憧れの「ドクターG」の総合診療科を受診してきた。謎の体調不良を解明せよ!【受診編】

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
IMG_6132

11月頭から続く、慣れない体調不調の嵐。
思い切って「総合診療科」の受診を決めて、調べた病院に向かったのでした!
←総合診療科【体調不調編】はこちら

思い切って向かうは「東京女子医大 総合診療科」

いくつかの候補の中から選んだのは、東京女子医大附属病院の総合診療科。
場所は曙橋駅から歩けるところにあり、会社のある市ヶ谷からも近いのがポイントです。
もちろん初めていく病院ですし、そもそも大学病院での受診も初体験。
すんごい待たされたりするんだろうなあ…。(イメージ)

8時半から受け付けているということで、8時には最寄りの都営新宿線「曙橋」につくように家を出ました。
駅から、地図を見ながら商店街を歩き、途中の階段をのぼって病院に向かいます。
ほかにもっと楽なルートがありそうな気もする…。

病院についた。が、予想外の障害発生中。

病院につきました。
外来の病棟に行くと、ガラス張りの建物でなんだか新しい印象。すごくきれいです。

ガラス張り+コンクリ打ちっぱなしのオシャレな建物。きれいだー。
ガラス張り+コンクリ打ちっぱなしのオシャレな建物。きれいだー。


中に入ると、なんだかざわざわしているのです。
係りの人がなにか叫んでいますが、よく聞こえない…。
とりあえず初診受付の窓口に行ってみると、「病院全体がシステム障害を起こしている」とのこと。

復旧のめどがまだ立っていなくて、それゆえ電子カルテが使えず、通常より時間がかかります、それでもいいですか? とのこと。

うわーこれは大変…。
と思いましたが、当日は金曜だったので、この日を逃すと数日後になってしまいます。

「何時間くらいかかりそうですかね?」と聞くと、「受診する科によっても違うのでなんともいえないので、各科で聞かないとわからない」、と。

仕方ない、時間はかかると思ってきたので、kindleも持参済みです。
お願いします、と伝えました。

今回の場合紹介状がないので、初診料とは別に「保険外併用療養費」というのが必要になるのを了承します。
費用は8640円(税込)。
事前に調べてわかっていたけども、高い…。

でも不安を拭えるなら安いと思おう。
※科によっては紹介状と予約なしでは受診できない科もあるようです。

<スポンサーリンク>

その後、何科を受けるか聞かれ、「総合診療科」をお願いしたいというと、いったん看護師さんが受診科を判断するので、このまま待機となりました。
なるほど、初期ジャッジは受付でするんですね。
比較的すぐに看護師さんが来てくれて、少し症状を話したら、「これは総合診療科ですねー」と受け付けてもらえました。

まずは私の情報を登録するのに、書類を記載してしばらく待ちます。
その間もシステムエラーに関する館内アナウンスが頻繁に流れます。

結局、診察時間になっても電子カルテは使えなくて、ただし過去情報の目視のみ可能、情報は後で入力、予約もアナログで管理、というようなことが流れていました。
こりゃ大変だ…。そして時間もかかりそう。
(スタッフ側だけじゃなくて患者にも丸聞こえの全館放送にするのはどうなのかなー、とも思いましたが…)

開き直って、読みかけの本を読んで時間を過ごすことにしました。

総合受付が終わると、私の診察カードができました。
これをもって各科受付に行くよう指示されました。
そこでおよその時間もわかるかも、とのこと。

きれいな館内はすごくシステマチックにできているようです。
各科受付では本来なら診察カードさえあれば、カードを入れるだけで受付完了のよう。

今回は事務の人に伝えて、さらにここでも看護師さんに病状を伝えます。
事前にお医者さんに伝えてくれるようです。
(待ち時間は一応聞いてみましたが、システムのこともあり、わからない、と言われてしまいました。)

ようやく総合診療科の待合所につきました。

総合診療科の待合所にいたのは4~5人。
そんなににぎわってもいなくて、少しホッとします。
これならそんなに待たないのかな。

あとはひたすら待ちます。
ここでも本来なら最初に受け付けたときの番号ですべてが整然と行われるようなんですが、今回はいちいち看護師さんが呼び出してくれます。
大変ですね…。

