こんにちは、つたちこです。
前回の続きです。
とんとん拍子というか、勢いというか。
もやもやしてるくらいなら実物を観に行こう! と、急遽福岡に2泊3日で行くことにした私たち。
行ってみた福岡は、とても好感度の高い街でした。
Contents
福岡は思ったより東京に近い
まず感じたのは、思ったより東京から近い、という感覚。
もちろん距離的には遠いのですが、飛行機を使ってしまえば羽田から1時間程度。
さらに福岡空港から福岡市内の繁華街まで、地下鉄で10分程度と、ものすごく利便性がいいのに感動しました。
いろんなところに「福岡便利」「福岡空港近すぎ」と書いてありましたが、やはり自分が実感すると感慨深いものがあります。
福岡市は便利すぎた
その時泊ったのは、中洲川端という繁華街そばにあるホテルでした。
中洲川端は、東京でいうところの、新宿歌舞伎町的なところです。
夜な夜な着飾った男女がうろうろしていました。
でも1本道を隔てると全然雰囲気が落ち着いていて、その区分けがおもしろい。
中洲川端から、天神(渋谷・銀座的繁華街。デパートやお店がたくさん)までも徒歩圏内。
ちなみに、逆方向に歩けば、中洲川端から博多駅までも歩くこともできます。
うーん、この距離間、近い。
天神は、きれいな女の子がたくさんいて、おしゃれなお店の入ったビルがたくさんあって、地下街は巨大で活気にあふれている。
ここにくれば何でもそろいそうな街でした。
福岡はごはんが美味しすぎた
そしてごはんですよ。
私の最大の関心事といっても過言ではない。
事前に福岡出身の同僚に教えてもらったお店はどれもおいしくて、はずれなし。
肉もモツも魚も、おいしすぎる。
ゴマサバ最高。甘い刺身醤油おいしい。
福岡すごい! やばい! どれもこれもおいしすぎ!
メニュー端から全部持ってきて!!
という勢いで、お店で大興奮でした。
これしか入らない自分の胃袋が悔しいレベル。
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「福岡ってもう、どこのお店でもこんななの!? やばすぎるでしょ!」
などといっておりました。
※のちに、その認識は誤りで、やっぱりあたりはずれはある、ということがわかりました。笑
あと、福岡が地酒を作っていたのも知らなかった。
九州といえば焼酎だけだと思ってました。
そして福岡の日本酒おいしいという、とてもうれしい事実(純米酒が好きです)。
福岡市在住のMさんとごはん
以前、仕事をお願いしたことがある福岡市在住のカメラマンMさんと、ご飯をご一緒していただきました。
やはり現地の人の話をお聞きしたいなーと思っていたのです。
Mさんは福岡県大牟田市出身で大学は東京、その後長崎を経て福岡に戻り、今はご自身で事務所を開いていらっしゃいます。
Uターン組ですね。フリーランスとしても大先輩。
「実は、福岡への移住を検討していて……」
と切り出すと、驚きつつも福岡の魅力をたくさん語ってくれました。
こちらが心配していたことや治安のことなども相談できて、ほとんどの心配事は問題ないことがわかりました。
あとは、住むとしたらどの辺がいいか、等もアドバイスをくれました。
やはり現地の人の意見はすごい参考になります。
福岡の人は福岡愛がすごい、ということと、呑むときは店をはしごするのが当たり前、という文化についても実践していただきました。
魚の超おいしいお店でした。
(その節はありがとうございました!)
福岡市周辺をドライブ&視察
福岡市は政令指定都市。一口に福岡市といってもかなり広いし、周辺の環境も色々あります。
なので、車を借りていろんな方面をぐるぐる走ってみました。
福岡市東区のほうは、新しい街、という印象。最近開発がどんどん進んでいるのだそう。
こちらも住みやすいよ! と、夫の上司の方(福岡出身)が教えてくれたそうです。
道が広くて、再開発真っ最中な地域もあり、なんというか豊洲とか有明エリアみたいな印象でした。
一方、福岡市早良区・西区側は、基本住宅街。
地下鉄終点の姪浜(めいのはま)あたりは、「こぎれいな住宅街」という印象でした。一軒家率も高い。けどマンションも結構ある。
うーん、清澄白河とかそういう感じかな……。杉並みたいにごちゃごちゃはしていない。
(無理に当てはめるのはどうなのか……)
さらに西区を超え、糸島にも行ってみました。
糸島の印象は「素敵な田舎」でした。笑
今宿(いまじゅく)を超えるくらいから、急に雰囲気が変わります。
道路沿いのお店の様子が変わり、建物が低く空が広くなり、「あ、田舎エリアにはいったな」と思いました。笑
海沿いを走って、二見が浦の海が見えるカフェでお茶をしました。
海は穏やかできれいだし、砂は白い。
(関東の海は砂が黒い……ので、沖縄にでも行かないと白い砂はないと思ってました)
12月で寒かったので、ひと気が少なく、海は貸し切り状態で贅沢な気持ちでした。
こんな素敵なところに都市部(福岡市内)から1時間以内にこられるなんて! と感動。
こんなカフェで海を見ながら仕事できたらいいわねー、最高だわー、なんて話をしました。
夢見がち。
あと、大型スーパーにもよってみました。生鮮食品の安さと豊富さにびっくり。
国道沿いはいわゆる地方の主要道路、という印象で、大型店が多く、どの店も駐車場が広い。
思ったよりいろいろお店あるねえ、なんて話をしていました。
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とはいえ、この時、糸島市内については、それほどちゃんと見ていなかったと思います。
福岡市周辺視察の結果
福岡市とその近辺をぐるぐると廻った結果、「コンパクトシティってこういう街のことを言うのか」と思いました。
繁華街と住居、都市部と海や山がとても近くて、30分移動すると景色ががらりと変わる。
この感覚は東京にはないなあ。
もし都市部に就職するにしても、住居が近い=通勤が楽、というのは素晴らしい。
また、地下鉄とバスがとても発達していて、都市部を移動するには車は不要。
この辺は東京感覚ですね(ただし、都市部のバスおよび道路は、結構混雑&渋滞しています)。
田舎は車必須、という概念も壊されました。
そして住居の賃料。
もちろん場所と広さと条件にもよりますが、目からうろこ落ちまくりの金額でした。
都市部近くでも、だいたい東京の1/2くらいの感覚。
もちろん同程度の条件で、です。
遠くになればなるほど、当たり前ですが安い。マジで!? というレベル。
あとは、食に関して。
これがまた十分すぎるほど魅力的でした。ほんとに。
ああ、またあのサバ料理たちが食べたい……。
やばい。福岡すごい。いい、とても。
というわけで、この視察旅行で、すっかり福岡がお気に入りの街になってしまったのでした。
(続きます)
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