【北九州の宿】「Rakuten STAY 小倉駅前」安くて広くてマラソン前泊に最適でした

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こんにちは、つたちこです。
先日参加した北九州マラソンは、前日受付が必須です。
同じ県内ではあるものの、福岡最西端の糸島から前日&当日早朝2往復はキツイので、今回は前泊&後泊の2泊することにしました。

Rakuten STAY 小倉駅前に泊まりました

宿泊先は「Rakuten STAY 小倉駅前」。2022年10月にオープンしたばかりの無人宿泊施設です。
その名の通り、楽天グループが経営しているようです。

予約したときに初めて知った施設でした。そのときにいろいろ調べました。

予約時は開業前で口コミもありませんでした。当日が近づいてから改めて見てみると評価低い声も結構あって、ちょっと不安に。火災報知器がなったときの対応とか。
だれもいないってことは、トラブル時にはたしかに困るなあ。

自分にできる対策として、行く前に送られてきたチェックイン方法などをじっくり読んで、できるだけトラブルのないように備えました。

写真:Rakuten STAY 小倉駅前 外観

到着後、3つの関門をクリアせよ!

部屋に到着するまでに、①施設入口のセキュリティー、②エントランスでチェックイン、最後に③部屋のセキュリティーキーの3つの関門があります。

①施設入り口のセキュリティーは、事前に送られてきたチェックイン方法に記載された暗証番号を打ち込みます。
関係ない人がホテルに入るのを阻止できるので、ちょっと安心。まあ、マンションの鍵付きエントランス程度の効果はあると思います。
(だけど全員が同じ暗証番号だと思うので、知ってる人は入れちゃう? 定期的に変わるのかもしれませんね)

②エントランスのチェックインは、入ってすぐにあるカウンターのタブレットで行います。
これも事前に送られたやり方通りで、と思ったのですが、送られたメールにあった「タブレット用チェックインコード(数字のみ)」と「予約番号(英数まじり)」の2種類あるのがわかりにくかった。

最終的には「タブレット用〜」でチェックインが正解だったのですが、タブレット側には「予約番号を入力してください」とあったのです(たしか)。
なので「予約番号」を入れてしまった。まんまとチェックインできなくて焦りました。

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ですが、タブレットにサポートセンターにつながるボタンがあり、そこを押したらオンラインの映像つきでサポートの人が現れました。声だけじゃなく画面もでるんだ。顔が見えるとちょっと安心感。
状況を知らせると、私がいれた番号が間違っていたことが判明。
その場で、正しい番号(タブレット用チェックインコードと書かれた数字のみのもの)を入れると、チェックインが無事できました。勘違いすみません……でもわかりにくかったのよ。

チェックインが完了すると、タブレットに部屋番号宿泊期間だけ使える部屋の暗証番号が表示されます。
これを写真などにとって保管。
エレベーターで宿泊先の部屋に移動して、③部屋の前にあるキーに先程写真に撮った暗証番号を打ち込みます。

無事開きました!
部屋到着までの3段階のロックを開けていくのは、ちょっとRPG風味でした……。
ちなみに、部屋の暗証番号は施設入り口の暗証番号にも使えるので、宿泊中は1種類の暗証番号だけ覚えておけばOKです。

写真:Rakuten STAY 小倉駅前 タブレット画面
滞在中の一番大事情報。

物理キーは1箇所もありません。部屋の暗証番号を忘れないようにご注意。(私は部屋を出るときは、写真撮ったスマホを必ず持ち歩きました)

無事に入れたものの、特にチェックイン時の「予約番号」「チェックインコード」の表記は統一してほしいな、と思いました。あと、数字しか入れないなら入力キーは数字だけ表示してほしい。
(タブレットを改めてよく見ると、本体脇に「チェックインコードは◯◯の番号です」とシールが貼ってありました。しっかり見落としてたし、本体側を直してほしい……)

部屋がひろい!快適!設備は十分すぎる!

ようやく部屋に来ました。
広い!!!
普通のビジホではありえないほど広いです。
ダブルベッドが2つ、3人がけソファ、ミニキッチンがついて、風呂・トイレ・洗面所があります。
写真では見ていたものの、実際に広くて嬉しくなりました。

写真:Rakuten STAY 小倉駅前 室内
広々!ソファとテーブルもあって食事もしやすくて嬉しい。

これなら部屋で準備運動やストレッチやっても全然問題ない。
レース前の準備なども荷物を広げて悠々とできます。

写真:Rakuten STAY 小倉駅前 ミニキッチン
ミニキッチンは必要最小限だけど、そこそこ色々揃ってます
写真:Rakuten STAY 小倉駅前 ミニキッチンの収納の中
流しの下に調理器具と食器類が一通り揃ってます。

