こんにちは、つたちこです。
9月1日、いろんな始まりの日ですが、今日、仕事で使っているさくらインターネットのレンタルサーバが移行しました。
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さくらインターネットのレンタルサーバが大幅増強
さくらインターネットのレンタルサーバ高速化実現とのこと。
期待してました。
既存ユーザーは、提供された移行ツールで自分で新サーバに移行することも可能でしたが、何もしなくても自動的に9月1日早朝に移行するとメール連絡がありました。
その場合、ユーザーは特に何も対応する必要はないとのことだったので、そのまま移行日を迎えました。
WordPressで記事更新しようとするとエラー発生
さくらインターネットのレンタルサーバ上にWordpressで作られたサイトがありまして、今日、お昼ごろにそのサイトを更新しようとしたときに、エラー発生しました。
2点現象が起こっています。
1、Wordpressで記事更新・新規記事作成しようとすると
「更新に失敗しました。 返答が正しい JSON レスポンスではありません。」
と表示され、更新・下書き保存・公開ができません。
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昨日までは通常通り作業できていた作業です。
途中まで用意した新規記事は、保存もできません。
試しに新規記事で用意した中身を全部コピーした後に、記事一覧に戻ってみると、中身は全く保存されていませんでした。自動保存もできていません。
2、記事ページが表示されない。
ブログトップページは表示されますが、記事ページを見ようとするとトップページにリダイレクトされます。
同じサーバ内に2つのブログサイトがあったのですが、どちらも同じ状況です。
リダイレクトされるということは「.htaccess」関係?
2サイト同時ということは単独のWordpressのエラーではなく、サーバ関係?
今朝サーバの自動移行があったので、その影響か?
というわけで、さくらインターネットのサイトに行きましたが、そうした障害やエラー発生については特にアナウンスを見つけられませんでした。
また、FTP上で「.htaccess」ファイルを見てみましたが、最終更新日が昨年の日付だったので、昨日今日で書き変わったということもなさそうです。
お問い合わせの「チャット」で聞いてみた
さくらインターネットのお問い合わせページに行ってみました。
「よくあるお問い合わせ」を探しましたが、該当するエラーはないようです。
メールで問い合わせてもいいのですが、返答に時間がかかるのも困ります。
チャットがあったので、試してみることにしました。
私は2人目の待機、と表示があり、しばらく待たされましたがチャットで返答をもらうことができました。
原因はサーバOSのアップデートに伴うものでした
先ほど書いたようなエラー現象を説明すると、少し待たされてから返答がありました。
「www 直下の .htaccess に X-Sakura-Forwarded-For の記述がないか?」との確認でした。
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確認してみると、指定された記述があります。
「ある」と返答するとさらに返答がありました。ざっくりとこんな内容でした。
- 今回移行と同時にサーバのOSアップデートも行われた
- X_SAKURA_FORWARDED_FOR を利用している場合、OSアップデート後に不具合発生する場合がある
- X_SAKURA_FORWARDED_FOR を利用せずにHTTPSを利用してほしい
- かわりに、サーバーのコンパネからHTTPSへ転送設定が可能
→マニュアルはこちら https://help.sakura.ad.jp/domain/2150/?article_anchor=js-nav-1
そういうことか。
「.htaccess」から該当記述を削除して、コンパネで設定しなおせばOKですね? と念押しで確認して、チャットを終わらせました。
さっそく先ほどエラーが出たブログサイトの「.htaccess」をダウンロード、念のためバックアップを取ってから、該当記述のブロックをまるっと削除し、更新したファイルをFTPで上書きします。
サイトを見てみると、個別記事ページが表示されるようになりました!
さらに、管理画面でできなかった記事更新や新規記事の公開も、問題なく対応できました。
無事、エラー修正完了です。
この後、教えてもらったマニュアルに則って、サーバコントロールパネルからHTTPSへの転送設定を行い、完了です。
サーバ高速化は期待するけど、「あるあるエラー」はあらかじめ教えてほしい
今回は、チャットでの問い合わせでスムーズにエラー解決できてよかったです。
ただ、チャットしたとき、先方の確認が「.htaccess」の記述についてのみで、割とすんなりと回答が出てきたので、たぶん、似たようなエラーはほかでも発生しているのではないのかな、と想像しています。
サーバの移転は「ユーザー側は何もしなくて大丈夫!」とありましたが、こういうリスクがあるのなら、あらかじめ教えておいてほしかったなあ、という気持ち。
(どこかに書いてあって見落としていたらすみません)
焦りましたが、大ごとにならなくてよかったです。