舞台メモ「ショウ・マスト・ゴー・オン」

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こんにちは、つたちこです。
「ショウ・マスト・ゴー・オン」(三谷幸喜作・演出)を配信で観ました。
今は舞台の配信してくれるときがあって、全国どこでも舞台が見られるのありがたいです。しかもチケット代も安い。

「ショウ・マスト・ゴー・オン」は、こんな舞台です。

始まりから終わりまで、いろんなことてんこ盛りのドタバタ喜劇。楽しい舞台でした。
主役の進藤さんだけがちょっとほろ苦い。

さて、今回配信された「ショウ・マスト・ゴー・オン」、主演の鈴木京香さんが新型コロナ感染で出演が取りやめに。
代役として、三谷幸喜さんが立ちました。

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これまでも他の役者さんでも休演&代役三谷幸喜出演が3度続いてました。鈴木さんで4度目です。

小林隆さん、左足筋損傷のため。
シルビア・グラブさん、体調不良のため。
浅野和之さん、新型コロナ感染のため。
そして、鈴木京香さん、新型コロナ感染のため。

公演は今日12月27日まで。
鈴木さんは千穐楽まで出演できなかったそうです。
ご本人は最後まで完走できなくて辛いだろうな。

見終わって、オットにその話をしていたのですが、オットが不穏なことをいうのです。
「いくら脚本・演出しているとはいえ、数日でセリフ覚えて演技できるもの? しかも普段は役者じゃないのに」
「実はやらせだったりする可能性はないのかな?」

えー。いやいやいや。
配信の1幕2幕の間の休憩に、三谷さんのインタビューが挟まれており、そこに代役をして徹夜でセリフ覚えて大変だった、というエピソードが語られていました。

さらには、休演も度々行っていて、それらは払い戻しになっています。
これがやらせなら、興行的にも大損失では。

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とはいえ、特に今回の鈴木京香さんは主演。
他の3人の役もかなり舞台に上がっていましたが、鈴木さんの役「進藤」はほぼ出ずっぱりでした。セリフも多い。
三谷さん、すごいな! と私は素直に受け取っておりました。

万一。やらせだとしたらすごい企画ではあるけど、それがバレたときの炎上リスクが高すぎる。
払い戻しも、実はその日のチケット自体売っていなければ被害者はいない。でも、騙してたらなにより信用を失うばかりよね。
なので、そんなことしないと思う。

立て続けの三谷さんの代役(主役まで!)は
「三谷さんがめちゃめちゃすごい!!」
が正解なのだと思う私でした。

他の演劇興行がこういう役者体調不良などのケースのときにどうしているかがわからないけど、普通に他の役者を探してくるのかな。
主役の場合はどうなんだろう。

たしかに「三谷幸喜が代役!」と聞けば、見る側もなんだか納得感があるのは確かかもしれません。
まさにタイトルを体現している「ショウ・マスト・ゴー・オン」な舞台でした。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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