ミニキッチンもついてて、電子レンジと冷蔵庫、湯沸かしポット、小さな流し。ちゃんと洗剤とスポンジもあります。
下の収納にIHクッキングヒーター、フライパン、小さな鍋、包丁や食器・カトラリー類が入っていました。
せまいけど、普通に調理できちゃう。
(調味料などはないので、自分で用意する必要があります)
ピカピカのグラス、と思ったら、プラスチック製でびっくりしました。確かに割れないことが大事かも。

通常マラソンで前泊するときは、前日にコンビニで食べ物を調達して翌朝食べるのですが、おにぎりなどは乾燥してしまって美味しくないことも多いです。
電子レンジがあったとしても、建物・フロアに1台あるかないか。わざわざレンチンしに行くのも面倒。

なので、各部屋が自炊前提になってて電子レンジがあるのは、本当にありがたかったです。
おかげで、レンジで温めるごはんとカップ味噌汁を準備して、朝ホカホカのごはんで準備することができました。
このミニキッチンだけでも、このホテルに泊まってよかった! と思えました。

そして新しい施設なだけあって、置いてあるテレビや家電類、水回りもきれいでした。
お風呂は普通のユニットバスで使い勝手もよかった。湯船にもしっかり浸かりました。
テレビではYoutubeやNETFLIX等も見れるタイプでしたが、アカウントは自前のが必要でした。
そこはホテル側で契約してくれてないんか、とちょっと残念(まあ見るタイミングはほぼないですが)。

写真:Rakuten STAY 小倉駅前 バスルーム
普通のマンションのユニットバスみたいです

もう一つよかったのは、コインランドリーがついていること。
長期滞在する人を想定しているのだと思いますが、1階にコインランドリーが4台くらい用意されていました。

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走った後の、雨&汗だくのウエア類をそのまま詰めて持ち帰るのはつらい。
当日自宅に帰るならもちろんやむを得ませんが、宿泊するならさっぱりしておきたい。

というわけで、会場からホテルに戻って、ウエアを洗濯しました。
小さめのドラム洗濯機、400円で洗濯のみ、洗剤付きでした。(乾燥までするコースもあります)
ただ、両替機がないのと、いくら掛かるのかわからなかったのが困りました。
小銭がなくて、仕方なく玄関にあった飲み物自販機で1000円札を崩して、金額はスイッチを入れてから確認、となりました。これはどうにかしてほしいところ。

30分ほどで洗濯コース終了。
部屋に物干し設備はないので、部屋のハンガーを総動員して干しました。
ウエアは速乾性素材なので、一晩でカラリと乾燥。ついでに部屋の湿度もアップ。

コインランドリーがあるビジホは他にもあると思いますが、これは今後も使うべきだな、と。
湿気がなくなるので荷物も軽くなるし、帰宅後の疲れた体にも楽です。
「もう最低限の洗濯は終わってるし」と思えるのが嬉しい。

良くなかった点:Wi-Fiは脆弱…

唯一? の難点は、Wi-Fiが弱かったこと。
部屋番号で接続可能だったので、各部屋ごとに接続ポイントがあるんですが、普通のネットサーフィンでもたまにぐるぐるしちゃう感じでした。
動画とかは、見てたらイライラしそう。

これは口コミどおりでした。笑

まあ、今回の場合、長時間ネットにつなぐこともなかったので、大きな問題ではなかったです。
でもワーケーションとかに使うなら、Wi-Fi接続のよさは必須ですよね。改善してほしいところです。

あとは他の部屋の音やエレベーターの動作音が結構聞こえました。
泊まった日は同じマラソン参加者が多かったからか、大きな声も夜中の音等も気にならずにぐっすり寝ましたが、大勢でわいわい宿泊するグループと同じフロアになったら、結構音が気になるかもしれません。
(足音とか、ハンガーを掛けたりする音も聞こえました)

写真:Rakuten STAY 小倉駅前 1階ロビー
ロビーのくつろぎスペース。

多少不安でしたが、安くて広くて快適!

常駐スタッフが居ないことが不安でしたが、最初の関門突破さえできたら、全く問題なく快適に過ごせました。

今回の宿泊費、1日あたり1万円ほどです。2名で宿泊しても同じ料金。
1部屋あたりの値段で、定員(今回の部屋の場合4名)までは同じ料金だそうです。
マラソン大会の前日は、他のホテルは2倍以上に料金がはね上がることが多い中、この低価格は最高にありがたかったです。
だから2泊してしまった、という。

終わった後、糸島の自宅まで帰ることももちろん可能です(2019年に出たときは帰宅しました)。
でも2泊すると、会場に持っていく荷物も少なくて済んで、くたくたの体でもホテルに戻ってすぐお風呂に入れて、疲れ切った体で長距離移動することもなく、ビール飲んですぐ眠れる、っていうのが本当に体が楽でした。贅沢だけども。
この値段なら2泊の贅沢してもいいかなあ、と思えたので、来年もでるなら予約したい(値段が上がらないことを祈りつつ)。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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