法事 in 台風19号

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こんにちは、つたちこです。
3連休を中心に東京に行ってました。
主目的は法事です。

 

今回の法事は、実父の13回忌でした。
早いものです。

「もう13回忌だから、本当に家族だけでお墓参りと食事会だけしようと思う。来れたら来て」
と、母から正式に連絡があったのが夏前のこと。

父の法事ですから、行きますとも。

飛行機を予約したのが9月。
ちょうど3連休にかかる日程だったので、前後の平日に移動して飛行機代を浮かせました。
(LCCは平日だとめちゃ安い)

 

そんな父の法事。
あの関東・中部・東北で猛威を振るった大型台風19号が直撃した日でした。

わたしとオットはそれ以前に移動して実家に寝泊まりしていたので、参加自体は全然問題なかったのですが、次兄家族は車で当日移動なので参加見送りが決定。

 

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「本当にやるの?」
「やめる?」
「でもお弁当頼んじゃったし……」
と母はぎりぎりまで悩んでいました。

一番のネックは、「このタイミングでお弁当をキャンセルすると、キャンセル料を取られる!」とのこと。
お弁当屋さんからは特にNG連絡はありません。

お弁当屋さんが持ってきてくれるなら持ってきてもらって、そしてその場にいるメンバーで食べればいいじゃないか、と実行することになりました。

 

結局集まったのは、長兄家族とわたしとオット、そして母と叔父。
これから台風が上陸する! という緊迫感あふれる中での法事(という名のただのごはん会)になりました。

 

頼んだお弁当屋さんは、昼前に到着をお願いしていましたが、「朝イチで持っていかせてください」と連絡があって9時過ぎに到着。
朝の時間はまだ雨風が強くなっていなかったのですが、きっといつもより早朝に作ってくれて、届けたあとは速攻解散だったのではなかろうか。

こちらからキャンセルするとキャンセル料とられる(向こうが断るならそれでもいいけど)と粘ったわが母と、台風で休業したいが言い出せないお店と、どっちが先にキャンセルを言い出すか、チキンレースみたいな感じだったのではなかろうか。

そして、ちゃんとお弁当届けてくれたのは、とてもありがたかったです。
こういうケースでも、お弁当やさんからは「無理です、持っていけません」と断れないものなのか。
かなり申し訳ない気持ち。

 

そんな大変なところをやってきたお弁当をかこみ、みんなでお昼を食べました。
我が実家の盆と正月はいつも飲んだくれるのですが、さすがにこの日は「もしなにか非常事態になったらまずいから」とアルコールは控えめ(それでも飲んでるところが……)。

写真:台風の中届いたお弁当

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ごはんを食べながら父の話などをしていましたが、途中からはスマホの警戒警報が鳴りまくり。
大人が8人も集まったので、それぞれのスマホが一斉に鳴り、警戒警報の大合唱でした。

 

途中からはテレビでNHKを流し、どんどん強くなっていく雨を感じながら親族で一部屋に閉じこもる、ある意味とても印象深い法事になりました。
ずっと語り継がれそう。

 

翌日の台風一過。
結局、実家周辺は何事もありませんでした。

実家は台地上に建っていて、かつ、崖沿いでもないので、水に浸かる&地すべりなどの可能性は限りなく少ないです。それがわかっていたので強行したのですが。

でも、直接水に浸からなくても強風で瓦が飛んできて窓が割れる、断水、停電などの可能性はもちろんあるわけです。

万一そういう被害にあったら、私とオットはめちゃくちゃ厄介者になるところだった。
(貴重品の水を使う人数が2人も増えることに……)

「飛行機取っちゃったし、いけそうだから行くわ」
と上京してしまったのですが、ここまで直撃するのが判明していたのなら、行かないほうが賢明だった。
後から反省しました。

親族たちは快く迎えてくれた(と思う)のですが、申し訳なかったなあ。
マジで来ちゃったよ、と心の中で思っていたら、本当にごめんよ。

今度おわびにおいしい糸島野菜でも送ろう……。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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