【まんがメモ】「2月の勝者-絶対合格の教室-」知らない世界を垣間見た感

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こんにちは、つたちこです。受験シーズンですね。
「2月の勝者-絶対合格の教室-」が全話無料で読めるキャンペーンをやっていたので読みました。
2月7日に最新刊17巻が発売されるのに合わせた全話無料キャンペーンのようです。全話ってすごいな!
無料で読めるアプリなど詳しくはこちらの公式サイトに。キャンペーンは2月7日までです。

2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師!
受験の神様か、拝金の悪魔か? 早期受験が一般化する昨今、もっとも熱い中学受験の隠された裏をえぐりだす問題作!

『二月の勝者』 高瀬志帆 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館より

新卒で講師として働き出した主人公にノウハウや仕組みを教える体で、読者にも中学受験の仕組みを随時教えてくれるので、とてもわかり易いです。
受験生である子どもたちやその保護者の心理状態や緊張感が気になって気になって、毎晩夜ふかしして読んでしまいました。面白かった!

私自身は中学受験したことはありません。
私の時代(何十年前?)は東京でも中学受験する子は少なく、クラスに数えるほどしかいませんでした。そのまま公立中学に行くのが当たり前でした。

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「2月の勝者」を読んだ限りですが、中学受験は、自分の経験した「高校受験」「大学受験」とは、全く違う世界でした。
もちろんフィクションですが、相当取材して描かれているのではなかろうか。いろんな子どもたち、保護者たちの言葉、行動にリアリティがすごい。「ありそう〜!!」ってなる。

中学受験、めちゃくちゃ奥深い。そして本当に大変だ。
親は金銭面や気遣いなどの大変さはありつつも、やはり「受験生(子供)」が一番大変なのではと思っていたのですが、保護者の負担がものすごくいろいろあるのですね。
中学受験は、家族が一丸となって進める一大プロジェクトなのだ。
もちろん主役である受験生のがんばりが大前提ですが、家族の協力(特に保護者の様々な尽力)なしでは進まない世界でした。お金もかかりますが、気持ちも行動も全集中しないと成り立たないのでは。

そして中学受験のための塾。
これも全然イメージと違いました。
私の知っている塾や予備校は、受験生に勉強を教えるところ。授業に関する質問とかはもちろんできるけど、それ以上(志望校や生活など)は踏み込まなかった気がする。

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でも中学受験のための塾は、学業を教えるのはもちろんだけどもっと範囲が広い、受験全般に関するコンサルティングサービスなのですね。
受験生への勉強やメンタルのフォローはもちろん、自習場所の提供、保護者との個別面談、受験する学校の情報提供・提案、本番までのスケジューリング、抜け漏れが無いようにするためのフォローまで。
めちゃくちゃ大変なお仕事だ。
そりゃ授業料も高いはずです。

もちろんエンタメ作品にするために誇張している部分はあると思いますし、「こんなに丁寧にやってくれる塾や先生ばかりじゃなかろう」とも思いますが、でもそういう世界があるのだなあ、と目からうろこでした。
読み終えたところ(新刊の17巻直前)がまさに受験クライマックスで、続きが気になって仕方ありません。
まんまと作戦に乗っかっている……。でもとても面白かったので、来週発売されたら17巻だけ買ってしまうかもしれません。笑

「2月の勝者」の舞台は東京吉祥寺なので、「そういえば駅のホームから見えるところに塾がたくさんあったな…」と思い出すと感慨深いものがあります。今、まさに戦ってる小学生がたくさんいるのだな(そろそろ終盤かな)。

そして読みながら気になっていたのが、友人の息子さん。まさに当事者で、小学6年生で受験生だと聞いていました。
「2月の勝者」のおかげで以前より解像度が上がっていたこともあり、2月1日はドキドキしていたのです。
今日、その長い戦いを終えた(第一志望合格!)という報告を聞いて、直接関わっていないけれどホッとしました。まさに2月の勝者だ。合格おめでとうございます!!! ご両親も本当に本当にお疲れさまでした!

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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