汗かき女性ジョガーに伝えたい! ドライレイヤーで汗冷えがものすごく楽になるよ!

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こんにちは、つたちこです。
ジョギング時の不快感は、少しでも減らしたいものです。
これからの季節、走った後に足を止めると、すぐに「汗冷え」してしまいがちです。

私がいくつか試した中で、汗冷え対策におすすめしたいのが「ドライレイヤー」を使うことです。

ジョギングは秋冬本番のスポーツ。だからこそドライレイヤーを使うべし

ジョギングはお金がかからないほうの趣味だとは思いますが、快適に走るためにツールを使うことは結構大事です。

秋冬は、自分の汗がスポーツブラやウエアをしっとりさせ、足を止めたとたんに体を冷やします。
つらい……。
寒い時期には特に「なんとかしたい!」ことの一つではないでしょうか。

ジョギングを始めて8年目、毎年「寒いのをなんとかしたい!」と、いくつか試してきました。

汗かきの私にとっては、「下着」が重要ポイント。
下着といってもブラやパンツではなく、一番下に着る「ドライレイヤー」のことです。
これがあるとないとで、快適さがかなり変わるのです!

「ドライレイヤー」は、汗を身体から急速に吸い取り、上のレイヤーに発散させてくれる機能を持つ下着。
「肌から濡れを放す」ことが役割です。
肌から汗を吸い取り、1つ上のレイヤー(ウエアなど)に移動させる機能を持ちます。

元は登山者メインに開発された商品のようです。

ですがこれが、ジョギングにもとても有効!
実際に2種類のドライレイヤーを使って、汗冷えを軽減させることができています。

自分の汗を吸い込んだスポーツブラで、上半身が冷え冷えに…

走っていると、上半身を流れる汗がスポーツブラとウエアに全部吸い取られます。
走っている最中は汗だくでも大きな問題はないのですが、ちょっとでも体が止まると、汗が冷えて、急激に体を冷やします。

ウエアは速乾性のものが多いので、割とすぐに乾いてしまうのですが、問題はスポーツブラ

私はCW-Xのスポーツブラを愛用しています。
スポーツブラはめちゃくちゃ大事なアイテム。
胸を支えている「クーパー靭帯」を保護するためにも、女性には絶対必要です。

でも「しっかり保護」するために、厚手の生地を何重にも使って作られているので、とにかく乾きが悪い。
汗を吸い込んだスポーツブラは、ずっと湿った不快感が続くのです。
(男性ランナーにはこれがないので、そこはものすごーくうらやましい……)

真夏は気温が高いので、湿ったスポーツブラは不快ながらもそれほど大きな問題ではないです。

ですが、気温が下がってくると、この「湿って冷えたスポーツブラ」が、体に張り付いてどんどん体温を奪います。
身体を芯から冷やしてしまう感じで、とてもつらい。

練習時に信号機でとまるだけでも、冬だとすぐ冷えてしまいます。
レース中でも、走り切れずに途中で脚が止まってしまうこともありますよね。

冷たい気温の中、湿ったスポーツブラでどんどん体温をとられてしまうのは、結構危険。
それだけで体力を奪われてしまいます。

かといって、走っている時にあったかい上着をすぐに着ることも出来ません。

そんな不快感や危険性を軽減するのに、とても重要なのがドライレイヤーなのです。

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私も真夏はスポーツブラとウエアだけで走っていましたが、9月に入るとそれではいられず、再びドライレイヤーをつけて走るようになりました。
やはり快適さが全然違います。

ドライレイヤーは「一番下」に着るのが正解

肌から汗を引き離す役割のドライレイヤー。
肌に一番近い位置に着る必要があります。

つまり、裸のすぐ上。
スポーツブラは、ドライレイヤーの上につけます。
スポーツブラを一番最初に着てしまうと、ドライレイヤーの汗冷え防止効果が使えません。

①ドライレイヤー > ②スポーツブラ > ③ウエア の順です。

普段の服を着る感覚からすると、

①ブラ > ②下着(キャミソールとか)> ③服

が普通だと思いますが、ドライレイヤーは、一番下に!!
ここが一番重要です。
違和感を感じるかもしれませんが、効果を第一優先しましょう。

2種類のドライレイヤーを着比べてみました

以前、「MILLET(ミレー)ドライナミック メッシュ(DRYNAMIC MESH)」を買って使用していました。
そして今回新たに、別メーカーの「ファイントラック(finetrack)スキンメッシュ」を買ってみました。

比較して紹介します。

先にお伝えすると、個人的な経験上の今のおすすめは、ファイントラック スキンメッシュです。

MILLET(ミレー)ドライナミック メッシュ(DRYNAMIC MESH)

1枚目に買ったのは「MILLET(ミレー)ドライナミック メッシュ(DRYNAMIC MESH)」。
以前購入時にレビューを書いています。

メッシュは粗目で、使用している素材はふわっとした厚みがあります。
伸縮性が大きく、小さめに見えてもしっかり伸びて、体にぴったりと沿います。
粗目のメッシュとあいまって、ちょっと鎖帷子みたいです。

