こんにちは、つたちこです。
NEC LAVIE HZ550/DのSSD換装をやったレポート第2回、SSDクローン作成編です。
1回目の【準備編】はこちら


※SSDの換装をすると、PC保証対象外になることがあるそうですので、実施は自己責任で!
SSDをケースにセットする
前回、新SSDとSSD接続用のケース(アクセサリ)を通販で購入しました。
2、3日ほどで到着。
来たのはこちら。
SSDです。
開けるとこんな感じで入っています。
SSDを入れるケースはこんな感じ。文庫本みたいですね。
開けると本体のケース、USBケーブル2本、付属部品、小さなドライバーが入っています。
これをセットして、新SSDがPCに接続できるようにします。
ケースは最初どこから中身を取り出したらよいかわからず、最初から空いているのと別方面のねじも開けて、中身を取り出しました。

片面は最初から開いてますがなかなか取れない

逆サイドもねじを外して押し出しました
あとからわかったのですが、特に固定などはされていません。
強く振れば、そのまま中身が出てきたのかもしれませんが、なかなか出てこなかったのですよ……。
無茶をして壊しては本末転倒ですし、慎重にしました。
取り出した中身に、新SSDを取り付けます。
ベース右側にある、SSDを押さえるねじをまず外します。

SSDを留めるねじを外します
そして、むき出しになった基盤類が怖いですが、思い切って深くSSDを差し込みます。
しっかりはまったら、SSDをねじで固定します。

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新しいSSDを取り付けました
固定出来たら、中身をケース本体に入れ、小さなねじで前後のふたを閉じます。
これでセット完了。
付属のUSBケーブルでPCに接続をして、きちんとつながると接続部分に小さな青いライトが点灯します。
点灯すればいったんOK!
新しいSSDをPCに認識させる
USBケーブルで接続したものの、そのままではPCに新SDDが認識されません。
新しく購入したSSDは未フォーマットのため、PCに認識させるために「新しいボリュームの作成」をする必要があります。
こちらの「方法1 > 状況1」を参考にして対応しました。
※自前のキャプチャを取ったはずなのですが、作業完了後に見てみるとなぜか存在していなくて、ほぼ言葉のみの説明です(とほほ)。
唯一の注意点としては、「ディスクの初期化」の時に選ぶパーティーションスタイルはGPTではなく「MBR(マスタブートレコード)」を選びます。
OSとして使う場合には、MBRにするのがよいのだそうです。
(GPTだと起動しないことがあるそうです)
この後、新SSDは、現状SSDのクローンにするので、全部上書きされます。
そのため細かい設定(ドライブ文字の設定など)は適当で大丈夫。
「PCが認識できればOK」です。
上記ページには「通常は数時間かかります」とありましたが、私はそんなにかかりませんでした。
10分くらいだったかな……。
フォーマット化が終わったら、もう一度「ディスク管理」で確認してみます。
「未割り当て」だったディスクが「正常」になっていればOKです。
これで新SSDがフォーマット化され、PCが認識できるようになりました。
クローンアプリをダウンロード&インストール
クローン作成のためのアプリをインストールします。
今回使ったのは「EaseUS Todo Backup」という無料アプリです。
「EaseUS Todo Backup」無料のイメージバックアップソフト – 窓の杜
ドライブ・パーティションなどをイメージ化してバックアップする“バックアップ”機能、バックアップイメージをもとにドライブ・パーティションなどを復元する“リストア”機能、および指定したドライブやパーティションを丸ごとコピーする“クローン”機能の3つを備える。
「EaseUS Todo Backup」無料のイメージバックアップソフト – 窓の杜
EaseUS Todo Backup公式サイトからもダウンロード可能です。
EaseUS®完璧な無料データバックアップソフト – EaseUS Todo Backup Free
現在容量がぎりぎりのSSDを使っているので、このアプリ自体がダウンロード&インストールできなかったらどうしよう、と若干不安でしたが、問題なくできました。よかった。
上記参考サイトを見ながら、作業を進めます。
とても丁寧に書かれているので安心して進められて助かります。
途中、バックアップ作業時のデータをどこに保存するか聞かれます。
新SSDをつなぎっぱなしだったため、そこが選択されていました。そのまま「次へ」で進めました。
前述しましたが、最終的に「クローン」化するときに全部上書きされるので、この段階でフォルダなどを作られても問題ありません。
SSDのクローンをつくる
インストール完了したら、いよいよSSDのクローンを作ります。
引続き、こちらのサイトを参考に進めます。
上記参考サイトにそって進められました。わかりやすい!
ポイントは大きく3点。
- Cドライブ丸ごとを選択すること
- MBR(マスターブートレコード)フォーマットでクローンすること
- クローン元とクローン先を絶対に間違えないこと
1点途中で悩んだのが
今回はSSDにクローンをするので画面左下にある「SSDに最適化」のところにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
という部分。
私の見ている画面では、左下にない。
どうやらアプリのバージョンが違っていて、微妙に仕様が変わっているようです。
(私がインストールしたのはバージョン11.5でした)
バージョン11.5の場合、左下には「高度なオプション」ボタンがあります。
ここをクリックしてみたところ、「SSDに最適化」がありました!
なんで隠すの……。
ここで 「SSDに最適化」にチェックを入れてOKします。
準備ができたら、もう一度念入りに、現SSDから新SSDへのクローン設定になっていることを確認します。
逆だと全部空っぽになっちゃいますから!!
問題ないことを確認したら、緊張しつつ、「OK」をしてクローン作成を実行します。
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今回の場合、約200GBのデータをクローンするのに、2時間くらいかかりました。
正確な時間ではありませんが、途中何度か確認してもなかなか終わらない(予想時間が全然減らない)ので、「終了後にシャットダウン」をチェックしてお風呂に入ったり本を読んだりしていました。
寝る前に確認したら、ちゃんと電源が落ちていたので、問題なく終わったと判断。
これでクローンSSDができたはず。
クローンの新SSDをPCにセットする
PCの電源を落としたまま、SSDを取り替えます。
まず新SSD。
ケースに入れたときの逆の手順で、ケースから取り出します。
大事なデータが入ってますので、慎重に。
次に現SSD。
PCをひっくり返し、精密ドライバーでLAVIE HZの裏ブタのボルト12個を外し、裏蓋を開けます。
以前、現SSD確認の時に開けたのと同様です。
一度やっているとちょっと安心感がありますね。
現SSDは、ねじ1か所で留めてあるので、そのねじをドライバーで外します。
ぴょこん、と立ち上がる現SSDを抜き、先ほどケースから取り出した新SSDを差し込みます。
奥まで差し込んだら、元と同じにねじで固定します。
(差し込みが浅いと、ねじが入らないので、しっかり奥まで差し込みます)

無事入れ替えました
SSDを固定したら、裏蓋を戻して、またねじで締めます。
これでセット完了。
いざ、電源を入れてみましょう。
ちゃんとクローン出来ているか、緊張の瞬間です。
……
……
無事に立ち上がったー!!
見た目は以前の状態とまるっきり同じです。
クローンだから当たり前ですが!

いままで通りです!
無事に新SSDで動くようになりました。
まずはほっとしました!
ところがこれで終わりません。
新SSDの大容量を活かすために、パーティションを広げる必要があります。
(つづきます)
LAVIE HZ550/DのSSD換装【SSD環境整理編】はこちら

