先日作ったリンゴのキャラメル煮。
翌日の朝食に、トーストにのせて食べたりもしましたが、まだ余っています。
よし、おやつでも作るか!
個人的に「アップルパイ」大好きで、この苦みのあるキャラメル煮のパイなんて、ちょっと素敵。
……と思ったんですが、冷凍パイシート使ったとしても、いろいろ手間がかかるよね…。と尻込み気味。
(料理したいって言うくせに…)
あと、甘いものを大量に作ってしまうと、二人暮らしの我が家では結構大変なことになります。
いかに簡単、かつ少量のアップルパイを作るか
そこで少し考えました。
パイ生地 = 小麦粉とバターを層にしたもの。
それに似たものを考えればいいんじゃね?
というわけでひらめきました。
春巻きです。
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小麦粉を薄く伸ばした状態である春巻きの皮で、リンゴ煮を巻いて、バターで焼けばいいのだ!
(揚げるのは大変なのと、バターのほうがお菓子っぽくなると思うので…)
簡単手軽なアップルパイもどきを作る
既に中身はできているので、春巻きの皮を調達してきました。
普通の春巻きと同様、餡の代わりにリンゴ煮を包みます。
今回は、キャラメル煮と、そのあとに作った普通のリンゴジャム(砂糖煮)の2パターン作ってみます。
材料:
春巻きの皮(4枚)
小麦粉と水(各小さじ1ずつくらい混ぜてのりにする)
キャラメル煮とリンゴジャム適量
バター(10gくらい?)
作り方:
中身のリンゴ煮の水分をできるだけ切ってから春巻きの皮にのせます。
包んだら、小麦粉と水を溶いたのりで止めます。
大きなほうがキャラメル煮、小さいほうがジャムです。
どっちも黒い砂糖で煮たせいで黒々としている…。
巻いたらすぐに焼きます。(皮が水分でしとってしまうので)
春巻きが入るサイズのフライパンにバターを少し多めに入れて溶かします。
バターが溶けたら、春巻きの綴じ目のほうから4つとも投入。
しばらくしてキツネ色になったら、ひっくり返して反対の面もキツネ色になるまで焼きます。
焼き上がる頃には、バターはほとんど皮に吸われてしまっていました。
皮が焼けたら、できあがり!
巻いてから焼き上がりまで10分くらいでしょうか。
あっという間だし、超簡単!!
リンゴ春巻きを試食
早速出来立てを食べてみると、皮はパリパリでサクッとして、中のフィリングはとろっとして、結構いけます。
バターの風味はそれほど強くありません。
春巻きの皮が巻かれたことで層になってるのが、パイっぽさを出しています。
凄くあっさりしたパイ、という感じ。
見た目はどう見ても中華の春巻きですが、味はしっかり洋菓子系。
美味しいじゃないですか。自画自賛。
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キャラメル煮のほうはやっぱり酸味を強く感じます。
ジャムのほうが素直に「スイーツ」という感じ。
バニラアイスとか添えて、ミントの葉っぱでものっけて出したら、たぶんもっと立派なおやつになるんじゃないかしら。
ところで「『春巻きの皮でパイ』とか、これナイスアイデアじゃないの~?」と試しにクックパッドを見てみたら、似たレシピがたくさんありました。
ああ、すでに先人の知恵となっていた技なのですね…。
知らなかった。
ともあれ、春巻きの皮さえあれば、少量のお菓子があっという間に作れる、という点で、おすすめです。
中身はもちろん用意する必要がありますが…。
今後の野望
更にアレンジとしてやってみたい春巻き、もといパイもどきは、
リンゴジャム+クリームチーズ(甘いしょっぱいでおいしそう)
リンゴキャラメル煮+カスタードクリーム(苦みをカバーする甘いクリームってことで)
の組み合わせ。
(でもクリームチーズはともかく、カスタードは作るハードル高い…大量にできても困る…)
煮た果物だけだとアクセントがない、という場合にパイもどき(バター焼き春巻)は、簡単でおいしくてとてもおすすめ!
またやろう!
アップルパイの中身(フィリング)の話はこちら。
https://tsutachi.co/blog/2015/11/ringo-caramel-ni/