咳エチケットの袖の行方が気になる問題を調べた

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こんにちは、つたちこです。
イベント自粛や不急不要の外出を控えろといったニュース、気持ちが落ちるのであまり見たくない今日この頃です。
引きこもりつつも、なるべく普段通りに過ごしてます。
近所へのランチくらいは普通に食べに行って、微々たるものですが経済を回す!

 

で、以前から気にはなっていたのですが、ここで非常に急浮上した問題。
咳エチケットの話です。

咳をするときの対応法として以下の3つが推奨されています。

1.マスクを着用する。
2.ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う。
3.上着の内側や袖(そで)で覆う。

キャプチャ:厚生労働省 咳エチケット方法

引用:咳エチケット 厚生労働省より

推奨されてる方法の3つ目、「上着の内側や袖で覆う」ですが、それ自体は理解できます。
手で押さえると手に飛沫が付着するから、そこからさらに感染を広げる可能性が高いからですね。

 

でもそのあとは……?

上着の内側や袖に、飛沫が付きっぱなしですよね?

シャツなら洗えば、と思いますが、ジャケットとかだと、そんなに頻度高く洗わないよね?
そのまま上着に飛沫が付きっぱなしでは?

なんなら、ずっとそこに咳を重ねてしていたら、上着や袖は「超・濃厚飛沫の集まり」になってしまうのでは??

一度かかって治った人も、自分の濃厚飛沫の集まりにもう一度咳をしたついでに、再罹患しちゃったりしないのかな?

 

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この咳エチケット方法、今回の新型コロナウイルスだけじゃなくて、前から推奨されていました。
以前いた会社の上司も、よくジャケットの袖の内側でおおって咳をしていました。

きちんと咳エチケットをしてくれてありがたいな、と思いつつ、そのたびに
「その上着はどうなるの……?」
と謎でしょうがなかったのです。

 

あれって、みんなどうしているんだろう?
頻繁に洗っているから問題なし?
でもクリーニングに出すような上着だったら、毎回は洗わないよね?

そのままクローゼットに入れたら、ほかの洋服にもついちゃったりしない?
上着を脱ぐときに手に触れる可能性高くない?

ていうか、一度ウイルスが袖についた場合に、どのくらいの間、影響力が残るんだろう?
1時間? 1日? 1週間?

 

なぜこの咳エチケット方法が推奨されているのか謎でしかたないのです。

ドアノブ間接接触がNGと言われているなら、袖間接接触もだめなんじゃない?
素材が「布」なら平気なんだろうか。

疑問ばかりです。

 

そういえば、この間、安倍首相も同じように背広の袖で押さえて咳をして「ちゃんとやってる」と報道されてましたが。

その上着はそのあとどうなる?! と聞きたくて仕方ない。
安倍首相くらいだったら、毎日クリーニングにだすんだろうか。

 

袖をどう処理するのかがずっと気になる私は、可能な限り「ハンカチかティッシュで覆う」派です。
(マスクの在庫がないというのもありますが)

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今更ですが「袖で咳」の疑問を調べてみたら、こんなページがありました。
(話題がインフルエンザですが、咳エチケットは同じです)

「洗濯した後にインフルエンザウイルスが残ったというデータは見たことがありませんから、洗濯すればひとまず安全と言えるでしょう」

引用:【男と女の相談室】「とっさの咳は手ではなく腕に」 薬剤師のイラスト注意喚起が話題に : J-CASTニュース

やっぱ洗濯しろ、ってことなのか。

さらに、洗濯できない衣類の場合は

「次亜塩素酸ナトリウム液(編集部注:花王の『ハイター』などが除菌液として市販されている)を使う方法がありますが、若干の漂白作用があるので衣類への使用には注意が必要です。そのほか、85度のお湯に1分間浸す熱湯消毒や、クリーニングに出す方法もありますよ」

引用:【男と女の相談室】「とっさの咳は手ではなく腕に」 薬剤師のイラスト注意喚起が話題に : J-CASTニュース

ハイター除菌・熱湯消毒・クリーニング。
それ洗濯に近いっていうか、ほぼ洗濯だよね?
(「洗濯できない衣類の場合」なのに……)

 

つまり結論は、
「咳エチケットした上着は、なるはやで洗え」
ということのようです。

先ほどのサイトを見ると、

手で受けるくらいなら、腕のほうがリスクは大きく下がります

とあります。
「袖を推奨」ではなく、急な咳やくしゃみのとっさの時にできる行動として「手で押さえるより、まし」、ということみたいです。
リスクの差での第3の方法みたいなので、なるべくならほかの方法がよさそうですね。

 

ずっと謎に思いつつ、調べてこなかったのでちょっとすっきりしました。笑

でも、袖についたウィルスがいつまで効力を持っているのかは疑問のまま。
新型の場合はまだよくわかってないことも多いそうですから、仕方ないですが……。

とりあえず、自宅に引きこもりつつ、手洗いうがいはしっかりやっていきます。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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