亡命ロシア料理「帰れ、鶏肉へ!」ほろほろほどけるうまみの塊

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こんにちは、つたちこです。
Twitterで見かけた料理を試すコーナー。
今回はロシア料理です。
ロシアってどんな料理だっけ? ボルシチとピロシキくらいしかイメージがわきませんが……。

作ったのはこちら。
「帰れ、鶏肉へ!」ってレシピ名。どこに帰るの?
ちょうど材料が家にそろってたので、作ってみました。

実際に作った時の材料です。

  • 鶏モモ肉(大き目) 1枚
  • 玉ねぎ 1.5個(※家に在庫がこれしかなかったため)
  • ローリエ 1枚
  • 粒胡椒 大匙1くらい
  • バター 10gくらい
  • 塩 少々

もも肉は、ツイートではまるまま入っていたのですが、脂がすごかったので、4つにカットして大きな脂身は取り除きました。

厚手の鍋に、バター、大き目に切った玉ねぎを並べ、鶏肉、塩を振ってから、その上に玉ねぎをのせ、ローリエと粒胡椒をまいたら蓋をして弱火にかけます。
「水は一滴もいらない!」のがポイント。
準備は楽ですね。

写真:煮込み始める前の「帰れ、鶏肉へ!」
玉ねぎ、鶏肉、玉ねぎの順に積んであります

そして、ひたすら弱火で90分。
放置料理です。
放置できる料理はとてもいい。時間は長いけど、他のことができます。
でも90分は長い。光熱費が気になる……。
ロシア料理は気が長いな。

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途中からいい匂いがしてきます。
1時間くらいしたところで、蓋を開けてチェックしてみると、玉ねぎから水分がでて、ぐつぐつと煮えていました。
これは期待できそう。

規定時間いっぱい、90分を弱火で煮込みきりました。

完成したのがこちら。玉ねぎのお焦げはご愛敬。

写真:亡命ロシア料理「帰れ、鶏肉へ!」

地味!
地味だけど、匂いがものすごくいい。
玉ねぎはとろっとろになりました。
しかし、ツイート見本のように「黄金のスープがたっぷり」にはならなかった。
ソース替わりになる、くらいな感じでした。
途中で様子みたから?

ではいただきます。

箸を入れると、鶏肉がすっとほぐれる。やわらか~!
ほろほろの鶏肉に、とろとろの玉ねぎをのせて食べます。

あまい! そしてうまい!
ロシア料理、すごーい!

とろとろほろほろと一緒に、たまに一緒に口に入る粒胡椒がまたいい。
挽きたてみたいなスパイシーさはないのだけど、いい風味がアクセントになります。

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これはおいしい……。
味付けはごくごくシンプル、塩コショウのみです。
玉ねぎと鶏のうまみだけでこんな風になるとは。

これはまた作る!
何なら翌日また作る!
と思いましたが、何しろ作るのに90分かかるので、仕事終わりの夕方に買い物に行ってからだと食べるのが相当遅くなってしまう。

これは事前に鶏肉と玉ねぎを買っておかないとだめですね。
あと、次回は粒胡椒をもっとたくさんいれよう。

注意点としては、鍋底に玉ねぎが焦げ付いてしまったので、バターはさきに溶かしてから玉ねぎを入れたほうがよいかもしれません。
(水につけて置いたら取れたので問題ないですが)

あと、あの「スープ一杯」になるにはどうしたらいいのかなー。
もっと玉ねぎを大量にいれたらいいんだろうか。もっと密閉性の高い鍋で作ればいいのかな。
圧力なべのあるおうちなら、それで作るのがよいかも(光熱費もかからないし)。

たぶんロシアでは、ストーブとか暖炉とかの端っこにおいて作る料理なのかもですね。
じっくりことこと、煮込み系。

材料はいつもの、なのに、驚くおいしさでした。
あたりのTwitterレシピです!


この本が元ネタですね。レシピ付きエッセイだそうです。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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