【大濠公園ディナー】「Ristorante Stefano e Tomoko」でお祝いしてもらいました

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こんにちは、つたちこです。
7月は誕生月です。
しばらく前になりますが、無事に誕生日を迎えました。
オットがお祝いしてくれる、とおいしいお店に連れて行ってくれました。
やったー。

現地に着くまで、お店のことは知らされず、着いたのがこちら。
大濠公園駅から、徒歩3分くらい。

白壁に屋根瓦。ちょっと和風?

……和食? と勘違いするような見た目のお店です。
よく見ると、ワインセラーがガラスの向こうに見える。
んー? 何やさんだろう?

早速入ると、こじんまりとした空間に、ゆったりとしたテーブル。
カウンターもあります。

どうやら洋食系、とはわかりました。
オープンキッチンで、カウンターの向こうにはシェフの男性がニコッと迎えてくれました。

席に案内してもらい、ぐるりと見渡すと、シチリア島の地図発見。
あ、イタリアンか!
やっとわかりました。

ゆったり配置のテーブル。ずらりと並ぶカトラリー。
なんだかゴージャスです。

こちらが落ち着いたころを見計らって、メニューの説明に来てくれます。
コース料理で、結構な品数。
全部何が出るかを説明してくれました。
魚からお肉から、いろいろ出てくるみたいです。

楽しみにしつつ、まずはビールで乾杯。
冷たくてとてもおいしい。
外はめちゃくちゃ暑いから、汗がなかなかひかないのでした。

まずはアミューズ的な「ようこその一品」。
一品といっても、とても手がかかっている……。
鶏のスモークと、カプレーゼ(チーズソースの下にプチトマトのスライスが隠れているのです)。
ぱくっとひと口で。
おいしい。しょっぱなから。

「ようこその一品」。なんだか繊細ー!

これはワインを飲むべきだね!
というわけで、ビールの後はワインに。
おすすめのワインを料理に合わせて3杯セットしてくれる、というのをお願いします。

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今回、白、赤、赤、と料理のタイミングに合わせて3種類出してくれましたが、どれもとてもおいしかった。
特に白!!
甘すぎず酸味も強すぎず、でもちゃんとしっかりした味で、なんというか、絶妙でした。
(どれもイタリアワインでした。名前はいつも通り忘れました……)

そしてパンはこちら。

手作りのパン4種。フワフワフォカッチャから、カリカリのグリッシーニまで。

4種類。フォカッチャから、堅パンまで。
食感も味も香り(ハーブ)も違ってて、面白い。

前菜に入ります。1つ目は、かつおのたたきにカポナータを合わせたもの。
緑のなすペーストと、輪切りのナスチップがおいしい。
ソースがアーティスティックです。

かわいらしく盛り付けられた前菜その1。

次も前菜。
今度は鯛のグリル。
黄色いソースはパッションフルーツ。緑はズッキーニ。
鯛の皮がパリッと。中はふっくらしていて、とてもおいしい。
フルーツのソース、よく合います。

なんだか枯山水みたいな前菜その2。

お次はパスタ。
熊本の赤牛を使ったフィットチーネ。上にはチーズがのってます。
これ……、めちゃくちゃうまいミートソース、ですね。
とてもお上品に盛られていて、ペロリです。
肉肉しくてうまーい。

少量だけど、すごくパンチのある味でした。肉!って感じ。

そしてリゾット。
シェフの方は、リゾットが得意料理なんだそうです。
色鮮やかな黄色は、ウコンのリゾット。
トッピングは子牛の首のところの肉です(名前失念)。
このお肉がやわらかくて、でも面白い噛み応えがあって、とてもおいしい。
ぱくっと食べちゃうのがもったいない感じ。
うこんのリゾットも、なんだか体によさそうです。ワインのんでもOK! みたいな(勝手に)。

まっ黄色のリゾットに子牛肉。やわらかくてくにくにしてる独特の食感でした。

ようやくメイン登場!
豚肉のグリルです。
さっとこのお皿がでてきたら、びっくりですよ。
大惨事か!?
これ、パプリカソースだそうです。

ドキッとする盛り付け。いちいちソースがアーティスティックです。

お肉はとても柔らかくて、添えてあるパプリカのマリネと一緒に食べると、最高。
脂身が甘いんですよねえ。うまーい。
添えてある野菜のグリルは、ちょっと焼きすぎた感(とうもろこしは特に……)でしたが、甘みがどれも強くておいしかったです。

これで、料理はおしまい、この後デザートになります……。
と案内されたあとに、どうやら我々がお酒を結構楽しんでいたこともあり、食後酒を勧められました。

イタリアンで食後酒っていうと、グラッパかな?
と思ったら、手作りのリモンチェッロが数種類あるんですよー、とのこと。
冷凍庫から、4種類くらいの瓶が出てきました。
「香りもかなり違うので、どうぞー」と蓋まで開けてくれます。

4種のリモンチェッロ(レモンはないけど)。どれもいいかおり。

日本のかんきつ類でつくられたんだそう。
ゆず、かぼす、みかん、すだち。
あれ、レモンはないんだ。笑

香りをかがせてもらって、私はカボチェッロ(カボス)、オットはミカンチェッロ(みかん)にしてみます。
ストレートもお勧め……といわれましたが、さすがにきつそう(約30度だそうです)なので、ロックにしてもらいました。

小さなショットグラスで氷をいれて。

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なめるようにして飲んでみると、おおー。きつい。
ニヤニヤしちゃうきつさです。

「ショットグラスで一気に飲み干すのがイタリア流」なんだそうですが、ちょっと無理だ。
ちびちび飲んでしまう。
アルコールも強いものの、甘さとかんきつ類の香りもすごく強くて、おいしいです。

オットは私よりアルコール弱いので、途中でソーダで割ってもらいました。
ソーダ割もさわやかでおいしかったです。

さて、デザートはチョコレートアイスと、ティラミス。
わー、ティラミスって、なんだか食べるの久しぶり!!
結構スポンジがすっかりしっとりしていて、柔らかめでした。
アイスは、下にサクサクのお菓子(名前を失念…)が敷いてあり、一緒に食べるとおいしい。

デザートは茶色系で。

そしてコーヒーと焼き菓子その他でフィニッシュです。
このトリュフチョコがまた、とろけるようでおいしかった!
オレンジピールならぬ、グレープフルーツピールはしっかりどっしり甘かったです。

最後まで手を抜かない感じのおいしいお菓子たち。

いやー、ちゃんとしたフルコースだ!
どのお皿もとても美しくて、おいしかったです。
私はものすごくおなか一杯になってしまいましたが、オットはそこそこだったそうなので、男性には少し少な目かもしれません。

サーブしてくれた方もフレンドリーでしたし、こちらのペースでしっかり進めてくれるし、とても良い時間が過ごせました。
ごちそうさまでした。

そして連れてきてくれたオットにも、ありがとうありがとう!

 

Ristorante Stefano e Tomoko

https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40039467/

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。