こんにちは、つたちこです。
最近葉物野菜がめっきり安くなってきました。
スーパーの店頭にならぶキャベツ、1玉95円……!!
夏の終わりの高値時代から比べると、なんてありがたい。
ただ、1つ問題が。
私は生キャベツがあまり好きじゃないのです。
嫌いではないけど、積極的には食べない。
火が入ったのは大好きなんですけど!!
さて、スーパーで、この日は豚肉が安売りデーでした。
普段は薄切り肉を買うことが多いんですが、塊肉も98円/100gで出しているのを発見!
これはなんとかしてみよう! と500g越えの豚肩ロース塊肉を買ってきました。
肩ロース、すきなんです。ロースより脂が多く、バラほどしつこくない。
どうしようかな? とレシピを探すと、出てくるのはチャーシューが多い。
うーん。チャーシューって気分じゃないのよね……。
と、もう少し探していくと、いいのがありました。
豚肩ロースのキャベツ蒸し by にがはっぱ 平沢あや子 | レシピサイト Nadia | ナディア – プロの料理家のおいしいレシピ
これを作ってみます。
ちょうど冷蔵庫に、安かったキャベツも1/3玉くらい残っていたので、ちょうどいい。
使用する材料もわりとシンプルです。
ブーケガルニはないけど、まあいっか。
夕食に食べるつもりだったので、昼間の休憩時に肉を仕込みます。
仕込むといっても、塩と砂糖を全面に塗り込み、袋に入れて冷蔵庫に放置するだけ。
別々にすりこむのが面倒だったので、小皿に砂糖と塩を混ぜてから塗ってみました。
約4時間後、仕事が終わってから、夕食の支度です。
キャベツをざく切りにして、厚手の20cmほどの鍋に敷きます。
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肉はそのままだと入りきらなかったので、3つに切ってからぎゅうぎゅう入れ込みました。
さらに肉の隙間にキャベツを押し込んで、水は1カップだけ入れました。
(鍋が小さかったのと、キャベツがものすごくみずみずしかったので、少なめに)
蓋が締まり切らない状態でしたが、そのうちキャベツのかさが減って閉まるでしょ、と着火。
沸騰したら弱火で25分。
放置できる料理は素晴らしい。
25分後に、肉の中央に串を刺してチェック。
豚肉なのでしっかり火が入らないと怖いですからね。
まだ赤い汁が出てきたので、もう5分追加で蒸し煮しました。
再チェックして、透明な脂が出てきたらOKサイン!
アツアツだと肉汁があふれちゃうので、しばらく鍋の中で放置して落ち着かせます。
手で触れるくらいになったら、包丁でスライス。
汁気を切ったキャベツと一緒に盛り付けます。
粒マスタードのソースは添えておいて後からつける作戦です。
出来上がりがこちら。
レシピの写真みたいにおしゃれにするのは難しいなあ。
まずは何もつけずに食べてみます。
肉がとても柔らかい!
弱火&蒸し煮でゆっくり火が入ったからかな。
砂糖と塩でつけた下味だけで、他に一切味付けしていないと思えないおいしさです。
ブーケガルニを入れなかったからか、蒸しあがった直後は「ちょっと豚肉のにおいが気になるかな?」と思いましたが、食べるとほとんど気になりません。
くたくたになったキャベツは、豚肉から落ちた脂と下味の塩コショウが移っただけのはずですが、キャベツの甘さを引き出してて、これがまたおいしい!
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さらにキャベツと肉を一緒に食べるのが、また最高です。
せっかくソースも作ったから、と粒マスタードソースもかけてみます。
ソースをかけると、一気に洋食風味に!
白ワインといっしょに食べたくなる味に変身。
なるほど、これはとてもいい。
500gオーバーの肉を一度に食べきれなかったので、残った分を翌日「和がらし」で食べたのですが、これもまたいけました。
下味が塩と砂糖のみなので、
- 粒マスタードなら洋食系に。
- 和がらしなら和食ぽく。
- ごま油と塩、ラー油とかで中華的に。
- ナンプラーとかでアジアン系に。
と、好きな風味に転用しやすくてよいですね。
ちょっとピリッとしたものを入れるのが、あいそうです。
オット氏にも好評でした。
また食べたい、と言われましたが、なかなか98円で肩ロース肉塊が売っていないんですよねえ……。
そこが問題だ。
あとキャベツ。
キャベツが本当においしいのですが、ぎゅうぎゅうに突っ込んでも出来上がり時にはとてもかさが減って、あっという間になくなってしまったので、次回は鍋を大きくして1玉丸ごと、とは言わないけど少なくとも半玉は入れたい。
シンプルな材料&手間もそんなにかからない&時間はかかるけど放置OKで失敗しにくい。
と、ずぼらな私の好みにぴったりで、とてもおいしい料理でした。
肉売り場チェックで、豚肩ロース塊肉が安く出る日を見逃さないようにしなければ!