もう先週末になってしまいましたが、しまだ大井川マラソンに無事出場しました。
前夜から焼津入りして、体調も悪くなく、ここ数か月の練習も結構頑張ったよね…!と自分では思っていました。
…が、結果は惨敗。
目標としていた5時間切りはもちろん、走って「完走」するのもままならないようなひどい状態になってしまいました。
今回のレース展開
当日はピーカンの天気。
風もあまりなく、気温も高めでした。
走る前から暑いし、これは慌てると危険だな、と思いました。
脱水症状も怖かったので、給水では必ずスポーツドリンクと水を両方もらって飲んだりしていました。
前半、22Kmくらいまでは順調に進めていました。
暑さもあったので、若干抑えめで、でも、ほぼ予定していたタイムどおり6分代後半。
サブ5のペースメーカーと、ほぼ並走する感じで走れていましたし、自分としては体力的にも余裕がある感じでした。
なのに、24km過ぎくらいから、がくん、と足が痛くて動かなくなってしまいました。
膝の上の筋肉が横に割けるような痛みです。
今までこの距離でこんなに痛いのは経験したことないような…。
あまりに痛くて走れなくなり、急ぎ歩きに切り替えました。
歩くことは問題なかったので、早めのペースで歩きました。
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久々に歩き併用作戦に切り替えか…。
と思いつつ、1kmくらい進んだのでまた走ろうとしましたが、まだ痛くて、100mも走ると辛くなる始末。
仕方なく、かなりの距離を歩いたり走ったり、だましだまし、という感じで進みました。
大エイドがある32kmあたりで、そろそろ復活か?と走り出しましたが、まだ辛い。
もう残り全部歩くしかないのか?!と絶望的な気持ちになりました。
こんなに辛いのは、今まで参加した中で初めてかもしれない。
それから、30km手前くらいから、頭の左上に痛みが出ました。
走っている最中に頭痛はめずらしい。
これもどうにもできず、ひどくならないよう祈りながら歩いたり走ったり。
その後も38kmあたりまで、ノロノロと移動。
途中サブ5のペースメーカーとすれ違って、ものすごく悲しい気持ちに。
さっきまで私もあそこにくっついてたのに…!!
どうしてこうなった。
最後の折り返しで『残り約4.5km』(※実際には細かく正確な数字が書いてありましたが覚えていない)という表示を見て、少しやる気が戻りました。
このくらい、行かねば…!
走り出すと、しばらく大人しく歩いていたせいか、膝上の痛みもましになってました。
おー!走れるようになった!
最初のころのようには走れず、さらにのろのろですが、歩くよりは早く進めます。
残り1kmくらいからは、周りの応援に泣きそうになりながら、若干ペースもアップし、無事に走ってゴールできました。
結局、グロスで5:33、ネットで5:27という、タイムでした。
うう。
タイム自体もがっくりですが、それよりも、筋肉の痛みがひどすぎて、途中棄権しようかと何度も思ったくらい辛かった。
中盤という早いタイミングでこんなにひどい痛みになったのは初めてです。
そんな中の収穫は…ささやかに2点あり
今年の夏以降は、長めの距離を走るときに175BPMの音楽に合わせて走ることで、リズムとスピード感を調整する訓練していましたが、前半はそれを活かせたように思います。
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スタート直後は周りの熱気に押されてしまいがちですが、音楽に合わせて足を運ぶことで、周りの人にどんどん抜かれても焦らずに自分のいつものペースで走れました。
実際、レース前半は自分的には計画通りのタイムでした。
そこは間違ってなかったと思う…。
あと、膝や腿が痛いときに、給水でもらった水を腿、膝のタイツにかけることで、気化熱のおかげでしばらく冷たくていい感じでした。
これも今後足が痛いときの対策にいいかもしれません。
今後の練習はどうするか問題
次のレースは11月末の富士山マラソン。
約1か月しかありません。
そんななかで何ができるのかな…。と考えています。
今までの練習がすごく間違っていることはないと思っているのです。
おそらく、暑さからくる脱水症状とかも関係しているのではないかな、と思います。
(水分補給は気を付けてたつもりですが、なにしろ暑すぎたので。途中頭痛が出てきたのも脱水のせいかもしれません)
富士山マラソンはコースは厳しいですが、もっと気温も低いし、きちんと給水していれば脱水になることはない、と思う。
今週はぼろぼろになった体を休める期間としていますが、次の週末からまた練習を再開して、橋を使った坂道練習を中心に筋肉を少しでも鍛えるようにしていこうかなと思っています。
さて、富士山マラソンで多少でも目標に向けて挽回できるかな…。