化学実験? フューシャピンクのさつまいもレモン煮ができました

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こんにちは、つたちこです。
最近「常備菜」ブームが来ているのですが、中でもよく作るのが、「さつまいものレモン煮」です。

味も好きなのですが、作り方も簡単なのです。

さつまいも2本を切って鍋に並べ、ひたひたの水に砂糖を大さじ4、5杯。
コトコト煮て、柔らかくなったらレモン(汁)を入れて、冷まして味をしみこませたら出来上がり。

時間もそれほどかからず、重宝しています。

季節的にも、さつまいもがたくさんお店に並んでいるのです。
作り置きがなくなると、すぐまた作りたくなってしまう。

 

そうしてまた、スーパーでさつまいもを買ってきたのですが、この日ちょっと安くなっていたイモがありました。
その名も「パープルスイートロード」
皮の色が鮮やかだなあ、と思いましたが、あまり深く考えずに買ってきてしまいました。

いざ調理、と、イモを切って、びっくりです。
どむらさき、だ。

切って水にさらします。きれいな赤紫。

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たしかに「パープル」とは書いてありましたね……。
まあ、たぶん色が紫なだけで、味はサツマイモでしょう。
「スイートロード」ってくらいだから、普通より甘めかも。

いつも通り煮ていきます。

弱火で20分ほど炊いてから蓋を開けたところ。

ちょっと衝撃が走りました…

ドドメ色ってこういうのかな? という感じの、紫の物体が出来上がりました。
ちょっと衝撃的。
煮汁も超紫色。

どうやら思ったより煮崩れしやすいいもだったようで、ちょっとぐずぐずになってしまい、ますますカオスな感じ。

ここでレモンを入れるタイミングなのですが、ちょっとビビります。

これはもしや、リトマス試験紙的な反応するやつでは?

レモン入れると、青くなるお茶とかあるなあ。
青いさつまいもは、おいしくなさそうだなあ……。

ちょっと躊躇しつつ、レモン汁を投入。

すると……。
「リトマス試験紙的」は当たりでしたが、反応は逆で、赤くなるほうでした。

レモン汁に反応して、鮮やかなピンクに!

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めちゃくちゃ鮮やかなピンクになりました。
シバ漬けかな? というくらいのフューシャピンク。

一晩置いたら、ますますピンクに磨きがかかりました。

見た目はすごいですが、味見をしたところ、いつものレモン煮とあまり変わりませんでした。
味は地味です。

 

そんなわけで、ここしばらく、食卓に妙に派手な(でも味は地味な)お皿が並んでいます。

この鮮やかな色、なんか別の形で使えないモノかなあ。
味が地味めだけど、パーティフードみたいなのにうまく使ったらおしゃれな一皿ができそう。

これからだとハロウィンとか……(私はそんな予定はないので活用できないのですが)。
スイートポテトとかモンブランみたいなお菓子系にするといいのかもしれませんね。

 

あとから調べたところ、「パープルスイートロード」はその名の通り紫芋。
紫芋はだいたい甘みが弱いものが多いなかで、結構甘い、という品種なんだそうです。
ブルーベリーの紫色と同じ成分の「アントシアニン」、抗酸化物質ポリフェノールが非常に多くて、老化や発がん性物質の予防効果が期待できるとか!

色はすごいですが、積極的に食べると体に良いかもしれませんね。

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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