こんにちはつたちこです。
ランチにナポリタンを作りました。
今回、ナポリタンを作るにあたり、試したかったのが水漬けパスタです。
水漬けパスタ、以前もやったことありますが、独特のもちもち感があります。
嫌いではない。
嫌いではないけども、乾麺をゆでたときのツルっとした感じのほうが好きで、あまり水漬けパスタを作ることはありませんでした。
だけど、ふと思ったのです。
日本の喫茶店文化から生まれたナポリタンには、水漬けパスタ特有のもちもちした食感があうのでは……!
お店のナポリタンをつくるのに、麺は前日に茹でて1日置くと聞いたことがあります。
これが独特のもちもちした食感になるとか。
もしかして、水漬けパスタの食感はそれに近いのでは?
前日に茹でておくのはちょっとハードルが高いけど、水漬けパスタなら3時間程度つけておけばOK。
朝から漬ければランチにちょうどいいです。
というわけでやってみました。
今回の材料(2人前)
・パスタ(1.6mmで9分茹でのもの)200g
・新玉ねぎ 1個 厚めのスライス
・ピーマン 1個 千切り
・ソーセージ 2本 斜め薄切り
・ニンニク 一かけ みじん切り
・トマトケチャップ かなりたっぷり(計り損ねました)
・塩コショウ 適宜
・オリーブオイル 適宜
・バター 少々
いざ作ります。
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パスタは朝から水につけて冷蔵庫に入れておきます。
3時間以上たつと、こんな感じでふやけてます。
白くてビビりますが、茹でると戻るのでご安心を。
小鍋にお湯を沸かして、塩を少々入れて準備します。
みじん切りのニンニクと新玉ねぎをオリーブオイルで炒めます。
うっすら透明感がでてきたら、ソーセージとピーマンも入れてさっと炒めます。
この後も炒めるので、この段階で生っぽくても大丈夫。
野菜類を周りによせて、ケチャップをどーんと。
かなりたっぷり入れます。
※あとでわかりますが、これでもちょっと味が薄めでした。
このまま火にかけて、ケチャップの水分を飛ばします。
しばらく水分を飛ばしたら、具と混ぜてさらに炒めます。
ケチャップをフライパンに入れた段階で、パスタをゆで始めます。
漬けていた水は捨てます。
茹で時間は既定の半分くらいで大丈夫。今回は4分強茹でました。
味見をして、ちょっと柔らかめ? くらいな感じまで茹でます。
パスタがゆだったら、お湯からトングで取り出して、そのままフライパンに入れます。
水を切りすぎない感じ。
同時に、フライパンにバター少々を入れます。
パスタのまわりのゆで汁と、フライパンの油分を乳化させながら、パスタとフライパンの中身としっかり和えます。
混ざったら味を見て、薄ければ塩コショウで調整。
これで出来上がり。
彩りに冷凍パセリをふりました。
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これがですね。
最初に書いた「もちもち感」がとてもいい感じで、ああ!ナポリタンってこうよ! という気持ちになりました。
予想が当たってうれしい。
粉チーズがよく合います。
ただ、見ての通り、色がちょっと薄いです。
で、ケチャップ風味もちょっと薄い。
あんなに入れたのになあ……。あれでも足りないとは……。
それでも私は物足りないほどではなかったのですが、オットは追いケチャップをして食べてました。敗北感。
味の濃いほうが良い方は、本気で「こんなに入れていいの?」ってくらいケチャップを入れたほうがよさそうです。
ケチャップの水分飛ばすのは(またしても)樋口直哉さんのレシピを参考にしました。
喫茶店のナポリタンの作り方、プロの味に近づけるための工夫をいくつか|樋口直哉(TravelingFoodLab.)|note
※ちゃんとケチャップを計量せよ、と書かれています。わー、すみません。
今回特に気に入ったのは、新玉ねぎをたっぷり入れたところです。
厚めに切ったので、食感は残りつつ炒めたことで甘みがすごい。
とてもおいしいです。
新玉ねぎのあるシーズンならではですねえ。
「水漬けパスタでナポリタン」がよい感じだったのが再現性があるか、実は今週2回作って試してみました。
どちらもおいしくできたので、これからナポリタンを作るときにはこの方法でいきます。
ケチャップは、次回はちゃんと量ってたっぷり入れます!
1つ問題があるとしたら、水漬けパスタを作るには最低3時間くらい水につけないといけないこと。
つまりランチに食べるなら、朝からランチメニューをナポリタンと決めて準備する必要がある。
ランチタイム直前に「今日のお昼、どうしよう?」と日々悩むような適当な私にとっては一番のネックかも。
逆に、決めてさえおけば、メニューは悩まないしパスタはすぐ茹るし、いいことだらけです。
つまり、「ちゃんと事前に決めておけ」という話でした。
準備さえしておけば、おいしい&時短&光熱費も節約(水が少なくていいしすぐ茹るので)でいいことだらけです。