そばを茹でるお湯の「たっぷり」をちゃんと量る

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こんにちは、つたちこです。
麺類は好きで、お昼によく食べます。
パスタは1年中、夏場はそうめんが鉄板です。うどんは冷凍うどんが多いかな。

一方、そばはいまいち登場しません。

そばは好きです。するするとした喉越し、蕎麦の香り。

お店で食べる蕎麦はおいしいのに、家で食べるとどうにもおいしくない。
自分で茹でると、いつもなんだかもちゃっとして、おいしい蕎麦にならないのです。指定時間を茹でてるだけなのに……。
乾麺でも生麺でもおいしくなくて、いつも作ると残念な気持ちに。次第にメニューにあまり乗らなくなりました。
いっそ、冷凍そばを買ってみたら結構おいしかったので、もう蕎麦が食べたいときは冷凍がいいか、と思ってました。

先日実家から蕎麦(乾麺)をおすそ分けでもらいました。
もらったのは、山形の蕎麦。「おいしいから食べてみて」とくれたのですが、そんな評判のいいお蕎麦、ちゃんとおいしくいただけるだろうか。
食べ物をもらうのは何でもありがたいのですが、うまくできる自信がなく、ちょっとブルー。

写真:山形のそば
だいたい何をもらってもありがたいのですが

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食べかたを書いた紙があったので、改めて読んでみる。だいたい「たっぷりの湯で茹でる」ってあるよね。

写真:そばの茹で方
取説をちゃんと読もうね

が、こちらには具体的なお湯の量が書いてありました。
「麺200gであれば3.0Lが目安」

3L!

写真:そばの茹で方
乾麺200gあたり3Lですって

いつも袋に書いてある「たっぷりのお湯で茹でる」の「たっぷり」は適当に鍋に水を入れていました。私の中の「たっぷり」ってこんなもんよね? みたいな適当さ。

3Lってかなり多いよね?
ためしにちゃんと量ってみました。

麺類を茹でるときにいつも使うパスタ鍋。直径20cmくらい、高さは17cmくらい。
いつもはこれの2/3くらいまで水を入れていました。
3L入れると、ほぼ満水。
沸かすのにも時間がかかります。そして茹でてるうちにうっかり溢れそうです。

自分の感覚としては「多すぎ」なんですが、でもこれがメーカーの想定している「たっぷりのお湯」。ほんとに「たっぷり」だった。

写真:3Lのお湯でそばを茹でます
「たっぷり」とはこういうこと(3Lのお湯に蕎麦投入中)

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あとは沸騰してから蕎麦乾麺を入れて火を調整しながら規定時間を茹でて、流水で洗い流して冷水で締めて完成です。

写真:そば
おかずを添えて、そばランチです

食べると、とておいしい。
いままでのもちゃもちゃは何だったんだ、というくらい、するするとした喉越しのよさ。
「たっぷりのお湯」でこんなに食感が変わるとは。びっくりです。

お湯を沸かす量が増えるので光熱費は今までよりもかかりますが、おいしくないお蕎麦を食べ続けるくらいなら、多少の光熱費アップは目をつぶりますよ。

大げさでなく、今後の人生で長く使える知識のアップデートです。蕎麦の食感が悪いのは品質ではなく私の茹で方だった。
いままでの自宅de蕎麦たちには、悪いことをしたなあ。「たっぷり」大事。
※ちなみに、パスタ・そうめん・うどんは、茹でるお湯が少なめでも味が悪いと思ったことがなかったです。蕎麦限定。

もらったお蕎麦がおいしい、というのもある。細麺でとてもおいしいです。湯で時間が短いのもいい。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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