水餃子を皮から手作りしてみた。大変だけど楽しくておいしい!

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こんにちは、つたちこです。
スーパーで冷凍の水餃子を買ってきて食べて以来、水餃子のおいしさにはまっています。

今まで餃子といえば「焼き餃子」オンリーだったのですが、水餃子、めっちゃおいしい

私が思う水餃子のいいところ

水餃子のここがいい!

  • 皮が厚めでもちもち
  • 口に入れたときの、皮のつるんとした感触
  • じゅわっとあふれ出る肉汁
  • 茹でるだけで油を使ってないからなんとなくヘルシーなイメージ(実際はどうなんだ?)。

ただ、市販の水餃子は、なぜか焼き餃子よりお値段が高め。
そして種類も少ない。
みんな焼き餃子を買うから?(私もそうでした)

この水餃子をもっともっと味わいたい!
そうだ! 手作りすれば、安くてたくさん食べられるよね!

というわけで、意を決してやってみました。
大変でした。笑

水餃子レシピを探す

水餃子といっても、いろんなレシピがあります。
皮も、市販の餃子の皮を使うものが多い。

いやでも、私は厚めのもちもちの皮の水餃子が食べたいのだー!

市販の皮じゃ、ゆでてもぺろぺろ系になってしまうのでは?
ここはやはり皮から手作りか……!!

いろいろレシピを検討した結果、陳 建太郎氏のレシピを試してみることに決定。

もちもち水ギョーザ 陳 建太郎さん|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう

 

https://www.kyounoryouri.jp/recipe/18408/

ちなみに対抗レシピだったのがこちら。

もっちり水ギョーザ 陳 啓明さん|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう

 

https://www.kyounoryouri.jp/recipe/7935/

陳 啓明さんのレシピは、皮に白玉粉が入るレシピでおいしそうだったのですが、皮も餡も作り方がちょっと複雑。
さらに、できあがりが80個と大量で、半量作るにしても結構大変そう、としり込みしました。

最初からハードル高くしないほうがよいよね……。

まずは比較的シンプルな陳建太郎さんのレシピ(24個分)で、水餃子づくりをやってみます。

水餃子づくりは大変だ

今回作ったレシピはこちらの通りです。

ひさびさに強力粉を買ってきました。

写真:水餃子 皮の材料
皮の材料は薄力粉・強力粉・塩・水。
シンプルである。

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先にお知らせすると、実家住み時代を含め、私は餃子を作ったことがめったにありません。
当然皮を作った記憶もありません。
「初めての皮づくり」です。

皮を作る

※ここから作るのに必死で写真がありません。

粉を量って、ふるってボウルに入れます。塩も一つまみ。

水を少しずつ入れながら混ぜます。
そしてこねる。

「水、少なくね……?」と思いつつ、まぜていきます。
ギリギリ何とかまとまってきたら、それをさらにこねます。

レシピで「なめらかになるまでこねる」とあるので、がんばって体重をかけます。

どこまでいったら「なめらか」扱いになるのか……と思いつつ、適当なところで丸めて、ベンチタイム。
あとで考えるともうちょい練ったほうがよかったのかもしれない。

適当なふきんがなかったので、ペーパータオルを濡らして絞って覆っておきました。

皮生地を休ませてる間に餡を作っていますが、いったん飛ばし。

ベンチタイムの終わった皮をまず2等分にして、半分を棒状にします。
残った半分は、また濡れペーパータオルで包んで乾燥防止。

棒状の生地を12等分にナイフでカットして、まな板の上で打ち粉をまき散らしてから、レッツ皮制作。

うちには延べ棒がないので、以前作ったアップルパイに続き、ラップの芯にラップを巻いて、延べ棒替わりにします。

そして、皮生地を伸ばしていくのですが、これがですね、へた
とても下手です!!

全然丸くならない!
難しい!

テレビなんかだと、あっという間に真ん丸の皮が魔法のようにできますが、超いびつ。
職人さんはマジですごいな……。

あと、少し慣れてきたら、今度は薄くのばしすぎ問題。
餡の規定量に対して、皮が大きすぎ!

うーん、小さすぎても包めなさそうだし、大きすぎると余るし、難しい。
一応直径8cmという基準は書いてあるんですが、そんなうまくできないのですよ!

