鹿児島「うなぎの末よし」でうな重&うな丼!大隈の清流で育った地元のうなぎをいただきます

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こんにちは、つたちこです。
鹿児島のおいしいものシリーズ。「うなぎ」です。

鹿児島はうなぎの名産地。
ウナギ養殖生産量が日本一なんだそうです!
スーパーでもよく「鹿児島産うなぎ」を見かけます。

最近ではうなぎの稚魚が取れにくくなり、絶滅の恐れが……なども聞きます。
値段も高騰。
私が一番最近食べたのは、東京を離れる前にごちそうになった麹町「秋本」のうなぎでした。
2年前ですね……。

鹿児島に行くなら、地元でおいしいうなぎが食べられるんじゃなかろうか。

というわけで、リサーチしていってきたのが「うなぎの末よし」
天文館通りのすぐそば、「はいから通り」アーケードの中にありました。
駐車場はお店にないので、近隣のパーキングに停めました。

入口には「地産地消推進店」とありました。
創業80年の老舗だそうです。
大隈半島の清流で育った養殖ウナギを使用しているそうです。

写真:うなぎの末よし 外観
ここが末よし。なんかいろいろにぎやか。

勝手にめちゃくちゃ古びたお店を予想していたのですが、全然そんなこともなく、清潔で広々としたお店でした。
2階席もあります。

写真:うなぎの末よし 外観
お店に入ります!

行った時間が14時前と、ランチタイムを外れてしまったせいか、お店はとても空いていて、1階にも3割ほどのお客さんという感じ。
混雑時には、1階も2階もいっぱいになるみたいです。

写真:うなぎの末よし 内装
中はしっとり和風。
やっぱり大河ドラマポスターがあります。

テーブル席と、小上がり席がありました。
どちらでもどうぞ! と案内されましが、今回はテーブル席に着席。

さっそくメニューを拝見です。
テーブルに置いてあるメニューがこちら。

写真:うなぎの末よし メニュー
潔いラインナップ。

うな重、うな丼、蒲焼。
そして白焼きや肝焼き。
後は飲み物。

シンプル! 基本うなぎのみ!
うなぎやさんとはこうあるべし! という感じです。

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白焼きも気になる。
うな重とうな丼の違いも気になる……。

お値段ですが、東京に比べるとやはり全然手が届きやすい!
土地代や地元のうなぎと来たら、当たり前かもですが。
この値段なら、われわれでもうなぎが食べられます!

検討した結果、うな重とうな丼の竹を、それぞれ頼んでみることにしました(各2080円)。
2つの違いは、うな重はごはんと蒲焼がお重にそれぞれ別にはいっていて、うな丼はごはんの上にあらかじめうなぎが乗ってるタイプだそうです。
楽しみ。

「うなぎ」というからには結構出てくるのに時間がかかるのかな、とのんびり待つ気持ちだったのですが、思ったより早く出てきました。
待ったのは10分くらいでしょうか。

写真:うなぎの末よし うな丼
蓋つきで蒸されて期待高まる。

お店が空いていたのもありますが、最後の焼きだけの状態でスタンバイしているのかもですね。
この規模のうなぎやさんなら当たり前か。

では、いただきます!

写真:うなぎの末よし うな丼(竹)
オープン!うなぎー!

ぱかっと蓋をオープン!

こちらは「うな丼」竹。
白ごはんのうえに薄いタレがかかって、うなぎが3切れ乗っかっています。
お味噌汁と大根の漬物つき。

うわーん、いいにおい……。
さっそくいただきます。

写真:うなぎの末よし うな丼(竹)
蒲焼をアップで。てりてり!

まずはうなぎに箸を入れます。
炭火の香りがしていい匂い。
口に入れると、濃厚な旨みがぶわっと広がります。
ふっくらした身は、まわりがパリッとしてしっかり食べごたえがあります。
脂がのってますが、脂っこすぎることもなくいい塩梅。

タレは、九州南部ということで甘めを想像してましたが、思ったよりさっぱり系です。
薄い色のタレがたっぷりかかったごはんと一緒に食べると、ごはんの甘味も加わり、さらにおいしさアップ。

うまーい!!

もう一つの「うな重」。
こちらは2段構え。

写真:うなぎの末よし うな重(竹)
こちらはうな重(竹)です!

白ごはんはそのままの白さ。
その分、うなぎのタレが濃いめなんだそうです。

実質同じでしょ? と思ったのですが、実際に食べてみると結構印象が違う。
うなぎ自体の味が濃く、でもごはんは白いプレーンな状態なので、とてもさっぱり食べられます。

意外です。
これまで違いを考えたことがなかった!

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これはこれで、結構好きかも……。
同じ組み合わせなのに、あっさり感があるの、とても不思議。

好み次第ですが、うなぎ感がより強いのは丼かな。
タレのかかったごはんはそれだけでおいしいですからね。
「うなぎ食べてます!」の醍醐味があります。

ああでも、このうな重のさっぱり食べられるのもまた捨てがたい。
だから両方あるのか(今気づいた)。

同時に食べることで、その違いに気付けました。なるほどね。

うなぎって、うなぎとごはんしかないのに、なんでこんなに幸せな気持ちになれるのか。
すごいな、うなぎ。

ちなみに、松竹梅の差は、うなぎの蒲焼の枚数です。
松は4枚、竹は3枚、梅は2枚。

ネットで見ると、松のうな丼は、ご飯の間に2枚挟まる「2段重ねうな丼」らしいです。

基本的なおいしさは同じなので、おなか具合とお財布と相談できるのがありがたい。

お味噌汁、漬物までしっかり食べて完食。

ごちそうさまでした。
私はうな丼タイプをメインに食べたのですが、最後の方にごはん全体にたれがしみわたってて、うなぎワールド全開な感じでした。
ちょっとこってり。

おなか一杯で満足度高い!

中途半端な時間に行ったにもかかわらず、お客さんは途切れなく出入りしていました。
さすが人気の老舗です。
開店から終業まで通しで営業してくれているので、時間に融通が利いてありがたいです。
町中にあって予約も不要なので、観光客も行きやすい!

なかなか行けないけど、鹿児島に行ったらまた寄りたいです。

うなぎの末よし
鹿児島市東千石町14-10

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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