こんにちは、つたちこです。
スーパーで冷凍の水餃子を買ってきて食べて以来、水餃子のおいしさにはまっています。
今まで餃子といえば「焼き餃子」オンリーだったのですが、水餃子、めっちゃおいしい。
Contents
私が思う水餃子のいいところ
水餃子のここがいい!
- 皮が厚めでもちもち。
- 口に入れたときの、皮のつるんとした感触。
- じゅわっとあふれ出る肉汁。
- 茹でるだけで油を使ってないからなんとなくヘルシーなイメージ(実際はどうなんだ?)。
ただ、市販の水餃子は、なぜか焼き餃子よりお値段が高め。
そして種類も少ない。
みんな焼き餃子を買うから?(私もそうでした)
この水餃子をもっともっと味わいたい!
そうだ! 手作りすれば、安くてたくさん食べられるよね!
というわけで、意を決してやってみました。
大変でした。笑
水餃子レシピを探す
水餃子といっても、いろんなレシピがあります。
皮も、市販の餃子の皮を使うものが多い。
いやでも、私は厚めのもちもちの皮の水餃子が食べたいのだー!
市販の皮じゃ、ゆでてもぺろぺろ系になってしまうのでは?
ここはやはり皮から手作りか……!!
いろいろレシピを検討した結果、陳 建太郎氏のレシピを試してみることに決定。
ちなみに対抗レシピだったのがこちら。
陳 啓明さんのレシピは、皮に白玉粉が入るレシピでおいしそうだったのですが、皮も餡も作り方がちょっと複雑。
さらに、できあがりが80個と大量で、半量作るにしても結構大変そう、としり込みしました。
最初からハードル高くしないほうがよいよね……。
まずは比較的シンプルな陳建太郎さんのレシピ(24個分)で、水餃子づくりをやってみます。
水餃子づくりは大変だ
今回作ったレシピはこちらの通りです。
ひさびさに強力粉を買ってきました。
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先にお知らせすると、実家住み時代を含め、私は餃子を作ったことがめったにありません。
当然皮を作った記憶もありません。
「初めての皮づくり」です。
皮を作る
※ここから作るのに必死で写真がありません。
粉を量って、ふるってボウルに入れます。塩も一つまみ。
水を少しずつ入れながら混ぜます。
そしてこねる。
「水、少なくね……?」と思いつつ、まぜていきます。
ギリギリ何とかまとまってきたら、それをさらにこねます。
レシピで「なめらかになるまでこねる」とあるので、がんばって体重をかけます。
どこまでいったら「なめらか」扱いになるのか……と思いつつ、適当なところで丸めて、ベンチタイム。
あとで考えるともうちょい練ったほうがよかったのかもしれない。
適当なふきんがなかったので、ペーパータオルを濡らして絞って覆っておきました。
皮生地を休ませてる間に餡を作っていますが、いったん飛ばし。
ベンチタイムの終わった皮をまず2等分にして、半分を棒状にします。
残った半分は、また濡れペーパータオルで包んで乾燥防止。
棒状の生地を12等分にナイフでカットして、まな板の上で打ち粉をまき散らしてから、レッツ皮制作。
うちには延べ棒がないので、以前作ったアップルパイに続き、ラップの芯にラップを巻いて、延べ棒替わりにします。
そして、皮生地を伸ばしていくのですが、これがですね、へた。
とても下手です!!
全然丸くならない!
難しい!
テレビなんかだと、あっという間に真ん丸の皮が魔法のようにできますが、超いびつ。
職人さんはマジですごいな……。
あと、少し慣れてきたら、今度は薄くのばしすぎ問題。
餡の規定量に対して、皮が大きすぎ!
うーん、小さすぎても包めなさそうだし、大きすぎると余るし、難しい。
一応直径8cmという基準は書いてあるんですが、そんなうまくできないのですよ!
