どんな所に住むか、きちんとすり合わせておくと後々安心:糸島移住(11)

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こんにちは、つたちこです。
前回の続きです。

 

さて、仕事のことはひと段落。
またしても移住の話に戻ります。

どんな所に住むか、という点についても、いろいろすり合わせが必要でした。
「移住する」という点では一致していたものの、細かい点で微妙にオットと私の認識や意見がずれているところがあったのです。

次に住む家のイメージすり合わせ

東京にいる以上、直接物件を観に行くわけにもいきません。
そんな中でやっていたのは、福岡市西部や糸島市の賃貸物件情報探し。
もちろんすぐに借りれるわけではないのですが、定期的に見ることで、相場観や物件の出方、出やすい場所などをシミュレーション。

こんな物件があったよー、このへんよさそう、とか、これはないわ、とか、借りたい物件の情報共有をしていました。

そこで判明したのが、2人の探す物件イメージの微妙なずれ
特に、家賃については、オットと私で意見の相違がありました。

私は、収入が不安定である以上、固定費はできるだけ抑えたいので、多少古い&不便でも家賃はできる限り削る方向でいくべき派。

オットは、とはいえフリーランスになる=ずっと家で仕事するってこと。仕事場所でもある以上、つらい気持ちで生活したくないので、一定金額出すべき派。

ここがずれてると、根本の部分なので、探す対象もかみ合いません。
何度かすり合わせをした結果、もし厳しくなったら引っ越しもできるしね、ということで、基本オットの考えで行くことになりました。

 

……と書くと、「一定金額出す」って結構高い予算? と思われるかもしれませんが、家賃の上限条件は7万円前後で考えていました。
ちなみに、間取りは2LDK~3LDK想定です(仕事部屋を作りたかったので)。

 

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私が東京で初めて一人暮らしをしたときのアパートが、JR中央線 阿佐ヶ谷駅徒歩5分、6畳1Kで7.5万円でしたよ……。

HOMESやSUUMOを検索するたびに、うはあ、とうなっていました……。

安すぎる……。
何なのこの家賃相場……!!!
ていうか、東京だけがおかしいのか?!

この、「まだ借りないけど物件を定期的にチェックする」というのは、相場観を養えたというのもありますが、ずっと残ってる物件などもわかったりして、地味に以後の役に立ちました。

もう買っちゃう!? って、いやいやいやいや

そして、うっかり見てしまったのが売買情報。

中古一軒家1000万以下(土地付き)とかが、あるわけですよ。
(さすがに新築はもうちょい高い。とはいえ東京とは比べ物にならない)

まじか!?
いっそ買っちゃう? 買っちゃえば家賃もいらないし!!! 老後も安心!!!

……なんて一瞬でも思ってしまいました。
いや、ほんとにノリで、いいのがあったら買う! くらいな勢いだった時期も一瞬だけありました。

が、それはすぐに目が覚めまして。

そもそも初めての土地でどんなところかもよくわかってないのに、家を買うとか乱暴すぎる。
福岡に永住するかもわからない。もしかしたらすぐ東京に帰りたくなるかも。
実際に住んでみて、ほんとにここに腰を据えていきたい、と思った時でも遅くない。
「困ったら売ればいい」というのは、東京感覚。たぶん、売ろうとしてもなかなか売れないからこんなに安い。

……というわけで、家を買う話は白紙に戻りました。
血迷わなくてよかった。笑。

すり合わせ結果の条件

いろいろ認識すり合わせをしたところ、だいぶ条件が固まってきました。

  • 姪浜(めいのはま)駅~筑前前原(ちくぜんまえばる)駅の間(福岡西区、糸島市)
  • 集合住宅で2F以上
  • 駅から徒歩圏内がいいが、時間は15分以上でもいい。ただし、徒歩45分とかは無理(結構そういう物件がある)
  • 広め2LDKか3LDK
  • 仕事部屋が明るい感じだといい
  • ウォシュレット必須
  • 駐車場が敷地内に欲しい(たいていある)
  • 予算は、家賃+駐車場代+諸経費で8万円以下

などなど。
このくらい条件が揃うと、お互いが見つけた物件で「あれ? なんでここ?」ということが減ってきました。

Googleマップのストリートビューで街探索

物件探しでは、物件そのものもですが、周りの環境も気になります。
そんな時にには、Googleマップ。
物件の住所の周りを、ストリートビューでぐるぐる見て回りました。

結構細い道まで撮影されているので、気になる物件の周りを一周してみたり、大通りまでの様子をたどってみたり。
周りが住宅街なのか、店舗があるのか、いやな感じの場所じゃないか、危険そうじゃないか……などをよく見て回りました。

ああ、なんて便利な世の中。
こんなこまい道まで、来てくれてありがとう、Google。

そんなことを繰り返すうちに、車で実際に見て回った時よりも、「普通の住宅街」の雰囲気がつかめてきました。
田舎の住宅街だなあ、と、しみじみ思いました。ストリートビューの空が広い。
そして、我々はそれを求めていくのだ。

物件探しは、新しい生活を夢見るのには欠かせない、悩ましくも楽しい時間でした。

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(続きます)

このころよくお世話になっていたサイト

HOME’S賃貸

http://www.homes.co.jp/chintai/

SUUMO

http://suumo.jp/

言わずと知れた大手の物件検索サイト。
微妙に出てくる物件が違うので、両方チェック。
条件登録すると新着情報をメール連絡くれるのが便利です。
(私はHOME’Sのほうが使い勝手が好きでした)

糸島生活

https://itoshimalife.city.itoshima.lg.jp/
糸島市が運営している移住推進サイト。
「ふれんず」という物件情報へのリンクがあり、結構独自路線の物件が出てくるので、参考にしていました。
ただし、検索はしづらいです。

Googleマップ

https://maps.google.co.jp/
街の素の姿を探索できる「ストリートビュー」がとても便利。
知ってる方には今更ですが、念のため……。(下記の操作はPCの場合です)

観たい場所を開いて、右下の黄色い人をクリックしたまま、青い道の上に移動させます。

右下の「黄色い人」のぶらさげられた感。

観たい道の上に移動させ、マウスから指を放します。

ぽいっと、手を放す感じで。

落とされた場所の写真が表示されます。移動も可能です。

前後移動や上のほうを見上げたりも可能です。

地図に戻したい時は、左上の「←」をクリックすると、元の表示(地図)に戻りますよ。

 

続きはこちら

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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