こんにちは、つたちこです。
いつもとても参考にしている料理研究家 樋口直哉さん。
新しいレシピを公開されたので試してみたところ、おいしくてびっくりしましたので紹介します。
今回作ったのは、こちら。
お肉の存在感が際立つ、お手軽ミートソース|「おいしい」をつくる料理の新常識|樋口直哉|cakes(ケイクス)
「10分ミートソース」と名付けられたレシピです。
最近パスタをあまり作ってなかったので、レッツチャレンジ。
材料や作り方は、上記ページを参照しました。
材料は、非常にシンプルです。
調味料は家にあるものがほとんど。
今回買い足したのはメインになる挽肉とトマトジュースです。
煮込み時間も10分弱と短め。
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出来上がったものがこちらです。
挽肉が塊でミートボール状になっていますが、これは「ひき肉をいじらずに焼いた」から。
肉を触らないようにするのが、このレシピのコツです。
(途中もっと崩してもOK、とレシピにありましたが、あえて大きめに残してます)
で、食べてみました。
……なんでこんな複雑な感じの味になってるんだ?
と不思議になってしまうおいしさでした。
おいしい。とても。
味を付けるための調味料は塩と砂糖と、隠し味程度のウスターソースだけなのです。
にもかかわらず、出汁類ももちろんなにも入れていないのに、とても複雑な感じの味になってます。
あと、「お肉の存在感が際立つ」とタイトルにあるように、とても肉々しさが感じられます。
かたまりで食べる部分があるからですが、これがとてもいい。
見た目以上に満足感があります。
粉チーズをかけてももちろんあう。
個人的には黒コショウ好きなので、食べるときにかけて食べました。もちろんおいしいです。
(レシピ内には胡椒が一切使われていないのです。それもちょっと意外でした)
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このレシピを作った樋口直哉さんのことを、非常に信頼しているのは、やることに全部根拠を伝えてくれるからです。
ぜひ前述のレシピも最後まで見ていただきたいのですが、普通の「作り方」にあたる部分のあとに、「なぜそうするのか」「それでどうなるのか」が書かれています。
一瞬「え!?」ってなる工程があったりしますが、きちんと理屈があるので「こうしないといけない」「ここまで焦げ目をつける」みたいなジャッジもしやすい。
つまり勝手にアレンジしないほうが、絶対おいしいんだな。
今回も、ものすごく忠実に(いつも適当な私にしては珍しくきちんと計量の上)作りました。
トマトジュースに至っては、樋口さん使用のものとまったく同じ商品を買ってきてしまいましたよ。
おかげで、おいしいミートソースパスタが食べられたわけです。
「舞茸とか、キノコ類が入ってもおいしそうだな」
とか
「野菜も入れたくなっちゃう」
とか個人的にはアレンジを考えちゃいますが、まずはぜひ、樋口さんのレシピに忠実に!
何でこの材料でこの味に!? と嬉しくなるレシピです。おすすめ。
※と言いつつ、彩りが欲しくて上にパセリをふってアレンジしていた私であった……すみません。
1点、途中であわてたのは「10分ミートソース」とあったので「開始から10分で完成する」と私が誤解した点です。
実際には「煮込むのが10分弱」なので、その前段階含めて調理時間自体は20分くらいかかります。
でも、その間にニンニクを切って炒めるとか、お湯を沸かしてパスタを量る、そして茹でるが同時進行できるので、無駄な動きはありません。
そして20分でこの味なら全然OKです!