち」です。

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電車で新居に移動。ほっと一息。……の前に、荷物を置いてから、市の指定ゴミ袋や掃除道具の足りないもの、トイレットペーパーなどを買いに、ホームセンターへ行きました。
飲み物やおやつも調達して、休みながら、部屋を一通り掃除。

本当は、この日の夕方に糸島市役所に行って、転入手続きもしようと思っていたのですが、時間と体力と気力の限界で、翌日に変更。

この日も、部屋に何もない&ガスも開栓前でシャワーも浴びられないので、筑前前原(ちくぜんまえばる)駅のビジネスホテルに泊まりました。

18日:荷物搬入

朝イチで筑前前原駅そばにある糸島市役所に移動。
転入届を出しました。
……が、結構待ち時間がかかりそうだったので、万一不在中に誰かが来ちゃったらまずい。
なので、オットに役所手続きを任せて、私は先に新居に移動。
掃除をしながら、ガスやさん、引越しやさんを待ちます。

10時過ぎに、ガスの開栓手続きと、ガスコンロの荷物受け取りができました。
ガスの担当さんが、なんだかものすごく親切。
届いたばかりのガスコンロの設置とテストまでやってくれました。

が、肝心のサカイさんのトラックがなかなか到着しません。

トラブル! トラックがたどり着けない問題発生

予定では10時には到着、とのことだったのですが、なかなか部屋のチャイムが鳴りません。
しばらくすると、携帯に電話が入りました。

 

「すみません! 近くまで来ているんですが、マンションの前までトラックが入れなくて……! 今、道を探しているんでもうちょっとかかります、すみません!!」

 

2トンロング車が入れない!!

新居マンションは住宅街にあるのです。
すぐ目の前の道路はそれほど細くないんですが、そこに至るまでの途中の道はかなり細い。
たぶん角が曲がれないと思われます……。

今はそれがよくわかりますが、当時はそこまで周りの道路事情をよくわかっていなくて、「たどり着けないとか、そんなことあるのか!」とびっくり。

「とりあえず、もう少し探す!」とのことだったので、またしばらく待っていると、11時すぎくらいに、2度めの電話が入りました。

 

「どうしても入れる道が見つからないんです……なので、近くの営業所から小さなトラックで来てもらい、荷物を積みかえて持っていきます

 

ええええーー!!!
なんという手間!!
我々はまあ待ってるだけですけど、大丈夫ですか!?

「仕方ないです……お待たせしてしまって本当にすみません! あ、お昼すぎちゃうと思うので、先にごはん食べててください!」

いやいや、あなたが悪いわけでは……。
でもこのマンションに引っ越してくるのはファミリー層が多いと思うんですが、みんな引っ越しにそんな苦労してるのかな?

これはかなり遅くなりそう……お言葉に甘え、近所でお昼でも先に食べてくるか。
と、オットと相談していたところ、3度目の電話が鳴りました。

 

「行ける道が見つかりましたーーーー!!!!! お待たせしました!!!」

 

「もう、すぐ! いきますので!!」
と、めちゃくちゃうれしそうな声で電話がかかってきました。
ぎりぎりまで行ける道を探ってくれていたのか……!

ああ、よかったー。積み替えの手間がかからなくてすんだね!

メイン担当Sさんがいい人でよかった

ようやくやってきた電話の主、サカイ引越センター、担当Sさん。
東京での積み込み以来です。
挨拶のあと、すぐに搬入開始しました。

……ですが。
あれ? なんか、人数少なくないですか?

「福岡支社から搬入スタッフが来ることになってるんですが、まだ到着してなくて……なので、自分ひとりで始めます!

またしても、ええええーーーー。

この時お昼頃。
予定では10時に搬入開始だったはず。
なのにスタッフが来てないってどういうこと?
さっきの、道問題のせいでトラック頼んだりしたから?

それでも私たちが手伝うよりも早く、荷物をどんどん持ってきてくれます。
たった一人なのに。

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引っ越しの荷物って、積み込むときは「段ボール → 家具・家電」の順なので、出すときは「家具・家電 → 段ボール」。
つまり、一人で大物の家具や家電を運んでくれているのです……!

洗濯機とか、絶対無理でしょ!
と思うようなものまで、一人で運んでました。
めちゃめちゃ苦労してるように見えましたが、「ちょっとこれはきつかったですね! でも大丈夫ですよ!」と笑顔。

すごい、Sさん!!
でも重すぎるのを一人で運ぶのは、ちょっといろいろ不安ですが!

 

そうこうしているうちに、ようやく福岡支社の応援部隊が到着したらしく、一気にスピードアップ。
そこからは怒涛のように荷物が入ってくるのを次々と場所の指示をしたり、その場で出さないといけない洋服ボックスなどからクローゼットに移動させたり、と、私たちもてんやわんや。

2時間ほどで、荷物がすべて搬入完了。

 

さらに、Sさんのすごいところ。

1、ソファの裏側事件
搬入後、持ってきたソファの裏側がひらひらしているのが目に入り、覗いて見ていると、「なんか変ですか?」とわざわざひっくり返してくれた。
ソファの裏側に貼ってあった、薄い布とスポンジのようなものが破れてしまっていたのですが、スポンジはたぶん経年劣化。
引越しのショックはあったかもしれないけど、触るとぼろぼろと崩れる感じで、とても治せない。
それを一生懸命テープで補強しようとしてくれるSさん。

「やー、これはもう無理ですよ、(我々が)あとではがしちゃいますからそのままで大丈夫」と言うと、今度ははがすのも手伝ってくれる。
これに関してはサカイさんの責任じゃないのに!

なんていう親切。

 

2、電灯つけ
サカイさんのサービスの一つに、搬入後10分間何でも手伝いますよ、というサービスがあります。
Sさんが「なにしますか? 家具移動でも電灯つけでもなんでも!」というので、シーリングライトの設置をお願いしました。

ただ、うちには三脚とかがないのです。
てっきりサカイさんが手持ちの三脚とか使うのかと思いきや。

Sさん、自らが四つん這いになって、別の若いスタッフに「自分の上にのって、取付してください!」という。
若いスタッフが「自分が下になります~!」といっても、「上、苦手だから!」と笑ってひたすら四つん這い。

いい人すぎる!

いよいよ引越し完了!

なんだかんだとありましたが、サカイ引越センターSさんのおかげで、無事に引越しがすみました。
完了のサインをして、いよいよSさんともおわかれ。
この半日くらいで、Sさんのファンになっちゃいましたよ……。

ダンボール箱も、連絡もらえたら1回無料で引き取りますし、家電とかも万一故障とかあれば連絡ください!
と笑顔を残して去っていきました……。

山口支社のSさん。ほんとにありがとう。
アンケートはがきに実名で絶賛しておきました。Sさんの評価があがりますように!

移住完了、そしてここからが本当の移住スタート

これでいよいよ、私たちも福岡県民です。
「移住」自体は完了しましたが、移住生活はここがスタート。

「移住計画」としては、ここがゴールになりますが、まだいろいろ書いておきたいことなどもありますので、もう少しお付き合いください。
移住後のことなどもまだまだいろいろありますよ。

 

(ぼちぼち続きます)

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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