こんにちは、つたちこです。
2か月に1度の、歯科定期メンテナンスに行ってきました。
受付を済ませ、しばらく待っていると、名前を呼ばれました。
ん？ いつもやってくれる歯科衛生士さんではありません。
あれ、専任になってくれたはずなのに……。
「今日は彼女がお休みなので……」とかもない。
彼女がいるから、この歯医者に通っている、といっても過言ではない私。
まさか辞めてしまったとか……！？
とぐるぐると頭をめぐりますが、今日担当してくれる人に「なぜ●●さんじゃないの？」と聞くのも悪い気がして聞きにくい。
あなたに不満があるわけではないのです。
まあ、いろいろ都合もあるのかもしれない、と今回はそのまま別の人に担当してもらいました。
座るとすぐに
「スプリントの件、どうしますか？」
と聞かれました。
スプリントとは？
「スプリントって、なんでしたっけ？」
と聞くと、顎関節症治療のマウスピースだそうです。
＜スポンサーリンク＞
そうだ。
前回、顎の開け閉めの調子が悪かったのを、ついでに診てもらっていたのでした。
すっかり忘れていた、というくらい、最近の顎の調子は特に問題ありません。
そのことを伝えると、
「じゃあスプリントは見送りですね～、何か調子に変化があればいつでも言ってください！」
と力強く言われました。
ちゃんと前のカルテを見てくれている、という安心感があります。
当たり前なんですが、以前カルテの内容をすっかり飛ばされたことがあったので、この歯科衛生士さんは大丈夫、と一安心。
いつものように、歯茎のチェックをした後、おもむろにシートを提示されました。
3つのメニューが書いてあります。
「いつもやっているメンテナンスは、この2つ（メニュー1、2）を交互にしているのですが、今回歯茎の深さがちょっと深いところがあったので、歯茎ポケットの内側を洗浄する3つ目のメニューをおすすめしたいです」
「ただ、費用がそれぞれ違うので、ここから先は、患者さんの意志で決めていただきたい」
「いつものメニューでも、大丈夫かもですが……」
こんなメニュー表が存在していたのか。
初めて見た。
いつも歯と歯茎の状態をみて、必要なメンテナンスを適宜選んでくれているものだとばかり思っていました。
勧められたのは一番高いコース。
健康保険の3割負担の場合、3600円弱、とメンテナンスにしては結構なお値段です（いつものは1000円台、2000円台）。
私が少し悩んでいると、更にダメ押し？ で細かい施術の説明もしてくれます。
もともと私がまめに歯科メンテナンスに通ってる理由は、抜いていない親知らず周辺の、自分でどうしても磨けないところが虫歯や歯周病にならないようにするためです。
「がっちりポケット洗浄、まさにそれやってほしいことじゃんね」と通う理由を思い出して、第3のメニューでお願いしました。
虫歯や歯周病で治療費がかかるより、メンテナンスにお金をかけたい。
施術をしてもらうと、今日担当してくれている人のやり方も、かなりがっつりと丁寧にきれいにしてくれたので、ほぼ満足でした。よかった。
口の中の水は、もっとマメに吸い取ってほしい。それくらいかな。
お話もはきはきとして、聞いてて安心感と心強い印象でした。
＜スポンサーリンク＞
今日は奥まで洗浄したので、2週間後に歯茎状態をチェックさせてほしいとのこと。
また2週間後に来ることになりました。
うーん、2か月に1回のつもりが……。やむをえません。
いつもの人がいないのなら、今日の彼女にまたお願いできるだろうか。
帰りの会計の時に、受付の人に「いつもの人はお休みだったんですか？」って聞いてみようかな、などと思いつつ。
会計を待っているときに、次の患者さんを呼びに来た歯科衛生士さんがいました。
（この歯科クリニックには、何人か歯科衛生士さんがいます）
顔をちらりと見て衝撃が。
あれ、今の人、私担当の歯科衛生士さんでは……？
見間違いではないはず。
いつもの人がいたのに、私の事、担当してくれなかった？
なぜに。
結構ショック。
お休みじゃなかった。やめてなかった。
でも「これから私がずっと担当しますね！」って言ってくれたのに……！
同じ「担当」でダブルブッキングしてしまったのだろうか。
ショックのままに、会計と次回予約を済ませて帰りました。
彼女の浮気現場を見てしまった彼氏の気持ちとは、こんな感じなんでしょうか。
わたしと歯科衛生士さんは、そんなに深い付き合いではないですが。
そこそこブロークンハートです。
2週間後はどっちの歯科衛生士さんが担当してくれるんだろう。
なんだこの微妙な気持ちは……。
