【大分別府】念願の「友永パン屋」さんにいってきた!

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こんにちは、つたちこです。
初! 大分県上陸。
オットのサッカー観戦のおともで、大分県に遠征してきました。

大分に行くならぜひ行きたい場所がいくつかありまして、そのうちの一つが「友永パン屋」さん。
別府で一番古いといわれる老舗パン屋さん。創業大正5年。
いつも行列ができるお店なんだそうです。

結構まえに存在を知ってから、ずっと気になってた!
大分に今まで行けなかったので、この機会を逃すわけにいきません。

お店に行ったのは土曜のお昼過ぎ。
結構雨が激しい日でした。
空いてるかな? どんな混雑具合だろう? 雨の中長時間並ぶのはツライなあ……とビビりつつ、お店にたどり着きました。

「友永パン屋」さんは細い道ぞいにあるのですが、お店の前に警備の人がいて、何か所かある駐車場にちゃんと誘導してくれます。
専門の警備の人を雇うほどの混雑具合! すごい!
誘導のおかげもありますが、駐車場の数も多くて、車はスムーズに留めることができました。

お店はこちら。
なんともレトロな雰囲気がかわいい外観。

写真:大分 友永パン屋 外観

ですが、店内は人でギュウギュウです!
わー、やっぱりすごかった!

かろうじて店内に入ることができました。
お店の方に、番号札と注文票を渡されます。
「順にお呼びするので、列は崩して大丈夫です。注文を書いておいてくださいね」
とのこと。

お店に入って左側が販売ブース。
壁には、パンの在庫状況が書かれたボードがあります。
すでに売り切れも!

写真:友永パン屋 カウンターの中のメニュー表
販売ブースの壁に、パン販売状況が〇△×で示してあります

ただ、随時追加で焼いているようで、奥から「クリームパンできました!」等の声が聞こえてきます。
パンを焼くチームも見えないところにいるんですね。

販売ブースの逆サイドでは、焼きたてのパンを袋にセットする部隊が別に働いています。
この小さなお店に、一体何人スタッフさんがいるんだ!?

写真:友永パン屋 パンで溢れる店内の様子
別部隊の方たち。ユニフォームもかわいいですね。

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さて、待っている間に注文を検討。

ここはクリームパンがおいしいと聞きました。
あと、アンパン系はたべたい。
ノーマルの食パンも。
あとハード系もおいしそうなので、フランスパン系。

どれも100円前後と、とてもお安い!
味付けパンやチーズフランス、あんパンなどは、袋に入ったセット販売もありました。

悩んだ末に、注文したのは、
こしあんパン、小倉あんパン、クリームパン、ワンチャンパン、山食パン、バターフランス、チーズフランス。

写真:友永パン屋 番号札と注文票
悩みつつ、注文票に数を入れます

注文票に数量を書いたら、あとは順番に待ちます。

私のように、数個ずつの人もいれば、中には10個20個とまとめて買っていく人もいます。
うーん、すごいまとめ買い!

待っている間にほかの人の注文をみていると
「あれもおいしいの!? せっかくだから買っておくべきか!?」
と、つい追加していってしまう罠。

写真:友永パン屋 店内
年季の入った箱にパンがしまわれてます

そして、勝手なイメージで恐縮ですが、老舗パン屋さん=おじちゃんおばちゃんが運営するお店、と思っていました。
でも実際に目の前で働いているのは、ほとんどが若い女性。
数人が同時進行で、くるくるてきぱきとすごい勢いで注文をさばいていきます。

なので、店内はギュウギュウではありますが、結構回転は早いです。

10分弱くらい待ったかな?
私の番号が呼ばれました。

記入済みの注文票を渡すと、パンの入った箱からさっさっと取り出して目の前に並べて、まとめて詰めてよいか、すぐに食べるものはないか、などきめ細かい対応。
そして、数や種類が注文と間違いがないか一緒にチェックしてくれます。
問題なければ、会計は電卓ですごい速さで計算。
全部単価覚えてるんだな、すごい……。

今回の私の注文、いろいろ頼んだのですが、合計850円でした。

さて、パンはその日の夜、まず、サッカーを見ながら食べました。

写真:友永パン屋 つぶあんパン こしあんパン
小倉あんパン&こしあんパン

小倉あんパンとこしあんパンは、どちらも甘さ控えめですが、こしあんは舌触りなめらかでさらっと溶ける感じ。
小倉あんはなんというか、おはぎを食べているような錯覚に陥りました。なんなんだ!?
おなじ「あんパン」でも全然違う! 面白い。

周りのパンは、ふわふわで柔らか。
パサつきが全然なくて、とてもしっとりしている。
とてもおいしい!
このアンパンは、今まで食べたアンパンのなかで、かなり上位に食い込むおいしさです。

写真:友永パン屋 つぶあんパン
小倉あんおいしい。

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どっちもおいしいですが、個人的には小倉あんパンがより好きかな……。
もう一個買ってくればよかったです。

その後、バターフランス、ワンちゃん(クリームパン)を食べました。
ワンちゃんは袋に詰められている間に顔がひしゃげてしまった……。

写真:友永パン屋 ワンちゃん、バターフランス
左がワンちゃん、右がバターフランス。

カスタードクリームは粉っぽさがなくてとてもなめらか。
こちらも甘さは控えめでした。
柔らかいパンとの相性抜群です。

写真:友永パン屋 ワンちゃん
「ワンちゃん」は、クリームパン。

バターフランスは「フランスパン」ですがそれほど皮はかたくなくて、しっかり歯ごたえがあるけど「バケット」みたいなバリバリではありません。
バターフランスは、パンの中にバターが入った状態で焼き上げるのか、中にしっとりした空洞ができていました。

写真:友永パン屋 バターフランス
気泡のできた生地のフランスパン。
バターが染み染みになってます

ふわっと香るバターがいいですね。
こちらもしっとり。

食パンは、キメの細かい生地でした。
トーストすると、さくもちっとした食感で、癖が全然ない。

写真:友永パン屋 山食パン
癖のない、山食パン

パン自体の個性はあまりないのですが、その分食事と一緒に食べるのに最適です。
サンドイッチとかに、とてもよく合いそう。

以前北九州小倉に行ったときに寄った「シロヤ」に、ちょっと通じるような気がしました。
ずっと地元密着で、値段も安くて、おいしい。ずっと食べても飽きない味。

次に行ける機会ができたときは、もっといろいろ買って帰りたい。

ていうか、もう右から左と1個ずつ全部大人買いしてくればよかったのでは……と今更思ってます。うう。

ごちそうさまでした!

友永パン屋
大分県別府市千代町2-29
友永パン屋(食べログ)

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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