甘夏マーマレード2024

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こんにちは、つたちこです。
2年ぶりに甘夏マーマレードを作りました。
そういえば去年は作りそこねていましたね。

今回の材料

思い立ったが吉日。
店で見かけて衝動的に甘夏(糸島産)を買ってきましたが、家にあった砂糖が三温糖でした。
色が濃くなるけど、まあいっか。
というわけで、今回の材料です。

  • 甘夏 3個
  • 砂糖(白砂糖+三温糖) 甘夏の皮と身の合計の6割(今回は500g強)
  • 水 350cc
写真:糸島産甘夏
見かけたらやりたくなってしまった

使う道具はこちら。

  • 包丁
  • まな板
  • 大鍋
  • 小鍋
  • 木べら
  • はかり
  • ザル(大)
  • ボウル(大・小)

作ります

作り方は2021年で成功したやり方です。
詳しくはこちらに。

最初に包丁を研いでおきます。
大量に切るので、よく切れるようにするのが快適に作るための大事なポイント。

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よく洗った外皮を剥いて、ワタを削ぎ落としてから、ひたすらに薄切りします。
無の境地になります。地味に楽しい。

処理済みの外皮の重さを量ってメモします。

外皮を大きめの鍋に入れて、水を入れて沸騰させます。その後5分くらいぐつぐつさせてから中身をザルにあけ、ボウルに重ねて水にしばらく(もう15〜30分くらい)さらします。
今回は茹でこぼしは1回です。

皮を茹でつつ、薄皮を剥いて身を取り出します。
これが一番面倒。休憩を挟みつつ進めます。
全部取り出したら、こちらも重さを量っておきます。

写真:甘夏の重量
皿の重さを差し引いてメモします(今回は合計約800g)

ペクチンを取り出します。
薄皮と種と、外皮から削いだワタは全部小鍋にいれ、水を入れて蓋をして中火。沸騰してから火を弱め、20分ほど煮ます。
途中水が少なすぎないかを確認。少ないようなら少し足して様子を見ます。
20分経って、水分にとろみがでたらOK。

小ボウルを下に重ねたザルに小鍋の中身を全部出して、ヘラでグイグイ押して水気を絞ります。
ボウルにできあがったのがペクチン。後で使います。

水にさらした外皮をザルにあけて、更に手でしっかり水気を絞ってから先程の大鍋に入れます。
薄皮を剥いた身も入れ、外皮+身の重量の6割の砂糖を入れます。今回は約480g。
(例:処理済みの外皮+身が1kgなら600gの砂糖)

写真:甘夏マーマレード、煮込み
やっと煮込み本番。

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ヘラで砂糖をまぶしてから中火にかけます。
(放置せずに今回はそのまま火にかけました。でも大丈夫だった)

沸騰してからふつふつと煮込むこと20分。まださらさらです。
先程取り出したペクチンを全量入れて、さらに中火で20分煮ます。徐々にうっすらとろみが感じられるようになります。

ペクチンは100℃20分で成分が壊れるそうなので、20分以内がルール。
ゆるい状態ですが、これで完成。

煮沸消毒をしておいたジャム瓶に詰めて、完成です。
広口のロートがあると非常に楽です。
(もうなしではいられない……)

完成。甘夏マーマレート2024

写真:甘夏マーマレード2024
できました!三温糖なので色濃いめです。

完成したのがこちら。
今回は甘夏3個で4瓶と少しできました。
ちょっと水分少なめに感じました。
煮る時間計40分は、前と同じだったのだけど。
砂糖入れてから、時間を置かなかったからかしら。

毎度課題になっているとろみ加減。
今回も完成直後はあまり粘度高くないようでしたが、しっかり冷めたらとろみが出てきました。いい感じです。
やっぱりペクチン別作成ルートがいいみたい。

写真:甘夏マーマレード
冷めたら、いいとろみ具合になってきた。

今年、もう1回くらい作っておこうかな。
買ってくるマーマレードより、さっぱりしておいしいので!(自画自賛)

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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