24個分の皮を作り終えるころには、もう下を向きすぎて首と肩が凝りまくりでした……。
疲労度マックス。
80個レシピにしないでよかった。
餡を作る
餡を作るのは、手間はかかりますが、それほど難しくないです。
白菜をざく切りして塩してから絞る。
ここで反省点としては、レシピに「荒いみじん切り」と書いてあるけど、私のみじん切りが荒すぎました。
もうちょい丁寧にみじん切りすべきでした。
しゃくしゃくしておいしかったんですが、ちょっと白菜の存在感がありすぎた気がします。
豚ひき肉を練って、調味料を入れると、とたんに餃子っぽい匂いになります。
野菜と肉と調味料を全部混ぜたものを、手でなんとなく8等分します。
ここからは、包むときにさらに3等分にして24個にする計画。
皮で餡を包む
この部分はオットが担当。
私が皮を作り、出来たよれよれの皮に餡を包んでいきます。
面倒なので、ひだを寄せるのもしなくていいよ(水餃子なので、立たせる必要ないし)、といったら、非常に楽になったようです。
24個分作るのに、全部で1時間くらいかかってしまったかな……。
不慣れというのもありますが、なんといっても皮! のばすのが難しいよ!
ちゃんとしためん棒があればもっと楽なんだろうか……と途中でうつうつとしてきました。
ともあれ、無事に終わってよかった。
今度こそ100均でめん棒買ってこよう!
茹でる
出来上がった餃子を、早速茹でます。
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皮をのばしすぎて巨大になった水餃子たち。
果たして念願のもちもち感は生まれるのか!?
また、本来スープをかけて食べるレシピですが、今回スープは作りません。
気力がなくなりました。
茹でた水餃子にポン酢でいきます!
沸騰したお湯で、4~5分でゆであがりとのこと。
全部は入りきらず、とりあえず16個茹でました。
鍋の中がカオスな感じにぎゅうぎゅうです。
もっとたっぷりお湯を沸かせばよかった。
ゆであがったら、お皿に盛って、できあがりー!
手作り水餃子を食べる!
出来上がった餃子がこちら!
皮がべろべろしていますが、そこは手作りだから気にしない!
ポン酢をかけて、いただきます。
……。おお?
おいしいじゃないの!!!
さすがプロのレシピです。
味はシンプルかつ過不足のない餃子味。
そして懸念の皮は、ちゃんともちもちしていました!
ちょっと「すいとん」ぽさがありますが、これはこれでいける。
前述しましたが、餡は白菜のシャキシャキ食感がかなり残っています。
ちょっと白菜感強いなーとも思いましたが、これはこれでおいしい。
途中で「絶対合うはず!」と柚子胡椒も登場。
ちょびちょびとつけて食べると、これもまたうまい!
水餃子は、ちょっとうどんに通じるものがありますね。
まあ、「塩と水で練った小麦粉」なので同じ仲間か。
結局残った分も追加で茹でて、オットと2人で、今回作った24個を完食。
ちょっと食べすぎた……。
でもおいしかった……。
次回への反省点
反省点はただ一つ。
- 皮をのばす大きさをもうちょい小さめにして、餡の量とベストフィットさせること
これにつきます。
反省以外で感想としては、こちら。おおすぎ。
- 小麦粉をこねるのはやっぱり結構体力がいる
- 餡と皮の同時進行は大変。餡を先に作っておくとよさそう
- 作るのは大変だけど、達成感はすごい
- 一人で作るのは無理がある(今回二人協力体制で、何とかなりました)
- 打ち粉で台所がカオスになる
- 広い作業台が欲しい
- めん棒欲しい
- 皮にもちもち感はあったけど、「つるん」がもう一声
- 海老入り餡も絶対合うので食べたい
全部を対応するのは難しいですね。
「つるん」を実装するには、もう一つの気になるレシピの「白玉粉入り」がよさそうな気がします。
どちらにしても、再チャレンジしたいです。
皮からの水餃子作りはとても大変でハードルも高いですが、イベント性・エンタメ性がとても高くて、家の中で非日常感が味わえます。
皮ののばし方のコツを忘れないうちに、もう一度やりたいなあ。
調べたら、めん棒そんなに高くなかった……。
なんかのついでに買っておこう。