虫嫌いはいつか克服できるのか

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こんにちは、つたちこです。
髪を切りにいったのですが、そろそろ仕上げというタイミングに、目の端に黒いものが映りました。

鏡の下に、くもがいる。
小さくて黒いやつです。うっかりするとぴょんと飛ぶ。

びくっと硬直したら、美容師さんに気づかれました。

ここにくもが……!! と訴えると
「あ、くも苦手なんですよね? これは小さいから大丈夫ですか?」とほがらかに聞かれました。
全然大丈夫ではないけど、「こちらに来なければ大丈夫、たぶん」と、つい平常心を保つふりをしてしまった。

見失わないように目の端で追いかけながら、カラダは引き気味に会話を続けます。

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担当してくれてる美容師さん(女性)は、虫類全般OKの人なのです。
超巨大なアシダカグモですら同居OKだというツワモノです。
むしろ益虫としての役割にウェルカムらしい。

なんで虫苦手なんですか?
と聞かれ、だって怖いじゃないですか、と答える。

全然怖くないですよ〜。
アシナガバチとかムカデとか、痛くされるやつは別ですけど、それ以外のは基本何もしなくないですか?
アシダカグモがいるとゴキブリでないし。
それに本気で戦えばこっちのほうが絶対強いし!

そう言われると確かに。
ナウシカに出てくるような巨大な蟲だったら命の危険があるけど、普通の虫はそんなこともないな。

でも、どんなに益虫でこちらに害がないとわかっていても、いやなものは嫌なんだよなあ。
アシナガバチの恐怖感と、クモの嫌悪感はまたちょっと別ものに感じます。

鏡の下のクモ(小)は、その後鏡の影に隠れてしまい、見失いました。ぐぬぬ。
が、その後すぐお店を出たので、私に直接の接触はありませんでした。大騒ぎせずにすみました。

帰ったあとも彼女の言ってた「なんで苦手なんですか?」が頭から離れず、ぐるぐる考えてました。
なんで私は嫌いなんだろう。
たしかにこっちに向かって攻撃してくることはあまりないし害をなすこともない。
けど、そこにいるだけで私を落ち着かなくさせます。

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悪さをしなければいいってもんじゃない。
「怖い」って、私の表現が間違ってるな。
嫌なのだ。そばにいてほしくない。あの生理的に受け付けない感じはなんなんだろう。

私は虫全般苦手だけど、そういえばこの間えびの京町温泉マラソンのあとに芝生でお弁当を食べていたとき、大きめのアリが近くを歩いていました。
靴の上に乗ったりもしていたけど、それは「まあいっか」と見過ごせました。

大きめのアリは平気。ぞろぞろいたらちょっと嫌だけど、1匹そばにいるくらいならそこまで大騒ぎはしないな。

じゃあクモ(小)もサイズ的には同じくらいなのだから、ちょっと太ったアリだと思えば大丈夫になるのかな。
……ちょっと想像してみましたが、やっぱり無理だ。

なんかこう、動きが違う。
クモは動きが不審というか。予想ができないというか。

これでも昔に比べたらだいぶ耐性ができてきたと思うんですけど、やっぱりだめなのはだめだ。
彼女の整然とした「怖くない理由」を聞いて、なるほどねと思ったものの、やっぱり生理的に受け付けません……。
でも「たしかにな」とも思ったので、少しずつでも克服できたらいいなあ。(でも同居は一生できないと思う)

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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