こんにちは、つたちこです。
さが桜マラソン2024に出場しました。
先週から大雨予報だった当日、じわじわと予報が変わり徐々に雨量予想も減ってきて、前日には「朝は大雨だけど、レース中はそんなひどくない雨」程度にまで変わりました。
無事開催されてよかったです。
雨はそんなに障害ではなく、練習どおりの結果に
だいぶ減ったとはいえ、朝の移動中から本降りでした。
走ってる最中に雨に降られたことはありましたが、スタートからゴールまで雨のレースは初めてかも。
それでも気温が高め(17〜19℃)だったのが幸いして、走ってみると実際それほど辛い感じはありませんでした。
スタート前にゲストの三津家貴也さんが「マラソンの大敵の風がほとんどないし、実は好条件ですよ!」みたいなことを言ってて、なるほど確かに風がないな! と思い至りました。風は苦手なので、それがないのはいいことだ。
そしてスタート。
参加人数の割にスムーズでした。道が広いからか渋滞もそんなになくて、自分のペースで走りやすかったです。
雨は降ってましたが、じわじわ弱まり、止むタイミングも出てきました。
ハーフくらいまではなんとかペースを保っていたのですが、25km過ぎて急に辛くなってきました。
ああ、貯金もここまでか。
ずるずるとスピードが落ちていき。、27kmあたりでとうとう歩いてしまいました。
ここまで持っただけマシだったか、とも思ったり。
しばらく辛くて歩いて、ぼちぼち走ったりノロノロになったりを繰り返し、34km超えたあたりからまたゆっくりですが走れるようになりました。
多分ここからは給水・給食以外では歩いていないはず。
35kmで3時間35分を超えていたのでサブ4は絶対無理。まあこれは想定内。
だけど4時間半は行けそうだな、と思って、それを目標にしました。
「あと7km! 普段の軽めの練習と一緒!」と思ってからが長かった。
全然スピードは出ないし、疲れもピークを超えてるし、ふくらはぎも痛い。
それでもなんとか歩かずに進め、なんとかゴール。
4時間24分(ネットタイム)でした。
今シーズンワーストですが、完走できただけよし。足も攣らなかった!
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私、「競技場でゴール」が初めてだったんですが、外からトラックに入ってきたときの高揚感がすごかったです。
緑の芝生に赤茶色のトラック、ゴールゲート。
見えた途端にめちゃくちゃテンションがあがりました。これはいいね。
ボランティアさんと応援の声のおかげで走りきれました
今回大雨予報だったこともあって、たぶん応援少ないだろうなあ、と思ってました。
私だったら知人のいない大会の応援、雨の中でまでやらないよなあ、と。
ところが予想以上にものすごくたくさんの応援のかたがいました。
駅近くやスタート・ゴール周辺はもちろん多いのですが、それ以外の田園地帯の道や普通の家屋そばの道などにも、たくさんいらして、無差別応援してもらえました。
こんな雨なのに!
応援の声に、本当に力をもらえました。
これ比喩ではなく、本当にそうなのですよ。頑張れる。ヒットポイントが微妙に回復する感じがします。
あとボランティアさんたち。高校生らしい若者から大人まで大勢。
雨の中、給食・給水をしてくれるのですが、雨合羽を頭からかぶってにこにこと「がんばってください!」と声をかけてくれます。
ありがたくて泣けそうでした。
あなたたちのほうがよっぽどがんばってるよ!!
せめて、と思って、応援してくてる人にはできるだけ手をふって応え、ボランティアさんたちには「ありがとうございます」と声をかけながら走りました。
こちらが手をふったり声を掛けると、先方もまた私に向けて応援の声をかけてくれるのであった。
お礼をいって元気をもらう作戦でもあります。
高齢者施設っぽいところのおじいちゃん・おばあちゃんたちの応援もありがたかった。
わざわざ近くにいって手を振りました。せめて非日常の娯楽になってたらいいな。笑
コース外の更衣室などでも、ボランティアさんたちがみんな親切で丁寧で声をかけてもらえる。
戻ってきたときに「おかえりなさい!」「お疲れ様〜!」と口々に言ってくれるの、じんわりしました。
このホスピタリティの高さ、青島太平洋マラソンと並ぶか、それ以上かもしれません。
感動しました。本当にありがとうございました。
給食も充実!ほぼ全制覇です
今回記録を狙うにはきつすぎると思ったので、最初から「給食制覇するぜ」と思って走りました。
バナナ、そうめん、いちごさん(佐賀産いちご)、抹茶ゼリー、プッチンプリン、小城羊羹、コカ・コーラ、プチブラックモンブラン、まるぼうろ(これは個包装だったのでポケットにいれて持ち帰りました)。
いつもならスルーしちゃうようなものもう含め、ほぼ全部食べましたね。
特にそうめんのしょっぱさがたまらなく美味しかったです。(ジェルとか甘いものがほとんどなので)
あとプッチンプリン! これも目が覚める感じのおいしさでした。
最後40km超えたところででてきた「ブラックモンブラン」。マラソン大会中のアイスは初めてです。これもおいしかったなー。
残りわずかの距離でしたが、そこを踏ん張れる気がしました。
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こんなに給食を食べたのも初めてかも。
どれも食べやすく工夫してくれていて、プッチンプリンは蓋を半分開けて手渡してくれるし、そうめんやゼリーは紙コップでそのまま飲めるようになっている。いちごはヘタをとってある。
なんて手厚い!
こういう点もホスピタリティの高さを感じました。
これもボランティアさんたちの丁寧なお仕事ですよね。ありがたいです。
さが桜マラソン、とてもいい
コースは佐賀平野でほぼフラット。橋などで多少のアップダウンはありましたが、他に比べたら圧倒的に走りやすいコースでした。
吉野ヶ里歴史公園内で大雨のためのコース冠水がありましたが、これはもう予想外の出来事でやむを得なかったのだと思います。
池の中を走るような深さで、いっそ別のアトラクションみたい、と思いました。笑
こういう障害物レース、陸上競技にあったよな。
あと、よかったのが更衣室とトイレ。
女性は佐賀文化会館というホールが会場でした。
大ホールには椅子があって、座って準備できたり出るまでに座って休めます。当然椅子は座りごこちがいい。
そして会場内のトイレが特によかったです。
劇場なので、短時間に大勢の人のトイレをさばく準備があるのですよね。
とにかくトイレの数が多かった。男性トイレも使えるし、そちらの個室も多めでした。
会場到着からスタートまでに2回行ったのですが、1回目はガラガラ、2回目の直前でも10分ほどの待ち時間で入れました。
きれいだし温かいし洋式だし水洗だし、手もしっかり洗えるし鏡もある。いいことづくめでした。
通路で軽い準備運動などもできました。
雨だったけど、走るまではまったく濡れずに済んで快適でした。
ゴール後も、温かいホール内で着替えられましたし、床が絨毯だったので、裸足になっても足が冷たくないし。
(全身ぐっしょりだったので、着替え終わるまでは椅子に座りませんでしたよ)
身支度を整えるのも落ち着いてできました。
良い大会です。出てよかった。
ただ、開催時期が3月下旬なのがネックなんですよね。
3月下旬てたまにかなり気温が高くなることもあります。
今回は雨で(冠水以外は)気温も走りやすかったですが、こればかりは当日にならないとわからないですし。
気温リスクは高めなのよね。
でもそれを押しても「よかった」感がすごいので、来年もどうするかまた検討したいです。
(あとは超早起きが必要な点かな……これは移動距離が近くても宿を取るのもありかもしれません)