こんにちは、つたちこです。
糸島ランチ開発、今回は山のうどん屋さんです。
「ひなたうどん」に行ってきました。
もともとお店の存在を知ったのは「ひなたうどん”2号店”」。
こちらは筑前前原駅近くにあるお店です。
2号店があるなら、1号店はどこに? と思って調べたら、それほど遠くないではないですか。
じゃあそっちに! というわけで、足を延ばしました。
ひなたうどんは峠道のオアシスなのかも?
ひなたうどんがあるのは、糸島市と福岡市との境がある、日向峠。
糸島方面からだと、JR周船寺駅そばの道路をひたすら南の山に向かいます。
(おいしいうどん屋さんあじ豊の横を通る道です)
しばらく行った先で左折し、さらに1kmほど進んだところにある小さなお店が「ひなたうどん」。
峠道とはいえ、思ったより交通量のある道沿いに、ぽつんとありました、
ひなたうどんは創業37年とのこと。
表の看板に年季を感じます。
お店の前に、車が2台ほど停められるスペースがあります。
ここに車を停めて、さっそく中に。
暖簾をくぐると、中はそれほど広くありません。
厨房を囲むように、ぐるりと半円状の分厚いカウンターがあります。
テーブル席はなし。
カウンターの中では、店主の女性が迎えてくれました。
先客はおひとりで、どうやらお知り合いのよう。
にこにこと話をしていました。
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さっそく席に座り、壁にずらりと貼られたメニューを拝見。
一押しは「野菜天うどん」みたいです。
そのほか、肉うどん、丸天うどん、ワカメやあおさの入った海藻系など。
色々気になる! けど、一押しの野菜天うどんをいただくことにします。
500円。
……500円!?
やすい!
どんな感じのが出てくるかなあ、と思いつつ、お店の様子を見ながら待ちます。
カウンターには、「替え玉100円」とも書いてありました。
うどんでも替え玉文化あるんですね……!(ここだけ?)
今日はうどん! と思ったのでスルーしてしまいましたが、カウンターにはおでんがくつくつと煮えていて、味ごはんおにぎりも置かれています。
いい匂いがする。
どちらも気になる存在。
そしてカウンターの中は広くないですが、非常に効率的でちょっとしたコックピットのよう。
作業に最適化されているコンパクトさですね。
うどんをゆでながらどんぶりを温め、うどんがゆであがると、別に揚げてあった天ぷらをのせ、熱々のつゆをざばりとかけます。
大胆。
カウンター越しに、どんぶりを渡してもらいました。
では、いただきます!
まず目を引くのは、野菜天の多さです。
かき揚げではなく、いろんな野菜を一つずつ天ぷらにしてあって、それがたっぷりのっているのです。
あまりに多くて、「これは覚えきれない!」と、思わず食べながらメモしてしまった。
大根、にんじん、しいたけ、ブロッコリー、春菊、れんこん、じゃがいも、かぼちゃ、玉ねぎ。
全部で9種類!!
どんぶりに所せましと並んでます。
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先ほど「天ぷらをのせてから、つゆをかける」と書いたのですが、天ぷらは注文後に揚げるのではなく、すでに揚がっていたものがのっていました。
でも熱々のつゆをたっぷりかけた時点で、揚げたてとかあまり関係ない感じになります。
ツユをすって、ぷわぷわになった衣と一緒に野菜を食べると、しっかりつゆの味がからんでおいしい!
私は「最初サクサク、その後しみしみ」を楽しみたい派ではありますが、これはこれでありですわ……。
うどんは、少し細めで、とてもやわらかい博多うどん系です。
つゆはちょっと味が濃いめ、出汁も濃厚。
やわらかなうどんが、熱いつゆによく絡みます。
うどんの量はそれほど大盛りではないのですが、あまりにも何種類も野菜天があるせいか、食べても食べてもなかなかなくならない。
あったかくておいしくて、食べ終わるころには、汗が!
満足度高い。
おいしくて、つゆもあらかた飲み干してしまった……。
そしてお会計では間違いなく「500円」をお支払いしました。
このおいしさとボリューム感で、安すぎでは……!!
ごちそうさまでした。
お店の方は、決しておしゃべりではないのですが、やさしい気遣いとともに必要な時に声をかけてくれて、うれしくなりました。
これは癖になるお店です。
また行きたい。
そしていろいろあるメニューを制覇したい。
筑前前原にある「2号店」が同じメニュー・値段かはわからないのですが、こちらも今度行ってみたいです。
ひなたうどん
福岡県糸島市高祖283
https://tabelog.com/fukuoka/A4009/A400901/40035258/