こんにちは、つたちこです。
家事の中で一番やらないのが、「裁縫」ではなかろうか。
ボタン付けくらいはさすがにしますが、縫物は全くと言っていいほどしません。
年代物の裁縫道具入れを見てほしい
縫物に縁がないので、私の裁縫道具は、中学・高校時代で止まったままです。
昭和遺産な感じの缶に入っています。
年代物で、いっそかわいい感じがします。
豚のピンクッションはたしか従妹が作ってくれたもの。
さびてない針を探すのが難しかったです。
いつかはやらねば、のカーテン裾上げ(4年待ち)
さて、ずっと「いつかはやらねば」と思っていたことがあります。
それが、カーテンの裾上げです。
こちらのカーテンです。
このカーテンは、IKEAで買ったもの(たしか)。
東京時代に使っていたもので、当時のマンションは窓がでかくてカーテンも長かった。
ですが引っ越し後の部屋には長かった……。
でも寒い時期には、足元の冷気を止めるのにカーテンが有効。
とりあえず寒さ対策優先、とずるずると引きずったまま使い、そのままになっていました。
裁縫をしない私なので、当然ですがミシンなどは持っていません。
裾上げテープを買うか、とも思いましたが、布が結構厚くて重いので、それに耐えられるのかしら? と手が伸びないでいました。
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ところが、昨日の断捨離欲アップの流れで「部屋を何とかしたい」気持ちが急に盛り上がりました。
いきなりだけど、今日はカーテンをなんとかする!!
はるか昔の記憶をもとに、裁縫をしますよ。
ひと冬越して裾が汚れているので、まずは洗濯機で洗いました。
その後、2時間ほど乾かしてから作業開始。
ちょうどテレビで落語をやっていたので、それを聞きながら裁縫します。
(耳からの情報で楽しめるのでちょうどよかった)
カーテンの裾上げをする
まずは、カーテンレールからの長さを計り、不要な部分の長さをチェック。
「62cm」もいらない部分がありました。
そりゃ、床に溜まるはずです。
そんな長さの定規がなかったので、メジャー(巻き尺)で測りながら作業を進めます。
いらない長さに合わせて折って、アイロンをかけます。
チャコペンなどという便利道具がないので、ダイレクトにアイロンの折り目でマークです。
そこからさらに5cmほどの縫い代を取って、またアイロンをかけます。
ここまででかなり疲労気味です。
2つめの折り目に沿って、ハサミでざざっと切っていきます。
ここは失敗が許されない……。
切り終わったら、縫い代を三つ折りにしてもう一度アイロンをかけます。
これで事前準備が完了。
ようやく糸と針の出番。
手持ちに木綿糸しかなかったのですが、これでひたすらまつり縫いしていきます。
窓の幅が2mくらい。
織り込んで1.5倍くらい布の長さがあるのかな……。
ちくちくとひたすら手縫いでやりました。
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最初は「こんなだっけ……?」と思いながらやってましたが、ずっとやってたらなんとなくコツをつかんできました。
ちょっと楽しくなってきた。
2時間ほどかけて、カーテン裾上げ、完了!
手縫いでカーテン裾上げできました
出来上がりがこちら!!
ちょっと引きずっているのは、あえて、です。
真冬の冷気遮断目的のカーテンなので、床を引きずらないと意味ないので。
縫い目は荒いですが、裾だからそんなに目立たないし、よしとします。
疲れた。
疲れたけど、でも見た目が変わってすっきりしたし、完成品があると達成感が半端ない。
よくやった! わたし!
手芸に気持ちはうごくか…?
今まで手芸系にはまったく食指が動かなかったのですが、実際やってみるとちょっと楽しい。
布を断つ感触とかも、なかなか気持ちがいい。
あとやっぱり「自分の手で、モノが完成する」っていうのがとても気持ちがいい。
難しい型とかは無理でも、簡単なものなら作れそうな気持ちになってきた。
明日もう一度やれ、といわれたらいやですが、1年に1回くらいなら手縫いでもやってもいい気もする。
とりあえず、今までずっと(4年も……)気になっていたカーテンの裾上げを完了!
これで「いつかやらねば、でも面倒くさい」の懸念事項が一つ減りました。
ほっとしました。