苺を買うならやっぱり伊都菜彩に限る、という話

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こんにちは、つたちこです。
糸島といえば、いちご。あまおうを中心としたいちご栽培が盛んです。
なので、12月くらいからずっと、産直市場にはいちごが出っ放しです。

これがまた、とてもおいしい。ほんとにおいしい。
朝、採れたての完熟苺なのだ。
ヘタの際まで、そして中まで全部真っ赤なのです。
おいしいに決まっている。

東京の知り合いにも送ってあげたいのだけど、この完熟状態で輸送したら絶対ぐずぐずになってしまうのでしょう。
だから東京で売っている苺は、へたの周りが白いのだと理解しました。
(完熟前に収穫して、追熟させるのだとおもわれます)

 

そんな完熟のいちごたちを、見かけるたびについ買ってしまうのですが、先日ちょっと失敗しました。

某産直市場で、外に置いてあったあまおういちごが安かったのです。

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いちごは傷みやすいので、ちゃんとパックの後ろまでチェック。
安いだけあって多少傷んでいましたが、まあ自分で食べる分にはいいか、というくらいな感じ。

お店の人にも「自宅用ですか? 少し傷んでますが、よいですか?」と聞かれました。
「後ろも確認したので、いいですよ」と答えて買って帰ったのです。

 

その翌朝、食べようとしたのですが。
ものすごい勢いでカビが生えておりました……。
なんとか無事なところを救出しましたが、半分はダメな感じ。

ああ、安物買いの銭失い。

確かに確認したときは大丈夫だったけど、よく考えたら「外に置いてあった」。
テントの下にはあったものの、その日は晴れて結構温かかったのです。
完熟の苺なら、すぐに傷んでしまいそうな条件。
うちに来て、わずか半日でカビだらけになってしまう、というショックな出来事でした。

 

その数日後、伊都菜彩(糸島の巨大産直市場)に行きました。
そこで気が付いたのは、伊都菜彩は店内が寒い。

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外はほがらかな春らしい陽気でしたが、中に入ったら冷たい風がどこからか強く吹いている……。
エアコンだ! 天井の大きなエアコンから冷風がガンガン出てます。

よく見たら、スタッフの皆さんも結構厚着。
人間の快適さよりも、野菜の鮮度を保つことを第一に考えてるってことか……!!

たしかに、伊都菜彩の野菜で「すぐに傷んだ」みたいな事故はほとんど経験がありません。
いつも瑞々しくツヤツヤの野菜たち。うちに買って帰ってもしっかりしているのがほとんど。

たくさん売ってて、たくさん買われるので回転がいい、古いものがない、というのも大きな理由だと思いますが、この売り物第一の環境が保たれてるのも大きな理由の一つなのかもしれません。

 

この日も、小粒のあまおういちごを買って帰りました。
値段は先日の安いものと50円くらいしか違いません。

完熟で甘くておいしい。そして痛みはゼロです。
やっぱり売れてるお店っていうのは、そういうところの意識が高いんだなあ、などと感心してしまったのでありました。

混雑もすごい時はほんとにすごいんですが、それでも農産物を買うなら伊都菜彩に行くべき、と改めて思いました。
そろそろいちごのピークも越えそう。仕事が落ち着いて、ジャム用の小さくて安い大量の苺をゲットしたらジャム作るぞー。

伊都菜彩の苺
この日のおやつ。イチゴと地元のケーキやさんのプチケーキ盛り合わせ(食べすぎた)

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
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