「犬王」からひろがる諸々。深堀りがたのしい

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こんにちは、つたちこです。
「犬王」を見て以来、犬王ネタをいろいろ見て回っています。基本オタクなので気になるとどんどん深掘りが進んでしまう……。

写真:犬王 ポスター

原作も読みました。
あっさりとした味わいなのですが、映画を観たあとなので、読むと映画シーンで脳内再現されます。
先に読んでおくのとどっちが楽しいのかな。

私は歴史に疎いので、いろいろ知らないことだらけです。
平家物語も、なんとなく平家滅亡への物語とは認識していますが、詳細は知りません。学校で習ったサワリくらいしか読んでない。こっちも読むべきかも。
Twitterで中世に詳しい人の話を見かけたり、監督のツイッターに描かれた当時の話を読んだりして、ほうほう、と情報をいれています。湯浅監督の室町情報、非常に勉強になります。

参考:湯浅政明監督『犬王』関連投稿まとめ

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で、今日ジョギングしながらもぼんやりいろいろ考えていたのですが、昔話で平家物語と琵琶法師のやつあったよね、なんだっけな……と頭に浮かびました。
ほら、あれ、身体にお経を書くやつ……。

あ!!! 「耳なし芳一」!!!

あれも平家物語を聞きたがる平家の亡霊に取りつかれそうになった芳一をお経で守ろうとして耳にだけ書き忘れた、ってやつだった。
思い出せてすっきりー! と思ってからもう一段はっとしました。

「芳『一』」!?
「一」がつくってことは!
覚一の座の人(友一と一緒)だったのかも!!!
思わぬ繋がり(真偽は不明ですが)にテンションがあがってジョギングのスピードも上がりました。笑

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時代的にも同じっぽい気がする……と家に帰ってから原作を当たってみました。
青空文庫で全文読めます。

時代のことは正確には書かれていませんでしたが、話の内容は記憶とだいたいは合ってました。
「耳なし芳一」の舞台は壇ノ浦でした。
じゃあ、もしかしたら友魚が小さいころにニアミスしていたかもね。などと妄想するのであった。

調べるほどに面白くて、やはり2度目の犬王を見に行くぞ、と気持ちが盛り上がっています。
情報解像度があがった状態で、もう一度あれを見たい。たぶん見え方がいろいろ変わるはず。

あと、下関や北九州あたりもうろうろと見てみたい気持ちです。
壇ノ浦=下関と知らなかったほどの私なので、前に下関に行ったときは全く興味なかったのですよ……。
ひとつのものからどんどん広がるこの感じ、ワクワクします。楽しいな。

この辺も読んでみたい。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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