24個分の皮を作り終えるころには、もう下を向きすぎて首と肩が凝りまくりでした……。
疲労度マックス。
80個レシピにしないでよかった。

餡を作る

餡を作るのは、手間はかかりますが、それほど難しくないです。

白菜をざく切りして塩してから絞る。
ここで反省点としては、レシピに「荒いみじん切り」と書いてあるけど、私のみじん切りが荒すぎました。
もうちょい丁寧にみじん切りすべきでした。
しゃくしゃくしておいしかったんですが、ちょっと白菜の存在感がありすぎた気がします。

豚ひき肉を練って、調味料を入れると、とたんに餃子っぽい匂いになります。

野菜と肉と調味料を全部混ぜたものを、手でなんとなく8等分します。
ここからは、包むときにさらに3等分にして24個にする計画。

皮で餡を包む

この部分はオットが担当。
私が皮を作り、出来たよれよれの皮に餡を包んでいきます。

面倒なので、ひだを寄せるのもしなくていいよ(水餃子なので、立たせる必要ないし)、といったら、非常に楽になったようです。

写真:水餃子  茹でる直前
24個できあがりました!

24個分作るのに、全部で1時間くらいかかってしまったかな……。
不慣れというのもありますが、なんといっても皮! のばすのが難しいよ!

ちゃんとしためん棒があればもっと楽なんだろうか……と途中でうつうつとしてきました。
ともあれ、無事に終わってよかった。

今度こそ100均でめん棒買ってこよう!

茹でる

出来上がった餃子を、早速茹でます。

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皮をのばしすぎて巨大になった水餃子たち。
果たして念願のもちもち感は生まれるのか!?

また、本来スープをかけて食べるレシピですが、今回スープは作りません。
気力がなくなりました。
茹でた水餃子にポン酢でいきます!

沸騰したお湯で、4~5分でゆであがりとのこと。
全部は入りきらず、とりあえず16個茹でました。

写真:水餃子 茹で始め
鍋で餃子が渋滞。

鍋の中がカオスな感じにぎゅうぎゅうです。
もっとたっぷりお湯を沸かせばよかった。

写真:水餃子 ゆであがり
4~5分経つと、つやつやに!みつしり。

ゆであがったら、お皿に盛って、できあがりー!

手作り水餃子を食べる!

出来上がった餃子がこちら!
皮がべろべろしていますが、そこは手作りだから気にしない!

写真:水餃子 完成
できました!手作り水餃子!
彩り地味!

ポン酢をかけて、いただきます。

……。おお?

おいしいじゃないの!!!

さすがプロのレシピです。
味はシンプルかつ過不足のない餃子味。

そして懸念の皮は、ちゃんともちもちしていました!
ちょっと「すいとん」ぽさがありますが、これはこれでいける。

前述しましたが、餡は白菜のシャキシャキ食感がかなり残っています。
ちょっと白菜感強いなーとも思いましたが、これはこれでおいしい。

途中で「絶対合うはず!」と柚子胡椒も登場。
ちょびちょびとつけて食べると、これもまたうまい!

水餃子は、ちょっとうどんに通じるものがありますね。
まあ、「塩と水で練った小麦粉」なので同じ仲間か。

結局残った分も追加で茹でて、オットと2人で、今回作った24個を完食。
ちょっと食べすぎた……。
でもおいしかった……。

次回への反省点

反省点はただ一つ。

  • 皮をのばす大きさをもうちょい小さめにして、餡の量とベストフィットさせること

これにつきます。

反省以外で感想としては、こちら。おおすぎ。

  • 小麦粉をこねるのはやっぱり結構体力がいる
  • 餡と皮の同時進行は大変。餡を先に作っておくとよさそう
  • 作るのは大変だけど、達成感はすごい
  • 一人で作るのは無理がある(今回二人協力体制で、何とかなりました)
  • 打ち粉で台所がカオスになる
  • 広い作業台が欲しい
  • めん棒欲しい
  • 皮にもちもち感はあったけど、「つるん」がもう一声
  • 海老入り餡も絶対合うので食べたい

全部を対応するのは難しいですね。
「つるん」を実装するには、もう一つの気になるレシピの「白玉粉入り」がよさそうな気がします。

どちらにしても、再チャレンジしたいです。
皮からの水餃子作りはとても大変でハードルも高いですが、イベント性・エンタメ性がとても高くて、家の中で非日常感が味わえます。

皮ののばし方のコツを忘れないうちに、もう一度やりたいなあ。

調べたら、めん棒そんなに高くなかった……。
なんかのついでに買っておこう。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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