北九州マラソン2025。久しぶりのしんどさを乗り越えた

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こんにちは、つたちこです。
北九州マラソン2025、走ってきました。
無事に完走。記録は手元時計で4時間38分くらいでした。

予想したよりは、ずっとマシなタイムだった!
ですが、非常にきつい、しんどい42kmでした。

写真:北九州マラソン2025
なんとか4時間台で!

前半のコース、こんなきつかったっけ

前日夜から降り出した雨が、夜中に止み、朝は曇り空。
朝の気温は9度くらい。最高気温13度予報。
地面は濡れていますが、風はほとんどなくて、とてもよいコンディションでした。こんな絶好のマラソン日和、なかなかない。

会場から徒歩15分くらいのホテルに泊まったので、ギリギリの時間を狙って7時50分くらいに出発。
会場に8時過ぎにつきました。

着替えなどの準備はほぼ終わらせていったので、上着を脱いで荷物をまとめて預け、スタートブロックへ。
会場トイレにはいかず、8時半にはスタートを待ってました。余裕だ。

写真:北九州マラソン2025
待機中もそんなに寒くなくて助かる

9時号砲。
前半はアップダウンのあるコース……というのは何度も走っているので知っていますが、こんなにきつかったっけ??
前に走ったときは5kmくらいまではちょうどいいウォーミングアップ、と思っていましたが、それどころじゃなくきつい。まだ5kmよ??

その後もずっときつくって、15kmくらいでへたりそうになりました。まだ半分も行ってませんけど!
こんな辛いコースだったかしら……。と思いながらなんとか走る。

20km超えて、ゴール地点を一度通り過ぎるのですが、まじでここで止めたくなった。
けどそこはぐっとこらえて通り過ぎました。
20.7kmコースでゴールの人が羨ましすぎる。(リレーマラソンもここで交代するので、タスキを持ってる人が羨ましい)

前半のスピードはずっと6分/km前後です。ハーフくらいでじわじわと6分半くらいまでスピードが落ちてきてました。
いかに無理なく走るかだけに注力しました。

エイド、可能な限り食べる

スピードが出せないのだから、もうエイドを楽しもう! と可能な限りエイドを食べました。

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到着時にすでになくなっているものもありましたが(ネジチョコもタコ飯もなかった)、できるだけいただき、個包装のものはポケットに入れて持ってきました。

栗まんじゅう、ミニマドレーヌ、バナナ(複数回)、大根の煮物(漬物かと思ったのでびっくりした)、フレンチパピロ、ミニクロワッサン、そして小倉牛丸焼きを食べました。

これまで3回北九州マラソンに出ましたが、牛焼き肉は、いつも匂いをかぎつつ横目で見ながらスルーしていました。
だって走りながら、しかも最終盤(37kmくらい)のタイムがぎりぎりのときに、パック入り焼き肉を食べるのは無理では??

が、今回初めていただきました。
プラパックに入って、小さめにカットされた牛焼き肉。爪楊枝などはないので、お行儀悪いですが手で口に入れて食べました。
ほんのりあたたかくて、やわらかくておいしい! 脂! 塩味〜! うれしい!(給食は甘いものが多いのです)
脂がのりのりで、荒い口呼吸で乾いた唇に潤いが……。潤いっていうか脂だけど。
地味に唇の乾きがつらかったので、ちょっとありがたかったです。牛脂リップ。

今回も何度も「もう無理だわ」ってなりましたが、給食・給水のたびに不思議と気持ちと足が復活したので、やっぱり補給は大事だな、と痛感しました。

後半は、修行のようでした

ほぼ半分の距離で国際会議場を超えたあとは、ほぼフラットな往復コース。門司港まで行って帰ってきます。
例年ここは強風で、追い風も向かい風も辛いのですが、今年はほんとうに風が弱くて助かりました。

門司に向かう往路で4.5時間のペースメーカーに抜かれたときは、「ここで抜かれたってことは、5時間ペーサーに抜かれるのも時間の問題かな」と思いましたが、門司港周辺をぐるりと回って戻ってきた復路の途中で5時間組とすれ違いました。

