世界が認めた絶景と噂の「河内藤園」に行ってきた。噂は本当だった!

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こんにちは、つたちこです。
福岡に移り住んだら行きたかった場所が何か所もありますが、その中でも特に期間(時期)限定されているスポットは、タイミングを外すと1年待たなければなりません。

そのうちの一つが北九州の八幡にある「河内藤園」。

「実在する世界の美しい場所10」、アメリカCNN「日本の最も美しい場所31選」に選出されたそうで、海外から人気の火が付いた逆輸入スポットともいえる場所。

http://travel.feedbox.info/10-beautiful-places-in-the-world-that-actually-exist/

http://edition.cnn.com/travel/gallery/most-beautiful-japan/index.html

 

藤の花って、あっという間に盛りを過ぎてしまうのですよね……。
(前に東京亀戸天神の藤棚を見にいったら、すでに終わってた悲しい思い出)

なので、この河内藤園は、絶対タイミングを見計らっていく! と心に決めておりました。
こういう時こそフリーランスの奥義(?)「平日観光地探訪」を炸裂するのだ。

河内藤園に行く前にコンビニでチケットを買う

河内藤園は前述のように、世界から注目される人気スポット。
それゆえ、一時は花の時期に大渋滞を起こしていたのだそうです。
※実際に行って分かったのですが、藤園までの道は細い山道で、車がすれ違うのがやっとといった感じの道のりです。

なので、現在は事前チケット購入が必須になりました。
コンビニ(セブンイレブンかファミマ)のチケットポートで、1人500円の日時指定チケットを買っていきます。
ジブリ美術館並みですね!

数日前にチェックしたところ、土日でも当日のチケットを売っているのを確認。
仕事の入り具合と天気予報、藤の開花情報などをチェックして、実際にコンビニで事前チケットを買ったのは、行く当日の到着30分前でした。それでも買えました。
ただ、土日やゴールデンウイークは来場者数が桁違いな気がするので、早めのチケットゲットがおすすめかも。

河内藤園に行ってきました

行った当日は、天気予報では「午後から晴れ」となっていたのに、昼過ぎまでどんよりした天気。
細い山道をくねくねと上がった先にあった駐車場に着くころには、小雨が降ってました。

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まあ雨なら雨で人も少ないかも……と思ったら、受付前にはしっかり人が並んでました。
さすがの人気スポット。

この日(4月25日)は入園料が1500円でした(見ごろの最高金額です)。
なので、入場時に差額の1000円を現金で支払います。

 

入口をくぐった途端に、藤のトンネルの中に入ります。
ウワー、これがあの有名な写真のやつですか!
かまぼこ状の藤棚に、いろんな種類、いろんな色の藤が連なり、多様な紫、白、ピンクの見事なグラデーション!
満開ではないものの、本当にきれいです!!!

河内藤園のトンネル
これがあの!有名な風景です。グラデーションに連なる藤が圧巻。

 

人は多いものの、歩けないほどではなく、タイミングを見計らえば、人の少ない写真を撮ることも可能でした。(さすがに誰もいない風景は無理でした)
海外のお客さんはアジア圏の方が多かったです。

それにしても、藤の香りが本当に強かった。
藤の花の香りをいままで意識したことなかったですが、こんなに香るものなんですね。
藤の花の色と香りで全身包まれる感じ。これはすごい。

河内藤園のトンネル
どこまでも、美しい藤が続いているのです。

 

更にトンネルを抜けると、ドーム状の藤棚が2か所ありました。
雪の家、イグルーみたいな感じで、1か所だけ入口があるのです。
中に入ると、鳥かごの中みたい。
とても素敵なんですが、写真に撮ると逆光で、全然よさが伝わらない。うーん、上手な写真が撮れるようになりたい。

 

さらに、大藤棚と呼ばれる一面の藤棚が広がる場所があります。
これがまた、本当に一面の藤棚。
長く垂れさがる藤の花がシャワーみたい。

河内藤園の大藤棚
一面の天井から垂れ下がる藤の花。

河内藤園の大藤棚
遠くがかすんでしまうくらい広い。すごい。

 

あと、藤の花はもちろんきれいなんですが、藤の木。これがまたとてもかっこいい。
藤の幹って、なぜかこうぐるっとねじれるんですよね。
藤園にあるのは、おそらくかなりの年代ものの太い藤の木ばかりなんですが、このねじれ具合、たまりません。
濡れて黒々とした幹と、藤の鮮やかな紫とのコントラストもきれい。

河内藤園の藤の根本
太くねじれた幹がかっこいい。

 

これは、ほんとうに絶景だ。
素晴らしい景色でした。

 

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他にも、藤のトンネルは合計3か所もあって、グラデーションの中をくぐる体験を何度もできます。
あと藤以外にも、黄色いモッコウバラや白いオオデマリなども満開でした。うつくしい。

河内藤園のモッコウバラ
満開のモッコウバラ。
河内藤園に咲くオオデマリ
白くて丸いオオデマリもきれいでした。

 

この河内藤園は秋の紅葉も有名らしいのですが、この時期は新緑のモミジが見られて、こちらもまた美しかったです。

河内藤園のモミジの若葉
しっとりとしたモミジ。秋もきれいでしょうね!

 

晴れてなくて光が少なくて残念……と思っていましたが、しっとりと濡れた感じの花もまたいい感じでした。
ただし、足元は板が敷いてある所と敷いてないところがあり、敷いてないところは水で土が柔らかくなってたので、ヒールの靴だと悲劇を生みそう。
勾配も結構キツイので、スニーカーがおすすめです。

世界が認める絶景は本当に美しかった

雨だったこともあり、写真で見ていた光輝くような感じではなかったのですが、それでも十分美しい藤の花たちを堪能できました。

河内藤園のトンネル

私たちが行ったときには、つぼみの花もまだありましたが、一方すでに茶色く枯れ始めている種類もありました。
係のおじさんが「あと1週間くらいが盛りかねえ」とどなたかに伝えているのが聞こえたので、たぶん今週末~4月いっぱいくらいが盛りなのではないでしょうか。
ゴールデンウイーク後半だと、もうちょっと遅めかも。

お近くの方はぜひ、日程調整して早めに行ってみてください!
遠い人も、この花の景色は一見の価値ありです。機会を作ってぜひ!

次は、晴れたときに行ってみたいなあ。

 

河内藤園
福岡県北九州市八幡東区河内2-2-48

https://kawachi-fujien.com/

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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