こんにちは、つたちこです。
先日受けたウェビナー(オンラインセミナー)で紹介されていた、マインドマップアプリ「XMind」。
ホーム: 無料で使えるマインドマップ ソフト | XMind
試しにつかって以来、考えを整理するのに使っているのですが、これ、マジでいいですね。
マインドマップ(手書き)とわたしの相性の悪さ
マインドマップ自体は、かなり前から知っていましたし、本も読みました。
実際に手書きでやってみたこともあります。
手書きマインドマップのサンプルを見ては、「こんな風に自分の考えを整理出来たらいいなあ」と思ってました。
手書きマインドマップをググると、こんな感じのが出てきます。これですこれ。
ですが全く継続できず、その後もマインドマップを書くことはありませんでした。
なぜなら私にとって致命的なデメリットがあったからです。
私は自分の書く文字が、ものすごく嫌いなのです……。
まず、字が下手。
バランスの悪い字で、がたがたしてる。
自分の書いた文字を見るのがとても苦痛です。
だから、書いたマインドマップを見直したくなくなるのです。
あと、書くのが遅い。
頭で考えた言葉を書こうとすると手が追いつかなくて、焦って書こうとしてますます文字が乱雑になる。
結果、あとで見ても何を書いてあるかわからなくなることがあります。意味がない。
そして早く書けないことにもイライラしてしまう。
さらに手書きだと、書き直しや場所移動がしにくい。
「もっと違う言葉で書けばよかった!」
「ここに書きたいのに場所がない!」
「逆にこっちががらすき!」
みたいなの、みんなどうやってバランスとっているの……。
線を延ばせばいい、といっても、それだと後で見たときに一覧性がとても悪いですよね。
最初から全体像がわかってるなら、マインドマップじゃなくていいんじゃないの?
それともいったん書いたものを清書してるの?
「きれいなマインドマップを完成させる」のが目的じゃないのに、手間をかけたくない。
移動ができるように、付箋紙を使ってやってみたこともありましたが、それも全体を俯瞰しにくかったりしてイマイチ。
などなどの不満から、手書きマインドマップからはすっかり遠のいていました。
マインドマップのアプリがあることも知っていましたが、自分の中のイメージを払しょくしきれず、使ったことはありませんでした。
ウェビナーで紹介された「XMind」がとてもよい
きっかけはいつも外部からやってくる。
先日のセミナーで、ウェブライダーではマインドマップアプリ「XMind」を、コンテンツ要素の洗い出し、深堀りにつかっているとのこと。使用例のサンプルも提示されました。
「あのすごいコンテンツを作るのに、こうやって使っているのか!」と刺激を受け、試しにアプリを落としてみました(無料でした)。
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そしてさっそく「XMind」で、久しぶりにマインドマップを作ってみたところ。
あ、これ、めっちゃいい。
「頭の乱雑なものをどんどん書き出して整理していく感じ」に、デジタルの良さがぴったり合っています。
だいたい、よく整っていないものを書き出したいのに、最初から正しい場所に書けることは少ないのです。
なのに、手書きだと移動がしにくい。
アプリなら、一度とにかく全部書き出してから
「こっちの大項目のほうがふさわしいな」
とか
「この下層に置いとく感じだな」
とか
「やっぱり独立して、新しく見出しをつくろう」
とかが直感的にできる。
これまで情報整理は表計算アプリでやることも多かったのですが、もっと目で見てわかりやすいです。
もちろん、文字修正もかんたんなので、あとから調整や追記もできます。
どんどん項目が増えてきても、アプリが勝手に場所を調整してくれるので「ここが狭くてかけない」みたいなこともありません。
バランスが悪くても問題なし。
↑ めちゃくちゃバランスの悪いマインドマップでも問題なし。
拡大縮小もできるので、全体像をみたり枝葉をみたりも簡単。
こんな巨大なマップになってしまっても、大丈夫なのです。
もちろん、紙を継ぎ足す必要もなし。
私はただただ思いつくままに、項目を追加したり移動したりするだけでいいのです。
とにかくどんどん書き出してから見直して、移動したり、付け足したり。
手書きでとてもやりにくかったことが、全部簡単にできるー!!
特に、書き出した翌日とか、時間を置いて調整していくのがとてもいいです。
客観的にみられるし、時間を置くことで見えてくることが多い。
ぐちゃぐちゃで複雑に感じていることも、できるだけ小さな項目に分けてから考えると、ここがポイントかな? とわかることがあります。
(小さすぎ、と思うくらいの些細な項目に分けても、全然問題ないのもいい。スペースは無限なのだ)
「この要素が足りない」
「ここは何でこうなってるんだ? 理由は?」
などの深堀りも、全体が目に見えているのでしやすいです。
そして気になったこと、わかったこと、気づいたことを全部マップに追記すれば、後から見てもすぐ思い出せます。
基本的な使い方も簡単
超簡単な使い方です。
最初に白紙状態から、一番センターにテーマを書きます。
「私の悩み」とか「今の状況」とか、ここで考えたい「もやっとした大きなお題」です。
「tab」キーを押すと、選んだ項目の「1階層下」に項目を作って書き込むことができます。
「Enter」キーを押すと、選んだ項目と同じ階層(並列)に項目を作って書き込むことができます。
基本はこれでOK。
tabとEnterで、思うままに細切れの情報を入れていきます。
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項目の場所移動は、ドラッグでできます。
移動したい項目に下層項目がある場合、項目をドラッグすると下層ごと移動できます。
もちろん、項目を後から追加することもできます。
なので、とりあえず思いつくままに情報を入力して、情報整理は後からできます。
そのほか、「吹き出し」でコメントを挿入したり、関連性のある所に矢印をつけたり、アイコンをつけたり、等の機能もあります。
この辺ももちろん便利です。
吹き出しを追加しても、ちゃんと勝手に「吹き出し用」の場所を確保してくれる(上下の項目位置を調整してくれる)のも素晴らしい。
ちゃんと気が利いてるなあ。
XMind、もっと早く使うべきだった
とにかく頭のなかでもやもやしてたり、情報が乱雑にありすぎてよくわからない! みたいなものを整理するのに、とても便利なツールです。
「マインドマップ」が悪かったわけではなかった。
手書きっていうやりかたが、自分に合ってないだけだった。
そんなわけで、XMindアプリを知って以来、今やっている仕事の頭の整理にものすごく活躍しています。
もっと!
10年単位で早く使えばよかった!
もっと早く気づきなさいよ、私。
※会社員時代に、周りにマインドマップアプリを使っている人もいました。
でも自分が「マインドマップ手書きイメージ」から食わず嫌いして、使おうとしなかったのです。ばかばか!
1つだけ惜しい点は「オンラインでマップの同時編集」ができないことです。
複数人で一緒に作ったり考えたりするケース、結構あると思うのですよ……。
(将来的に期待したい)
ウェビナーの本テーマももちろん勉強になったのですが、こういう新しいツール(自分的に、ですが)を使う機会を得ることも、外部の人のお話を聞くことのいい点。
実際に使っている人の話はとても参考になるし、参考イメージを見て自分でも試したいと思えました。
特にフリーランスは単独で仕事しているので、これまでのやり方を踏襲しがち。
外部刺激は積極的に受けるのがよいです。
ほかにも食わず嫌いしてるツールや考え方もいろいろありそうだけど、「食わず嫌い」であることに自分で気づくことも難しい。
機会があれば「まずやってみる、使ってみる」精神を大事にせねば。
ホーム: 無料で使えるマインドマップ ソフト | XMind
先日受講したウェビナーはこちら。
https://tsutachi.co/blog/2020/06/presence-marketing/