今年も「あの日の記憶」を掘り起こして、備えのだめさを痛感する

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こんにちは、つたちこです。
3月11日を目前に、NHKでは連日震災関連の特別番組を放送しています。
あれから「もう10年」なのか、「まだ10年」なのか、どちらの気持ちにもなります。

津波の映像も揺れる映像も、見ると、心臓とかおなかがぐんと押されるような不安を覚えます。

自分自身や身内が、大きな被害にあったわけではないです。
でも、あの日の今まで感じたことのない揺れの感覚、記憶、自分の行動のできなさ、今までの平穏な生活がなくなる瞬間みたいなものを、リアルに思い出してしまうからなのでしょう。

毎年とても複雑な気持ちになるのですが、「あの時思ったこと」を忘れたくなくて、いろいろ見てしまう。

ストレスなら見なければいい、というのでもなく。
あの体験を忘れてしまうのは、なんだかこう、自分で許せないような感じがあります。
毎年こうしてあの時の映像を見て強制的に記憶を掘り起こして、あのとき思ったこと、感じたこと、恐怖、混乱なんかを忘れずにいたい。

写真:海岸にいる鳥のイメージ

不安を覚えると同時に、毎年このころには災害への備えについても考えます。

2011年の震災後は、水、トイレットペーパーなどが一気になくなり、買えなくなりました。
あと、流通が止まったことで、コンビニやスーパーの品薄問題もありました。

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私は都心部に住んでいたためあまり影響なかったのですが、計画停電もありましたね。
当時オール電化マンションだったので、電気が止まるのは恐怖でした。

トイレットペーパーは2020年の新型コロナ流行初期にも長い間欠品しました。
大型台風上陸の時には、水やガムテープ・養生テープが売り切れて買えませんでした。

地震に限らず、いつどんな災害があっても、家での備蓄はとても大事なのです。

我が家では、2011年の震災以来、トイレットペーパーだけは常にストックを多めにしています。
昨年のトイレットペーパー危機の時は、節制しながらストックだけで無事乗り越えられました。

でも、それ以外の水や保存できる食べ物などは「なんとなく」ストックしながら使っているものの、「大きな災害があっても大丈夫」レベルにはなっていません。

実際に「買えない」経験をしていても、この体たらく。
喉元過ぎれば熱さを忘れるのです。

先日、Twitterで流れてきたのがこちらのサイトです。

自分に合った備蓄を調べてみよう | 東京備蓄ナビ

これで調べると、備蓄すべきものの多さに、めまいがします。
たぶん、1週間は自宅で過ごせるようになっている分量だと思います。

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すべてのものを一度にそろえるのは大変ですが、3月11日を迎える機会に、今押し入れにある災害用グッズの整理をして、買い足しなどを意識しようと思いました。
特に水は重要なので、もうちょいストックしておきたい。
(一応、2Lボトルが2~3本は常にあるんですが、これじゃ全然足りてないですね)

しかし、この備蓄分量だと、置いておく場所も結構必要です。
あわせて、押し入れの整理・断捨離をしなければ……。

ネット通販も活用して、備蓄を増やしていきます。

Photo by Camilo Pinaud on Unsplash

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。