こんにちは、つたちこです。
今年も有田陶器市に行ってきました!
4月29日〜5月5日まで開催中です。
駐車はアリタセラに
車で向かいましたが、前年にうまくいったのに味をしめ、今年も車はアリタセラに停めました。
無料で800台停められます。
アリタセラとは?
約20,000坪の敷地に陶磁器の専門店が軒を連ねる
アリタセラ / Arita Será
世界最大規模の有田焼ショッピングリゾート。
ここに車を停めると、アリタセラ内のお店も見て回れます。
メイン会場よりお店の数は少ないですが、常設の広々としたお店で展示もきれいなところが多いし、メインより人が少ないので見やすいのだ。
モダンなお店も結構あってみて楽しい。
メイン会場とは無料シャトルバスでつながっています。
20〜30分に1回くるバスで、移動可能です。乗ってる時間は5分くらい。
メイン会場を中心に、他の駐車場などにも行けます。
今回の探索テーマ
さて、なにを探すか。
私は新しい平皿が気になってます。20〜22cmくらいの使いやすそうなサイズのもの。
最近は特に、重いお皿は扱いにくい。軽めの磁器で、リムも細めがいい。シンプルだけど一捻りあるのが好き。
あとは電子レンジにかけられるマグカップ。
今使っているのは旅先で買ったもの。結構長く使っているのですが、縁が欠けてしまったのだった。まだ使えるので大事に使ってますが、いいのがあれば。
夫はまっすぐで浅めのマグカップが気になるそうです。
さて、いいものがハンティングできるでしょうか。
アリタセラを散策
<スポンサーリンク>
まずはアリタセラをうろうろ。
「破格の器を大量購入」ではなく「めちゃくちゃ気に入ったお皿を買うか買わないか」のスタンス。
有田陶器市も何度か来ているので、好きなタイプの器があるお店がだいぶわかってきました。
今年もそのお店を中心に、偵察開始。
一通り気になるところをみて、良さげなお皿の目星をつけました。
メイン会場をうろうろ
シャトルバスでメイン会場に移動。有田駅そばの道が歩行者天国です。
メイン会場はお祭り感がすごい。人も多いし犬ちゃんも多い。
こちらでも以前買ったことのあるお店を中心に、気になる気配がするところをチェックしながら歩きます。
なにしろ距離が長い。
メイン会場は4kmくらいの道路の両わき全部がお店(なんなら脇道にもお店がある)なので、全部みていたらきりがないのです。
好みそうなところを厳選しつつ見て回っても、半分くらいまで来ると脚に疲れが。
途中のベンチで休憩して水分補給しつつ。
歩きながら目も使うし判断にアタマも使うし、かなり疲れます。
以前に買ったことのあるお店はやっぱり素敵だったけど「これだ!」って超えてくるものはなかった。
道を折り返して戻りつつ、もう一度ちらちらと見て回ります。見落としてたところも拝見。
やはり「これ!」には出会えず。
バス乗り場に戻り、シャトルバスでアリタセラに戻ります。
最終決断と本日の収穫
アリタセラに戻った頃には、すでに夕方。
もう一度、さきほど気になったお皿をチェック。
夫と私の候補を見直します。
「やっぱりここが気になるから購入見送り」みたいなこともそれぞれ出てきて、悩んだ末に最終的に1種だけ買って帰りました。
一真窯の平皿24cmです。
波佐見焼で飛びカンナで柄が入っています。波佐見焼って絵付けのイメージでしたが、飛びカンナ使うのもあるんですね。
そのでこぼこに釉薬がはいって陰影がグラデーションになって、民芸的ではなくモダンだなーと。派手ではないけど、明るい印象。
筋の入った縁は白のマットな釉薬なのもいい。
リムも狭め。皿はフラットだけどリムが立ってるので、多少汁気のあるものもいける。
<スポンサーリンク>
色がグレーと水色があって、どっちもよくて選びきれず、1枚ずつ買ってきました。
そして大きさの割に軽い。薄手なので取り扱いには気をつけたい。
うちの器にないタイプなので、それも嬉しい。
久しぶりに「これは好きだな!」と思うのを買えました。ちなみに陶器市だけど定価販売品だった。でも気に入ったのに出会えたのでよしです。
和にも洋にも合いそう。
大事に日々使います。
余談:テーブルセッティングは大事だね
余談ですが、いろいろなお店を見ていると「さっきも同じお皿が展示されてたな」ってことがよくあります。
ですが、同じお皿でも置き方で印象がぜんぜん違うのですよ。
空間に余裕があってシンプルに展示してあるところでは「かっこいい!」ってなっても、ちょっとゴチャゴチャした棚に置かれているとあんまりいい印象を持たない。さっきはかっこいいと思ったけど、イロモノにみえてしまったり。
見せ方ひとつで、こんなに購買意欲に影響がでるんだな。
いっそワゴン売りなら「やすいんだな!」と割り切って探す気になるのですが、定価販売しているような商品の場合は展示の仕方がマジで重要だと思いました。
「この器を家に持って帰るとこんなに素敵な空間になっちゃう?」といかに錯覚させるか。
あと、同じ理由でテーブルコーディネートも大事だな、とも。
盛り付けも同じく。
せっかくの器が引き立つように使ってあげるべきだな。同じ料理でももっとおいしそうに見えるマジック。
盛り付け下手なので、もう少し気をつけよう……。