今年最後の甘夏マーマレードを作る

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こんにちは、つたちこです。
前回マーマレードを作ってから約10日。
もう今年は作らんぞ、と思ってましたが作ってしまいました。
今年2度目の糸島甘夏マーマレードづくりです。

なぜなら伊都菜彩(産直市場)で大きい甘夏が3個で200円だったから!
前回も安いな、と思いましたが、さらに安くなりました。
今度こそ最後かな。

毎回悩ましい「とろみ」が少ない問題、今回解決できたらうれしいなあ、と思いつつ作りました。

 

マーマレードは手間はかかるけど難しくないので、さすがにもう作り方を見なくても作れるようになりました。

材料は2種類。
甘夏
砂糖(今回はグラニュー糖)
以上です。

 

作り方は以前細かく書いたので今回はざっくりと。

甘夏の皮をむいて千切りし、実の薄皮を剥いて計量して、その重量の60%の砂糖を用意します。

甘夏の皮は前回同様、白いワタをそいで薄くしてから切りました。
煮る時間の短縮化の一環。

計量後、2回茹でこぼしてから水にしばらくさらします。

茹でたりさらしたりしている間に、実を剥きます。
タネは別皿にキープ。

写真:甘夏マーマレード 実と種

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手が慣れてきたせいか、かなり作業時間も短くなったし、切ったり剥いたりするのが苦に感じなくなってきました。

 

剥いた実は、先ほど茹でるのに使った鍋に入れ、砂糖をまぶしてしばらく放置。
1時間ほどしてから、めん棒などでつぶしてジュースを出し、火をつける前に砂糖を溶かします。

水にさらした外皮を手でギュッと絞って、包丁で荒くざく切りしてから砂糖&実の入った鍋に投入。
いよいよ点火です。

 

ここからが前回と違う点。

 

1つ目は火加減です。
最初は中火で鍋をあたため、その後、強気の強火で最後までいってみました。

「ジャムは短期決戦」の一環。
結構ぶくぶくと泡立つ状態をキープするくらい、中火より一歩強めた「弱めの強火」で、沸騰してから20分煮ました。
写真:甘夏マーマレード 強火で煮ます

 

2つ目はタネです。
甘夏の種はペクチンを出すために必要だそうで、いつもお茶パックに入れて一緒に煮込みます。

この「種」のどこにペクチンがあるのかわからないんですが、割ってみたらどうよ? というのが今回のチャレンジ。
タネの表面じゃなくて、中からペクチンが出てくる可能性にかけてみました。

煮込む前に、包丁でざくざく刻んでから、お茶パックに入れて、一緒に煮込む作戦です。
写真:甘夏マーマレード 種を割ってみました

 

沸騰してから強火で20分。
完成です。

今回は前回よりちょっと小ぶり(それでも大きいけど)の甘夏だったので、大小合わせてジャム瓶5本。
写真:甘夏マーマレード 完成。ジャム瓶5本です

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さらに入りきらなかった分をタッパーに入れました。
前回作ったのもまだ食べ切れてないので、ジャム瓶のストックがなくなっちゃったのです。

わりとすぐ食べちゃうので、保存重視じゃなくてタッパーでいいか、と。

写真:甘夏マーマレード 残りはタッパーに入れて保存します。

 

そして、肝心のとろみはどうなったか?
結果は、「いつもと変わりません」でした。

がくり。
相変わらずのさらっと具合です。

「タネの中」じゃなかったのか……。
強火もきかなかったか……。

 

今回、どうせもう一度作るなら前と違うことを試してみよう、と思ったのですが、結果が変わらず残念です。
PDCAのPがダメだったな。ペクチンについてもっと情報を得ないと……。

出来上がったマーマレード、味はおいしいですよ。
あとはこのとろみ具合さえうまくいけばなあ。

保存食づくりは好きなんですが、なんだか消化不良で終わってしまいました。

 

まだチャレンジがたりないのか? とも思いつつ、思いつく改善は大体してみたので、もうこの「さらっとしたマーマレード」が定番で諦めるべきなのか。

さすがにもう今年は作らない(今度こそ。ジャム瓶在庫もないので)ですが、来年はもう最初からさらさらマーマレードを作るつもりで作ろうかな、と思っています(敗北感……)。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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