つらいときも走れるのは「応援のおかげ」が大きい

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こんにちは、つたちこです。
いよいよ今年の「限界突破マラソン練習帳」にのっとった練習がスタートしました。

といっても、初日は45分ジョグ。
距離的にも7kmちょいです。
いつもの練習とほとんど変わりません。

でも、いつもより緊張感があります。
走りながら、タイムを気にする。
次の練習は15kmビルドアップ走なのですが、なんとなくそれを想定したスピードで走ってしまう。

このスピードくらいで5kmか。
次の段階でこのくらいにスピードアップして、最後はこれくらい。
と、なんとなく次のビルドアップ走練習のスピードをトレースしてしまう。

実際には今日の2倍の距離を走るわけですけども。

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45分走って、結構息切れしてしまう私。
この2倍、走れるのか……? とすでに戦々恐々としています。
1週目1回目の練習から、ビビるのが早すぎないか。

過去2回は、1週目の練習は成功しています。
でも寄る年波、練習不足、いろいろもたつく身体。うう、どんよりしてしまう。

そんな不安な気持ちだったところに、こちらのツイートが流れてきました。

かっわいい……!!
ふっくらしたほっぺ、小さな手を振る応援。
何度も見返してしまう。
ツイートされた方は、奈良県の刺繍作家さんとのことなので、おそらく奈良マラソン(12月12日開催されました)の応援をされたのでしょう。

こんな応援が道中にあったら、つらいときでもものすごくテンション上がるわ。

写真:応援イメージ
Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash

私は、応援でものすごく元気になります。
ちびっこに手を振られたら、ものすごくつらい状況でも絶対手を振り返しちゃう。
それでこっちが元気になる。
というか、大会で走る市民ランナーはみんなそうなのでは? と主語を大きくしてしまいますが、それくらい応援は貴重。

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幼いちびっこの応援も、ゆるゆるとしたおじいちゃんおばあちゃんの応援も、ハイタッチを求めてくる若者集団の応援も、すごく好き。
(ハイタッチは昨今はNGですが)

たぶん、フルマラソンは応援なしでは走り切れない。
応援がないと走れないなんて、練習が足りないんだ、という意見もあろうかと思いますが、私の場合そうなのです。
全然知らない人の好意のかたまりみたいなものを受け取れる、普段の生活にほとんどない素敵な機会ですよ。

だから、リアル大会は楽しいのだ。
一人で走るのとは全然違う元気が、たくさんもらえるのです。

先ほどのツイートを見ているだけで、こっちまでうれしくなってしまう。
こういう応援、されたい。
何度もあのツイートの動画を見て、つらい練習中に脳内で再生したらどうだろうか。
そんなうまくいかないか。

たまーに、走っている最中にすれ違う、帰宅途中の小学生から「こんにちは」とあいさつされるときがあります。
一緒に走る戦いを挑まれるときも、ごくまれに。
「がんばれー」って言われるときも、更にごくごくまれにあります。
そうすると、「こんにちは」ひとつでも、ほんとに気持ちが上がるんですよね……。

めったにないから、余計テンションが上がるのかもですが。
私には「孤独な闘い」はできないってことですね。
農道や田舎道を走ると人けが少ないので、安全性や感染症対策としてはいいのですが、孤独という意味ではとてもつらいのだった。
なんとか脳内で応援イメージを大量発生させて、練習に励んでみます。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。