あれ、意外と5時間組が後ろの方だった。ってことは、このまま歩かなければ5時間組には抜かれないかも? とちょっとやる気がでました。

給食のときは歩きましたが、それ以外ではどんなにのろくても歩かずになんとか走る状態で進みました。
歩きたい! と何度も思ったけど、もう少し、あそこまで、とだましだまし。このとき7分/km前後でした。

今回も応援の皆さんのパワーをもらって…と思ってましたが、応援に応える余裕もほとんどなし。

35kmくらいの給水時に、粉末サプリ(アミノダイレクト)を飲んだときに、喉に貼り付いて呼吸がうまくできなくてやばかった。喉がヒューヒューいって息がちゃんとできなくてしぬかと思いました。
このときは流石に完全に足を止めてしまった。
路肩によけて、水をゆっくり飲んでなんとか復活。こういうのは初めてで、びっくりしました。
特に粉末状のものを飲むときは、今後も気をつけようと思います。

終盤で何度も抜いたり抜かれたりする人がいて、なんとなくその人をライバルに見立てて、最後2kmはのろいなりのラストスパート。
最後まで仮想ライバルには抜かれずにゴールできました。勝った!笑

本当にとてもとてもしんどい42kmでした。
ゴールしてやっと足を止めていい、と思ったらじわっと泣けてきました。ゴールして泣けたのは久しぶりだ。感動とかじゃなくて、しんどいことからの開放感で泣けたっていう。

でも、走る前は完走すら危うい、と考えていたので、4時間台でゴールできたのはよくがんばった。

写真:北九州マラソン2025 ペース
谷間は給水・給食です。

今回の予想外

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ゴールしてもらった完走メダル。
嬉しかったのですが、メーテルがいないことに衝撃を受けました。
北九州マラソンといえば、やたら音楽に999を流すし、駅にもメーテルいるし、メダルにはメーテル必須では!?
松本零士先生が2年前に亡くなられたので、その影響でしょうか。

【「鉄の都 北九州」にふさわしい鉄鉱石をモチーフにしています】だそうです。去年末にデザインが発表されてたの知らなかった。

写真:北九州マラソン2025
シンプルでかっこいいけど、完走メダルにメーテルがいないのさみしい

もう一つは、エイドに資さんうどんのおはぎがなかったこと。
これもすでに発表されてたのを見てませんでした。(ちゃんと事前に見なさいよ)

写真:北九州マラソン2025
EXPOで発覚。おはぎがないよ!

参考:給食(おもてなしフード)|北九州マラソン2025

「途中で資さんのおはぎが食べられる」とずっと思いこんでいたので、EXPOでないのを見てものすごくがっかりしました。
資さんうどんが2024年にすかいらーくホールディングスに買収された影響で、協賛しなくなったのかな。かなしみ。

怪我&足攣りなし!

最近の練習では10km走るのがようやく、という感じでした。
42kmとかマジで無理では。久しぶりに足を激しく攣ってしまうかもしれないな、と恐れてました。

が、足は全く攣りませんでした!
走ってる最中も、終わってからも、つる気配なし。
足を攣らないだけで、終わったあとの痛みが全然違うので、とても嬉しい。

攣るほど頑張っていないというべきか、攣らないフォームになったと喜ぶべきか。(後者だと嬉しい)

懸念していたかかとの痛みも、走ってる最中は痛みなし。
終わった翌日にまた少し痛くなりました。なんなんだ。アドレナリンとかで抑制しているのかな。

そして爪の出血もなしです。黒爪にならなくてよかった。

唯一、「出血とかないけど、左足の指先がめちゃめちゃ痛い!」と思っていたら、翌日ぷっくりと人差し指のつま先が水ぶくれになりました。
皮が破れてはいないので、そっと放置してます。布団に入るのも靴下履くのも痛くて参りましたが、この程度ですんでよかったというべきか。

何もなくはないけど、この程度ならばほぼ何事もなく終えられたといっていいのでは。無事に終えられて、ほんとによかったです。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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