青島太平洋マラソン2025、無事完走しました

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こんにちは、つたちこです。
12月14日に宮崎県の青島太平洋マラソン、通称アオタイを走ってきました。

無事完走です!

予測よりも走れた(意外すぎる結果)

前日の雨が夜中のうちに止んで、朝から晴れ。でも風が強く気温は低め。
ウェアの上に100均のレインウエアを羽織ってスタートを待ちました。

今回は(も)練習はうまくいかなかったし、たいてい15km走りきれず歩いちゃうし、行けるところまで行けたら、あとは歩いたり走ったりしよう、と最初から諦めムード。
その分、気楽ではありました。ほとんど緊張しなかったです。

スタート後はゆっくり6分半/1kmくらいでしばらく進み、じわじわと6分前後で走りました。

アオタイのコースはほぼ南北に往復するコースなのですが、今年は横風がすごくて、でも「正面じゃなくて横でよかった」と思いながら走ってました。

宮崎神宮の折り返しあたりでは結構元気で、このままハーフくらいまでは走れるといいなあ、などと思いつつ進みます。

今回はお腹が減るのが早くて、ガソリン切れたら最悪だ、と早めに補給食を取りました。
途中のエイドの日向夏の甘酸っぱさ、きゅうりの漬物の酸味と塩味とシャキシャキの歯ごたえ、最高にリフレッシュできました。
飫肥天(おびてん。さつま揚げ的なもの)が出たので1ついただきましたが、「おみやげにどうぞー!」と10枚位入った袋が置いてあって笑いました。お土産持って走れと!?

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ハーフを超え、23kmあたりから長くゆるい坂道のアップダウン。
ここで心折れがちなのですが、ここでも一定ペースが崩れずそんなにきつく感じません。なんでだ??

このあたりで前に4人組の同じTシャツのかたがいて、そのペースが自分のペースとほぼ同じでした。
とても走りやすくて、しばらくの間ペースメーカーになってもらいました。
無心で後をついていけばよいし、コース取りも気にしなくていいし、とても楽で助かりました。途中の給水でバラけてしまって残念。

その後もペースが落ちずに行けて、スタート地点のサンマリンスタジアムが見えてきました。まさかここまで走って来れるとは!

ここからバイパスを降りて細い公園内のルートになるのですが、急にペースが崩れました。33kmの壁なのか。
一気に疲労感がでて6分半から7分前後かかるようになってしまいました。

そして青島神社そばで折り返し。
一気に強い向かい風になって、思わず歩いてしまいました。ああ、ここまでだった。
歩くついでに写真を撮る。

写真:青島太平洋マラソン2025
風に煽られて足がとまるほどの強風向かい風でした

一度歩いてしまうと、走っては歩き、走っては歩き、と繰り返すようになって、なかなか進みません。あとたった3〜4kmなのに!

時計をみると、4時間過ぎたあたり。
あれ、もしかして、がんばれば4時間半切れるのでは……?? と急に色気が出てきました。が、体はついていかず。

結局その後も7分前後で走って、なんとかゴールへ。
タイムは手元で4時間31分でした。おしい。

前回3月のマラソンが5時間超え。
今回もそのくらいかかるかな、5時間切れたらいいな、くらいに思ってたので、まあ、がんばったほうでしょう!

今回もパンダ大活躍

今回、晴れたものの強風で気温低めと、走ってる方はまだしもボランティアさんや路肩で応援してくれるみなさんには大変な環境だったと思います。風を受けてものすごく寒かったでしょう。
ほんとうにありがたかったです。風邪引かなかったらよいのですが。

応援の声、今回もたくさんいただいて、ほんとうに励みになりました。
今年も私はパンダのぬいぐるみを頭に、そして、パンダTシャツで走りました。

写真:パンダ装備のわたし
今回もパンダ装備完了(これはスタート前)

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「パンダかわいい!」
「パンダがのってる!」(主に子供さんからの声多い)
「パンダがんばれ!」

などの声をたくさんかけていただき、めちゃくちゃやる気が出ました。パンダがかわいいだけで私が可愛い訳では無いが、自分への声掛けだと思うと元気がでるのでした。
今年も老若男女に人気のパンダの威を借る私でした。

お礼の言葉や手を降ったり会釈したりもできる限りしました。
応援して反応あると嬉しいのを知ってるからですね!

傀儡の気持ちでゴールを目指す

今回ずっと心がけていたフォームは「自分の骨盤だけを揺らして、足の力で走ろうとしない」ことでした。
骨盤が先にうごき、それに脚が勝手についてくる、というイメージで走ったのですが、これが自動運転みたいな気持ちになれて、脚の負荷が下げられた気がします。

「べらぼう」大好きなので「私は傀儡……」と心のなかでつぶやきつつ、頭の上から糸で吊り下げられるイメージで姿勢を正しながらバランスを取ってみました。

結構いい手法だったような気がします。
後半、一時的に無の境地みたいになれたのもよかった。普段からこうなれればなあ。

ゴールしたあとも、疲労感はすごかったものの、脚の痙攣などもなく、着替えも問題なくできました。
足つらないって最高。

しかし、この強風の環境下でも、自己ベストを出されている方もたくさんいらっしゃって、頭が下がるばかりです。
あのコース、風で心折れずに自己ベスト! すごすぎる。

私はつい「アオタイは海沿いの風がキツイから……トロピカルロードの路面硬いし……」と言い訳にしがちですが、そんなの関係ねー! ですね。尊敬です。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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