こんにちは、つたちこです。
ズボラな料理が得意です。
今回は、ズボラというにはちょっと手間がかかるんですが、おいしかったので紹介します。
なるべくズボラな揚げないチキン南蛮です。
チキン南蛮は宮崎県の郷土料理ですが、今や全国区では?
揚げたチキンに甘酸っぱいタレとタルタルソースのダブル味がおいしいです。
揚げ物! 味が2種! と、とても面倒そうです。
これをなんとか簡易版にしたかった。
揚げない、ずぼらなチキン南蛮
材料です。約2人前ですが、中年の我々にはたっぷり目です。
鶏むね肉 1枚
塩 少々
片栗粉 大さじ2くらい
揚げ焼き用油 適宜
南蛮酢
砂糖 大さじ1
酢 大さじ2
醤油 大さじ2
タルタルソース
卵 1個
玉ねぎ 1/4個
マヨネーズ 大さじ3くらい
粗挽きコショウ 少々
作ります。
まずはタルタルソース。最初に作るのがポイントです。
水をくぐらせた耐熱容器に卵を割り入れ、楊枝で黄身に数か所穴をあけます。
私はレンジOKな器で作ってます。
レンジ600wで30秒+10秒ずつ様子を見て、爆発しない程度に火を通します。
そばで見張っていて、一か所でも「ポン!」って音がしたら爆発直前合図なので、レンジを止めます。
多少黄身が半熟でもOK。
でも白身には全部火が通ってるようにしたい。
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次に、玉ねぎをかなり細かくみじん切りします。
少量なので、フードプロセッサなどは使わず包丁で切りました。
水にさらしたりしません。
たまごの粗熱が取れたら、卵を細かくします。
スプーンでぐちゃぐちゃに混ぜますが、主に白身を小さくする気持ちで混ぜるとよい感じに。
まざったら玉ねぎも混ぜておきます。
これで常温くらいまでさらに冷まします。
冷めたらマヨネーズを入れてまぜ、好みで胡椒を振ります。
これでタルタルソースの出来上がり。
最初に作ることで食べるまでに時間が置けるので、玉ねぎの辛味も気にならなくなります。
続いて南蛮酢。
材料を全部混ぜる。以上。
最後に胸肉です。
皮は全部剥ぎます。これは後でフライパンで弱火でカリカリに焼いて塩を振ると、いいつまみになります。
脂身もとり除きます。(こっちは処分します)
胸肉の繊維の方向に垂直になるように、厚さ1cm程度を目安に切っていきます。
繊維に垂直に切ると、パサつきが少なく食べられます。
胸肉の切り方の参考:切り方でうまさ段違い!激安の「鶏胸肉」をジューシーに変える方法があった
全部切れたら、軽く塩をふります。
スーパーでもらうビニール袋に片栗粉を入れ、切った胸肉を全部入れてから袋の口を閉じて、肉に片栗粉をまぶします。
粉が散らなくて余った粉もそのまま処分できて洗い物なし。ラクチンです。
フライパンに、炒めるにはちょっと多めくらいの油を敷いて、中火で温まったら、鶏むね肉を順番に揚げ焼きします。
薄めに切っておけば、火が通るのにそれほど時間はかかりません。
結構水分が出て油が飛ぶので、油はね防止ネットが有効です。
途中で油が足りなくなれば、少しずつ足します。
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揚げた鶏肉の油をキッチンペーパーで切ったら、南蛮酢にくぐらせてから皿に盛ります。
最後にあまった南蛮酢は全体にかけます。
これで出来上がり!
揚げ物なので、生野菜を添えるとさっぱり食べられます。
千切りキャベツやレタスでももちろんよいですが、我が家はキュウリ好き&トマト好きなので、そのまま盛り付けました。
皿が小さかった……。
南蛮酢につけるので、片栗粉の衣が付いていてもさっぱり食べられます。
胸肉のパサつきも少ないのは、片栗粉の衣のおかげですかね。
そしてタルタルソース! たっぷりかけて食べます。
難しい材料が入っていませんが、たまごのまろやかさと玉ねぎのシャキシャキ感のコンビがとてもおいしいです。
ちょっと時間を置くのがポイントですね。時間が経つことで、まったりと一体化したソースに変身。
これがあるとないとで、チキン南蛮の完成度が変わります。
市販のタルタルでもいいんですが、ちょっと面倒でも出来立てのタルタルソース、おいしいですよ!
あまったら、翌朝のトーストにでも塗ればよいと思います。
(我が家はたっぷりかけたので余りませんでしたが!)
これ、色んなところで見かけたレシピを混ぜて魔改造した感じなんですが、おいしくてすでに何度か作ってます。
かなり簡易版にしたとはいえ「ズボラレシピ」とは言えない面倒さがあります。
でも、面倒さを乗り越えても作ってしまう。
自画自賛ですが、おいしいのです。
まあ、タルタルをかけると大体おいしくなるよね……とも思いますが。
ビールのつまみにもご飯のおかずにも、どちらにもイケると思います。
また作ろう。
油はね防止ネットがあると、揚げ焼きがはかどります!
https://tsutachi.co/blog/2019/02/oil-screen/