雨降る有田陶器市で「G工房」のお茶碗とマグカップを買いました

※本ブログの一部のページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

こんにちは、つたちこです。
毎年ゴールデンウイークに開催される「有田陶器市」に行ってきました。

毎年4月29日から5月5日に開催される有田陶器市は、約120万人の人出と予想される日本最大級規模の陶器市です。
混雑覚悟で行ってきました!

交通状況

今回4月30日に行きました。
福岡県糸島市から西に向かい、佐賀県の唐津を経由して南下、佐賀県有田町へと向かいます。

さすがの九州でもゴールデンウイークは道路混んでました……。
とはいえ、関東の「高速40km渋滞」とかのあほみたいな渋滞ではなかったですが、たまにノロノロ運転区間がありました。
ひさびさに渋滞した道路を運転しました。

有田陶器市は街まるごとが会場

朝から小雨が降ったりやんだりの天気だったせいか、予想したより混雑していませんでした。
去年「波佐見陶器まつり」に行ったとき、ものすごい人波だったので、それをイメージしてたので拍子抜けしました。

写真:有田陶器市の様子
天候のせいか?大きな混雑はなかったです

有田陶器市は、有田駅から上有田駅の間の道が歩行者専用道路になり、まるごと陶器市会場になります。
全長3km弱。往復約6km。さらにお店をうろうろ。
全部歩きます……!(シャトルバスも出ているそうですが今回は使ってません)

そのほか、脇道や裏道にもお店が展開していたり、メイン会場以外にもやっているところがいっぱいある状態。

写真:有田陶器市の様子
お店の裏側にいきなりある雨ざらしの売り場。激安である。

面積が半端ない広さなので、大型テントで1か所集中の波佐見陶器まつりより混雑緩和されるのかもしれません。

写真:有田陶器市の様子
懐かしい感じの器(特に上段の急須)ですが、逆に新しくておしゃれなの?

「G工房」が好みで素敵でした!

<スポンサーリンク>

かごに山詰みされた量産品から、ガラスケースの中の高価な1点ものまで、様々なお店が並びます。
その中で、今回ひかれたのが「G工房」

メイン会場の通り沿いにある、古い町家を改造したお店でした。
ここにお店と工房があるのだそうです。

ディスプレイも、素敵です。

写真:有田陶器市 G工房のウインドウディスプレイ
他とはちょっと違う印象のディスプレイ

有田焼は「青系や赤系の絵付け磁器」がイメージでしたが、ここの磁器は真っ白で絵付けはなし。
だけど釉薬にも種類があり「真っ白」「薄青い白」「つや消し白」とあるのです。白へのこだわりがすごい!

写真:有田陶器市 G工房の食器
上段下段で微妙に色が違うのです。

そして、シンプルだけど形がとても美しい。
手作りで、一つ一つ微妙に形が違うので、同じ型でも自分好みの器が探せるというお宝発見感があります。

写真:有田陶器市 G工房の食器
マグカップだけでも微妙な違いでたくさんある。悩ましい。

さらに、お値段もわりと手ごろ。大事なポイントです!
激安ではありませんが、我々にも手が出せるくらいのお値段でした。さらに3割引き。

お店は歩き始めた最初のころに見つけ、いったん冷静になるためにお店を離れて上有田駅方面まで行き、元の場所に戻ってくるまでに頭を整理。
それでも「やっぱりいいな」と思ったので買うことにしました。
そこまで印象深かった器は今回ここだけでした。

素敵な器はほかにもたくさんありましたが、買って帰るとなると、厳選せざるを得ません。
(大量に欲しいわけではないので……)

買ったのは、仕事中に飲むコーヒーのためのマグカップ。
オットと私で好みが違ったので、これはそれぞれの好きな型を選びました。
安定感抜群の寸胴型が私のです。

写真:有田陶器市で買ったG工房のマグカップ2種
形違いで買いました。釉薬はつや消し白です。

さっそくコーヒーを淹れて飲んでみました。白い器にコーヒーが映えます。

写真:有田陶器市で買ったG工房のマグカップ2種
いい感じです!コーヒーがうまい!

そしてもう一つ、小さな茶碗を2つ。
「新茶なんかを飲むのにいいですよ!」と言われた小さな手のひらサイズのお茶碗ですが、これをぐい飲みにするつもりで買いました。
お酒が大量に入ってしまいますね……。

<スポンサーリンク>

へこみに、いい感じに指がフィットするのです。

写真:有田陶器市で買ったG工房の茶碗
手のひらサイズのお茶碗。

とても薄くて、光にかざすと指の影が透けて見えるのです。
口当たりがよさそう。

写真:有田陶器市で買ったG工房の茶碗
うっすら指の影が透けてます

これでお酒を飲むのを楽しみにします(まだ使ってません!)。
日本酒に合う肴を用意せねば……。

余談ですが、G工房のお店の方の接客がとても上手で関心しました。

押しつけがましくなく、にこやかでおだやか。
知識の足りない私に見ている器の情報を適宜教えてくれ、売りたい雰囲気の発言はほとんどありませんでした。
なので、こちらも安心して見ていられるし質問もできます。

そしていったん離れて1~2時間経ってからお店に戻ってきた我々をみて「戻ってきてくれて、ありがとうございます」と笑顔。
このイベント時で大量に来客があるのに、よく覚えてますね! と感心しました。
(特別印象に残りそうなヘマはしていないはず……たぶん……)

お店自体も素敵でしたが、あの接客に心動かされる人も多そうです。

有田はもうちょい探索したい

今回は「有田陶器市」イベントで行ったのと、途中雨が降り出して足元が濡れてきて心が折れそうだったのもあり、ゆったりと町中を見てまわり損ねました。
メイン沿い以外にも、資料館・博物館や神社などの観光スポットなど面白そうなところがあったなあ、と後から見て思ったり。

有田は、また改めて行ってみたいところになりました。

有田陶器市について、駐車場の様子などを「あちこち九州」にも詳しく書きました!
こちらも参考にどうぞ。

「唐津やきもんまつり」「波佐見陶器まつり」も昨年行ったときの情報をまとめてます。

  • ブックマーク

この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。