こんにちは、つたちこです。
熊本マラソンから1週間、だいぶ体調も復帰してきました。
フルマラソンは大体1年に1度出るのですが、ほとんどの場合、1週間くらいは体調ボロボロの状態です。
フルマラソン後の体調不良
一番目立つ体調不良は、筋肉痛。
走り終わった直後から、ふくらはぎ、脛、ふとももはもちろんですが、腕や背中、腰などがバキバキに痛くなります。
(走ってる時から痛いんですが、気合で無視してる感じ……)
走ることは全身運動だ、と実感。
走った日の夜は、ベッドに横になるのすらぎくしゃくします。
あとは階段の下りと、椅子に座ること。
しゃがむのもめちゃくちゃツライです。
これは2日目くらいからだいぶ復活しました。
次に関節痛。
私の場合は股関節が痛みます。
ずっと使っていたせいで、炎症でも起こしてるんだろう、と思っています。
普通に歩くときも、ずきずきする感じ。
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関節痛も3日くらいには大分よくなったかな。
あんまり激しい動きはしないようにしてました。
そして、内蔵疲労系。
マラソンの時に必要なエネルギー(グリコーゲン)を生み出すのが、肝臓なんだそうです。
つまり、マラソン中は肝臓がフル稼働。
このおかげで走れるわけですが、終わった後は激しく動かしすぎて、ダメージを受けているんだそうです。
私の場合、そのほか、食欲があまりなくなったりしました。
これも内蔵疲労の症状の一つだそうです。
栄養は取らないといけないのですが、脂っこいものはしばらく避けてます。
これは1週間たってもまだ本調子に戻ってない感じがします。
めちゃくちゃ具合が悪いわけではないのですが、微妙に低調、といった感じです。
さらに、もう一つ。
「スポーツ性貧血」というやつがあります。
ただ、今回の熊本城マラソンでは貧血症状は出ませんでした。先にお伝えしておきます。
以前、秋の大会(しまだ大井川マラソン)に出たときに、汗を大量にかいて熱中症気味になったことがありました。
その時、帰りの電車の中で貧血を起こして、結構つらいことに。
あとから調べたら、「スポーツ性貧血」と呼ばれるもののようでした。
(前略)
それから、大量の発汗。普通は汗からの鉄の喪失はあまり問題になりませんが、大量に発汗すると1mgほど鉄が外に出てしまう場合があります。これは、かなりの鉄分を喪失していると言えます。これらは『鉄欠乏性貧血』という貧血を引き起こします。激しい運動をすることで酸素の消費量が大幅に増えるため、体が順応しようとして血液循環の量が増え、血中のヘモグロビンの濃度が薄くなることがあります。これも『スポーツ性貧血』の要因です。また、激しく走ったりすることで毛細血管に衝撃を与えるとヘモグロビンが破壊されて大量に溶血してしまい、体がヘモグロビンの損失を補いきれません。これもまた要因の一つです。
いろんな要因が重なっているのですが、大量発汗、酸素消費量の増加からヘモグロビン濃度の薄まり、足底の衝撃でのヘモグロビン破壊、など、思い当たるものばかり。
それ以来、ヘム鉄サプリを飲んでいます
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筋肉痛は避けられないにしても、帰り道で貧血を起こしたときの記憶が結構恐怖で、それを調べて以来、貧血防止を考えるようになりました。
というわけで、手っ取り早くできることは、鉄分をとること。
普段あまりサプリは取らないのですが、毎日食べ物でしっかり鉄分をとるのも大変。
貧血防止に関しては「ヘム鉄」というサプリを飲んでます。
ヘム鉄というのは本来レバーや赤身肉などに含まれているもので、吸収率が高いんだそうです。
このサプリだと1日1粒でいいので楽ちん。
粒のサイズもそんなに大きくなくて、飲みやすいです。
私の場合、これを飲んで劇的に体調がよくなった!
……というようなことはありません。
普段の練習もそれほど激しいものはありませんので、年中貧血を起こしているわけでもなく。
ただ、年に1度の激しい運動、フルマラソン出場の時の貧血防止のおまじない……みたいな存在。
実際にフルマラソン後は、身体全体、内蔵含めぼろぼろに弱るのを実感するので、きっと血管の中も大変なことになってるに違いない。
少しでもそれをフォローできれば、という感じでしょうか。
前に書いたように、今回の熊本城マラソンは貧血で困ることはありませんでした。
これが「ヘム鉄サプリをとっていたから」なのか、「取ってなくても実は大丈夫だった」のかはわかりません。
取っておいて不安がなくなるならそのほうがいい、くらいな気楽な感じで飲んでます。
実はプラシーボ効果だったりして。