30分ほど待ったでしょうか。
私の名前が呼ばれました。
思ったより早いぞ。

いざ診察。ダブル問診で詳細チェック

診察室に入ると、すごく若い女性の先生でした。
研修医の先生なのかな?
やっぱ予約なしだと研修医の先生になっちゃうのかしら。

システムダウンの影響なのでしょう。
診察して聞いた話を、ワードらしきものに打ち込んでいます。
これ、あとから電子カルテにコピペしなおすのかな、大変だな、人的ミス起こしそうだな…。と変なところが気がかり。

さて肝心な問診ですが、非常に丁寧でした。
普通のクリニックの感覚だと、少し話を聞いたら心音聞いておしまい、みたいな感覚があったのです。

主な症状、ここ2~3週間の状況、何日ごろにどういう現象があったか、どのくらいの強さだったか、これまでの自分の病歴、仕事の種類や時間、生活状況、家族・親族の病歴、などなど。

特にこれまでの病状については、当たり前ですが、ものすごーく細かく聞かれました。
ここに来よう、と思ってからは、伝えることを頭で整理して覚えているつもりだったのに、何度も繰り返し聞かれてだんだんわからなくなってきたりする。
「さっきは○○と言ってましたよね?」「え。あ、そうでした」と警察の事情聴取を受けてる気分に若干なった。笑(受けたことはないですが!)

でもこんなに丁寧に話を聞いてもらうのは初めてだ。
さすが総合診療科!

口頭でのやりとりのあと、その場での感覚検査、触覚や聴覚、視力などをチェックされました。
これテレビでみたことあるやつだ…!と内心どきどき。

<スポンサーリンク>

その後、一度しばらく待合室で待たされたあと、さらに別の先生の問診がありました。

なるほど、事前に若先生に診てもらってから、さらにベテラン先生チェックがあるのですね。
「さっき○○とおっしゃってましたがもう一度聞かせてください」という感じで、気になるところを再チェックされました。

感覚検査も再度行ったりして二人の先生視点での問診になるんですね。
正直、これなら安心感もあります。(若い先生は…やっぱり経験値が少なそうなので…)

診てもらった結果、結構いくつもの可能性があるとのこと。
ホルモン系異常の可能性、神経系の可能性、などなど。
一番不安だった脳みそ関係は、とりあえず大丈夫そうです。
あーよかった…。

今は情報が少なくてジャッジができないので、まずは血液検査と尿検査をして、その結果で次の手を考えるということになりました。

その場で次回の予約も取ってくれて、先生の診察は終了。
このころにはシステムも復活して、本来のシステムで院内全体がスムーズになっているようでした。

当日の検査の血液検査と尿検査は別階の検査室で行いましたが、これが銀行のカウンターのようでした。
自分の診察券をチェックさせると、待合所に番号が提示され、どこにいればいいかわかります。

自分の番号が呼ばれると、すでに名前の印刷された検査用紙が置いてあって、名前の確認だけでスムーズに検査に進めるようになっているのです。
さくさくと取った血液は、ベルトコンベアで検査室に送られていきます。

さらに会計。
これもいったん受付の人に見せますが、そのあとは診察券をベースに、ずらっと並んだATMのような機械で支払いをするのです。
ほとんど待ち時間はありません。

金額は、初診料、受診料、検査料、そして「保険外併用療養費」込みで14000円ほど。
うう、わかっていたとはいえ高いなあ…。

しかし、いまどきの病院て、みんなこんな感じなのかな?
システムさえ動いていれば、ものすごいスムーズに進められるような仕組みができてるんですね。
今どきの病院、すごい!!! と一人でいろんなところで興奮しておりました…。

とりあえずその日はなにも解決しませんでしたが、一歩前に進んだ感じ。
結果は来週に持ち越し!

→憧れの「ドクターG」の総合診療受診。謎の体調不良を解明せよ!【結果編】に続く!

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。