冬の福岡。実地見学にやってきた:糸島移住(5)

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こんにちは、つたちこです。
前回の続きです。

 

とんとん拍子というか、勢いというか。
もやもやしてるくらいなら実物を観に行こう! と、急遽福岡に2泊3日で行くことにした私たち。
行ってみた福岡は、とても好感度の高い街でした。

福岡は思ったより東京に近い

まず感じたのは、思ったより東京から近い、という感覚。

上空から、福岡市内。
上空から、福岡市内。

もちろん距離的には遠いのですが、飛行機を使ってしまえば羽田から1時間程度。
さらに福岡空港から福岡市内の繁華街まで、地下鉄で10分程度と、ものすごく利便性がいいのに感動しました。

いろんなところに「福岡便利」「福岡空港近すぎ」と書いてありましたが、やはり自分が実感すると感慨深いものがあります。

福岡市は便利すぎた

その時泊ったのは、中洲川端という繁華街そばにあるホテルでした。
中洲川端は、東京でいうところの、新宿歌舞伎町的なところです。
夜な夜な着飾った男女がうろうろしていました。

でも1本道を隔てると全然雰囲気が落ち着いていて、その区分けがおもしろい。

中洲川端から、天神(渋谷・銀座的繁華街。デパートやお店がたくさん)までも徒歩圏内。
ちなみに、逆方向に歩けば、中洲川端から博多駅までも歩くこともできます。
うーん、この距離間、近い。

JR博多駅周辺はクリスマス仕様でした。
JR博多駅周辺はクリスマス仕様でした。

天神は、きれいな女の子がたくさんいて、おしゃれなお店の入ったビルがたくさんあって、地下街は巨大で活気にあふれている。
ここにくれば何でもそろいそうな街でした。

福岡はごはんが美味しすぎた

そしてごはんですよ。
私の最大の関心事といっても過言ではない。

事前に福岡出身の同僚に教えてもらったお店はどれもおいしくて、はずれなし
肉もモツも魚も、おいしすぎる。
ゴマサバ最高。甘い刺身醤油おいしい。

刺し盛り。どれもこれもおいしい。
刺し盛り。どれもこれもおいしい。

福岡すごい! やばい! どれもこれもおいしすぎ!
メニュー端から全部持ってきて!!

という勢いで、お店で大興奮でした。
これしか入らない自分の胃袋が悔しいレベル。

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「福岡ってもう、どこのお店でもこんななの!? やばすぎるでしょ!」
などといっておりました。

※のちに、その認識は誤りで、やっぱりあたりはずれはある、ということがわかりました。笑

あと、福岡が地酒を作っていたのも知らなかった。
九州といえば焼酎だけだと思ってました。
そして福岡の日本酒おいしいという、とてもうれしい事実(純米酒が好きです)。

福岡市在住のMさんとごはん

以前、仕事をお願いしたことがある福岡市在住のカメラマンMさんと、ご飯をご一緒していただきました。
やはり現地の人の話をお聞きしたいなーと思っていたのです。

Mさんは福岡県大牟田市出身で大学は東京、その後長崎を経て福岡に戻り、今はご自身で事務所を開いていらっしゃいます。
Uターン組ですね。フリーランスとしても大先輩。

「実は、福岡への移住を検討していて……」
と切り出すと、驚きつつも福岡の魅力をたくさん語ってくれました。

こちらが心配していたことや治安のことなども相談できて、ほとんどの心配事は問題ないことがわかりました。
あとは、住むとしたらどの辺がいいか、等もアドバイスをくれました。

やはり現地の人の意見はすごい参考になります。

福岡の人は福岡愛がすごい、ということと、呑むときは店をはしごするのが当たり前、という文化についても実践していただきました。
魚の超おいしいお店でした。
(その節はありがとうございました!)

福岡市周辺をドライブ&視察

福岡市は政令指定都市。一口に福岡市といってもかなり広いし、周辺の環境も色々あります。
なので、車を借りていろんな方面をぐるぐる走ってみました。

福岡市東区のほうは、新しい街、という印象。最近開発がどんどん進んでいるのだそう。
こちらも住みやすいよ! と、夫の上司の方(福岡出身)が教えてくれたそうです。
道が広くて、再開発真っ最中な地域もあり、なんというか豊洲とか有明エリアみたいな印象でした。

一方、福岡市早良区・西区側は、基本住宅街。
地下鉄終点の姪浜(めいのはま)あたりは、「こぎれいな住宅街」という印象でした。一軒家率も高い。けどマンションも結構ある。
うーん、清澄白河とかそういう感じかな……。杉並みたいにごちゃごちゃはしていない。
(無理に当てはめるのはどうなのか……)

さらに西区を超え、糸島にも行ってみました。
糸島の印象は「素敵な田舎」でした。笑

今宿(いまじゅく)を超えるくらいから、急に雰囲気が変わります。
道路沿いのお店の様子が変わり、建物が低く空が広くなり、「あ、田舎エリアにはいったな」と思いました。笑

海沿いを走って、二見が浦の海が見えるカフェでお茶をしました。
海は穏やかできれいだし、砂は白い。
(関東の海は砂が黒い……ので、沖縄にでも行かないと白い砂はないと思ってました)
12月で寒かったので、ひと気が少なく、海は貸し切り状態で贅沢な気持ちでした。

二見が浦の鳥居と夫婦岩。
二見が浦の鳥居と夫婦岩。

こんな素敵なところに都市部(福岡市内)から1時間以内にこられるなんて! と感動。

こんなカフェで海を見ながら仕事できたらいいわねー、最高だわー、なんて話をしました。
夢見がち。

あと、大型スーパーにもよってみました。生鮮食品の安さと豊富さにびっくり。

国道沿いはいわゆる地方の主要道路、という印象で、大型店が多く、どの店も駐車場が広い。
思ったよりいろいろお店あるねえ、なんて話をしていました。

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とはいえ、この時、糸島市内については、それほどちゃんと見ていなかったと思います。

福岡市周辺視察の結果

福岡市とその近辺をぐるぐると廻った結果、「コンパクトシティってこういう街のことを言うのか」と思いました。
繁華街と住居、都市部と海や山がとても近くて、30分移動すると景色ががらりと変わる。
この感覚は東京にはないなあ。

もし都市部に就職するにしても、住居が近い=通勤が楽、というのは素晴らしい。

福岡タワーから福岡市内の様子
福岡タワーから福岡市内の様子

また、地下鉄とバスがとても発達していて、都市部を移動するには車は不要
この辺は東京感覚ですね(ただし、都市部のバスおよび道路は、結構混雑&渋滞しています)。
田舎は車必須、という概念も壊されました。

そして住居の賃料
もちろん場所と広さと条件にもよりますが、目からうろこ落ちまくりの金額でした。
都市部近くでも、だいたい東京の1/2くらいの感覚
もちろん同程度の条件で、です。
遠くになればなるほど、当たり前ですが安い。マジで!? というレベル。

あとは、食に関して。
これがまた十分すぎるほど魅力的でした。ほんとに。
ああ、またあのサバ料理たちが食べたい……。

 

やばい。福岡すごい。いい、とても。

 

というわけで、この視察旅行で、すっかり福岡がお気に入りの街になってしまったのでした。

 

(続きます)

続きはこちら

福岡見学からの悩み。それでも移住に踏み切れない慎重すぎる私:糸島移住(6)

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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