メッシュは粗目でスポンジみたいにふんわりしてます。
肌にのせるとこんな感じ。伸縮性抜群です。

しばらく着て脱いだ後には、網目の跡がうすく肌につきます。
網タイツ履いたあとの足を想像してもらえると近いかも。

網目に厚みがあるので、真夏にはちょっと暑苦しい感じがして着られませんでした。
見た目はスケスケなんですが、これを着ると空気の層ができるように感じます。

逆に、その空気の層のおかげで、秋冬はおなかを冷えから保護してくれる印象。

女性用のは、胸の部分にブラカップが付いています。
ただし簡易的なものなので、スポーツブラのような胸の上下運動を制御するものではありません。
ユニクロの「ブラトップ」みたいな感じです。

「ドライナミック メッシュ」を着た上からスポーツブラをすると、胸の部分がブラ的なもので2重に覆われてしまうのでした。
これがちょっとうっとおしい。

更に、前面のブラ部分はメッシュ状ではないので、期待している速乾性があまりありません。
速乾性があまりない+スポーツブラを重ねる状態になるので、走った後の胸の部分の快適さは、正直あまりよくありません……。

背中やおなかについては、さらっとしているので、そちらは全く問題ないのですが。

あと、個人的な問題かもしれませんが、もともとついているブラカップで、肌が擦れてしまうことが何度かありました。
胸の付け根の部分の皮膚が赤くなり、ちょっとひりひりする。

擦れるときと、大丈夫なときがあるので、私の走り方の問題なのかも。

なので、ダイナミックメッシュをジョギング用に使うのであれば、男性用(ブラ部分がない)を買ってスポーツブラを重ねて使うのが、私のような汗かきジョギングの人には正解かもしれません。

ファイントラック(finetrack)スキンメッシュ

続いて、先日新たに買った「ファイントラック(finetrack)スキンメッシュ」。

「ミレーのドライナミック メッシュ」と違い、生地に使用している糸は細く繊細な感じ。
さわり心地はサラリとしていますが、うっすいレースの下着、みたいな感触です。
一瞬頼りないかな? と思ってしまいました。

布はこんな感じ。メッシュという名称ですが、かなり細かい目です。
※わかりやすくするために明るく写真を撮っています。
肌にのせるとこんな感じ。手がドットから透けて見えますが、細かいです。

着てみると、「ドライナミックメッシュ」の身体にぴったり沿う感じに比べると、さらりとふんわり着られる感じ。
普通の下着なら問題ないですが、ドライレイヤーとしてはどうなの? と走る前はちょっと不安になるレベル。
ぴったりしていたほうが、汗を吸いそうじゃないですか?

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ですが!
これがとても優秀なドライ加減でした。

全面が同じ生地でできているので、懸念の胸部分は、スキンメッシュ+スポーツブラ、となります。

いつものように走った後、もちろん大汗をかいているのですが、わりとすぐに不快感が消えます。
胸が冷えにくいのです。

私はいつも走った後、15分ほど歩いて家に帰り、即シャワーを浴びます。

脱いだ時に気づくのですが、スポーツブラはこれまで同様しっかり汗を吸って重くなるほど湿っているのです。
ですが、「ファイントラック スキンメッシュ」は、表は少し冷たく感じるものの、肌のほうはそこまでではなく。

ものすごく、濡れたものを肌から遠ざける効果が強い! というのを実感します。
何度も着ていますが、いつもさらりと冷えから守ってくれます。

柔らかい生地なので、今のところ肌が擦れたこともありません。

一見頼りなさそうな見た目でしたが、全然そんなことない!
しっかりガードしつつドライレイヤーの役割をまっとう。
すごい1枚でした。

※ファイントラックスキンメッシュにも、「ブラタンクトップ」というカップが付いたタイプもあります。
 スポーツブラを重ねる前提の場合、カップなしのほうがよいと思います。

個人的なお勧めは「ファイントラック スキンメッシュ」。ただしジョギング以外なら「ドライナミック メッシュ」もいい!

汗冷えが気になり、かつ、しっかりとしたスポーツブラをしなければならない私の場合、「ファイントラック スキンメッシュ」は本当に素晴らしいドライレイヤーだと感じました。
一番つらいと思っていた胸部分の冷えを、大幅に軽減してくれます。

「ドライナミック メッシュ」もドライレイヤーとしては優秀だと思うのですが、「スポーツブラを重ねる」のはそもそも前提にしていない作りですよね(カップが付いている時点で)。

そもそもこの「ドライレイヤー」なんですが、登山する人をメインユーザーに想定していると思います。
激しい上下運動のない登山であれば、スポーツブラを使わずにブラカップ付きの「ドライナミック メッシュ」1枚ですっきりと着られるし、胸の汗問題もそれほど気にならないのかもしれません。

あるいは、先にも書きましたが、ブラカップのついていない男性用の「ドライナミック メッシュ」を買い、スポーツブラを重ねて使う、というのがよいかもしれません。

2枚とも、「下着」として考えると結構高いお買い物。

でも汗冷えの不快感が激減するので、あるとないとでは走っている時、そして足を止めた時の快適さが全然違います。
これから気温が低くなるシーズンに1枚あると、本当に便利です。

洗えばすぐに乾くので、1枚あれば、毎日洗っても次の日の練習に問題なく使えます。

もし汗冷えでお悩みの方がいたら、ぜひドライレイヤーを使ってみてほしい!
本当に、快適さが全然かわりますよ!

男性用はこちらです。

【追記】
その後、ドライナミックメッシュを改造して、快適になりました!

ジョギングにスポーツブラ、超大事です。

ドライナミックメッシュを買った時のレビューはこちら。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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