こんにちは、つたちこです。
少し前の話ですが、友人が福岡に来た時に、中洲にある「博多 鯖郎」に行きました。
「鯖郎」はその名の通り、サバ料理専門店。
福岡では生鯖を食べる習慣がある……というか、それくらいの鮮度で鯖を食べられるんですよね。
以前、福岡に視察兼旅行に来た時にいって、あまりのおいしさに「端から全部持ってきて、って言いたい!」と、感動したお店です。
友人に、あのおいしい生鯖食べさせたい! と久しぶりに行ってきました。
鯖郎は中洲のはずれにある
前回初めて行ったときは、中洲と天神の間くらいの南のほうにあった「鯖郎」。
今回、改めて調べたら、中洲の北側に移転していました。
場所は、中洲川端駅を降りて、少し北に向かった先にある、雑居ビルの5階。
予約しておいたのですが、壁とふすまで区切られた個室に通されました。
ちょっと狭いですが、ほかの人目を気にせず、ゆっくりできていいですね。
到着したのは、開店直後の17時だったこともあり、まだ他のお客さんはあまりいませんでした。
さて、今回は瓶ビールで乾杯。
メニューを眺めます。
ここに来たら絶対食べたいのが、鯖のお刺身。
鯖と一口に言っても、天然鯖とハーブ鯖と2種類。
さらにその2種類がいろんなお刺身や料理に変化します。
いろいろ食べたくて悩んでしまうので、ここは一匹丸ごとさばいてもらって、いろんな調理をしてくれる盛り合わせをオーダー。
じゃーん。さっきまで泳いでた鯖の活き造りですよー!
普通のお刺身の他、あぶり、ゴマサバ、漬け。
薬味もたっぷり、好きなように食べてね! という一品です。
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刺身は薄切り。全く臭みがなくて、するっと消えてしまう。うまーい。
あぶりは、あぶった分さらにとろりとした感じ。
もうちょっと厚みのある刺身でもいいなあ。
そして福岡に来たら食べたいのがゴマサバ。
お刺身を、甘さのあるごま醤油で和えてあるのですが、これがほんとにおいしい。
これだけおかわりしたい。
お刺身を食べつくした後は、いったん大皿を下げられます。
一匹食べつくしなこの料理、お造りの時の残った骨を揚げて、骨せんべいにしてくれるんです。
20~30分かかるそうなので、ほかの料理を食べつつ待ちます。
他には、これは前回食べておいしかったので、ぜひ、とオーダーした「鯖コロッケ」。
焼いた鯖がたっぷり入っていて、ほこほこのコロッケが、めっちゃおいしい。
数も人数分にしてくれたのでありがたい。
続いて、鉄板の明太卵焼き。ふっくら出し巻き卵の中には、ほぼ生の明太子。おいしくないわけがない。
そしてツマミにぎんなん塩焼き。
つややかなヒスイ色は、茶色の薄皮を剥ぐと現れるのだ……。
「塩の量が多すぎ!」と、塩をかき分けて食べましたが、これがまたおいしい。
申し遅れましたが、このお店、置いてある日本酒の種類もかなり多いのです。
エレベーターから入口に入ってすぐ、冷蔵庫のなかに日本酒がずらり。
どうせだから、福岡のお酒! と選んだりしましたが、そのほかの地域のお酒もたくさんあります。
選ぶのが大変……。うれしい悩みです。
さらに、結構おなかいっぱいだったけど、気になる存在だった「鯖サンド」をオーダー。
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ちょっと想像と違った!
バケットに、揚げた鯖と焼いた鯖の2種類が挟まった、おしゃれな感じのサンドイッチでした。
私は揚げたタイプを食べたんですが、サクサクの衣にほくほくの鯖がたまらないおいしさでした。
そして、「わー、そろそろおなか一杯よね……」と思ったころにやってきたのが、さっき一度引っ込んだサバを揚げた、骨せんべい。
最後にラスボスがやってきた感。
でも、食べると、分厚いはずの骨なのに、ざくざく! と軽い歯ごたえ。
じっくり時間をかけて揚げてあるからだと思いますが、頭の固いところから、太い背骨までざっくざくです。
うわ、うまい。
でもおなか一杯。
おいしい、でも、おなか苦しい、〆の揚げ物は胃もたれする、などといいつつ、もちろん全部食べ切りました。
次に来るときは、このラスボスの存在を忘れないようにしないと……!
ごちそうさまでした!
あまりお酒を飲まなかった、ということもありますが、3人で1万ちょっと、という金額でこの満足度の高さも最高です。
最後は、友人の帰りの飛行機搭乗時間の関係で、ばたばたとお店を出てしまいましたが、もっとゆっくり堪能したいし、ほかのメニューも食べてみたいところ。
※つまり、帰京する最終日に、夕食をここで食べたのでした。こんなことができるのも、空港と繁華街が近い福岡ならでは!
「鯖郎」
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400102/40036305/