2人前3人前は当たり前!「博多祇園鉄なべ」で餃子三昧の夜

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こんにちは、つたちこです。
先日、福岡在住のIさんに、「博多といえば!」の鉄鍋餃子に連れて行っていただきました。
その名も「博多祇園鉄なべ」。
行列のできるB級グルメの名店なんだそうです。

博多祇園鉄なべ
夜目にまぶしい暖簾の赤さです。

 

赤々とした暖簾がまぶしい。

当日は予約をしてくださって、18時半ごろ到着。
到着時にはまだ行列はできていませんでしたが、中はすでににぎわっています。

お店の入り口からは想像できないほど、中が広い。
手前にカウンター、そしてテーブル席が続き、奥には小上がり席。
ずっと奥には広い宴会場みたいなのもありました。
後で調べたら120席とのこと。すごい。

 

さらに驚くのは、中の壁一面に貼ってある有名人のサインと写真。
あいにく写真NGとのことで、撮れなかったのですが、歌舞伎俳優から女優さん、テレビの取材、子役まで、てんこ盛り。
「近くに『博多座』という劇場があって、歌舞伎公演したり舞台公演があったりするから、よく来られるみたいですね」
と教えてくれました。

一緒に写ってるお店のおばちゃんの変化のなさがすごい。

 

壁に驚いているうちに、小上がり席に通されました。
座った途端、まずIさんの第一発声。

「餃子とりあえず8人前で!」

え、飲み物より先に餃子!?
さらに4人で来てるのに8人前!?

残りの3人が驚いていると
「ここは一人2人前以上頼むのが当たり前」
「4人で4人分だと、『はあ?』って聞き返されちゃうよ」
とのこと。
すごい、連れてきてもらってよかった。

他にも、Iさんおすすめのメニュー、手羽先煮込み、ポテトサラダ、おきゅうとをオーダー。

飲み物は、やっぱりビールですよね、餃子にビール。最高です。

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まずビール、そしてほぼ同時に、手羽先煮込み、ポテトサラダ、おきゅうとがやってきました。
乾杯! の後は、モリモリいただきます。

博多祇園鉄なべ
手羽先、おきゅうと、ポテトサラダ。

 

ポテトサラダは、結構つぶれた感じのポテトに、たっぷりのマヨネーズ。
刻んだリンゴが入っているのが家庭的な感じ。
私は好きな味です。

そして手羽先。
醤油味の煮込みなんですが、じっくり煮込んであって、骨から肉がはずれるはずれる。ほろほろです。
柔らかくて、いい感じの甘辛味で、めっちゃおいしい。
うわー、これは……!
と、みんな無言で骨をしゃぶる図。

「おきゅうと」は初体験。
これ、博多の伝統的なおかず(?)らしく、スーパーで売っているのを見たことはあるのですが、勇気が出なくて買ったことがなかったのです。
寒天で固めた海藻、みたいな感じでしょうか。
ところてんのような。
酢醤油がさわやかでした。

 

そんなおいしいサブメニューをやっつけている間に、いよいよ餃子が登場。
「テーブル、どけてどけて!」というおばちゃんの声に、あわててお皿を端によけます。

博多祇園鉄なべ
どーんと登場!ひと鍋4人前の餃子がぎっしり!

 

どーん、という効果音とともに、あっつあつの鉄鍋が登場。
4人前ずつ、2つの大きな鉄鍋でやってきました。
餃子がぎっしり!!!

とにかくまずは、熱いうちに食べて! とのことで、餃子に取り掛かります。
1個あたりは割と小ぶり。
でもとにかく熱々。

かじると、皮が「サク!」って音がした!
中の餡は想像以上にクリーミーなほどトロトロな餡。
肉と野菜が混然一体となっている感じです。
そして、しっかり焼いてあるのに、全然あぶらっこく感じない。
餃子のたれに入れる、目の粗い柚子胡椒も効いてる。

 

わ、これは、うまい。

 

「おいしいです!!! でもあつい! やけどする!」
と大騒ぎしながら、4人でひたすら餃子の鉄鍋をつつきます。

「1人前8個だけど、小さいから2人前くらいペロリでしょ?」
と、Iさん。

たしかに、回りのテーブルでは、4人で10人前、とか3人で8人前とか、そんなオーダーも聞こえてきます。
食べ盛りの男性陣なら、確かにそれくらい行っちゃいそう。

少し熱が落ち着いてきたら、パクパク食べられるようになりましたが、それでも皮のサクサク具合は健在。
すごい、さっすが地元の人おすすめのお店、おいしい。

 

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この餃子、お店の手作りなんだそうです。
一人前8個で、4人で8人前で64個。
このお店の広さから考えると1日1000個や2000個は下らない数を手作りしているってこと……?
毎晩すごい数がみんなの胃袋に吸い込まれそう。

「夜しかやってないのが残念、ランチやってたらいいのに!」
という話をしていたのですが、昼はたぶんめっちゃがんばって餃子作ってるに違いない。

 

その後、追加で初来店組が「いかぬたと酢モツ」を頼んだのですが、こっちは割と普通……というか、イカはちょっと凍ってました。笑
やっぱり普段来ている方のおすすめメニューだけにしとくべきだったかな、と思ったりしました。

博多祇園鉄なべ
いかぬたと酢モツ。ブロッコリーでぬた、という新しい発見。

 

おなか一杯になって、テーブルでちょっとまったりと話をしていたら、お店のおばちゃんに
「食べるの終わってたら、(回転に)協力して!」と声をかけられました。

は、すみません。
人気店で居座っちゃいかんですね。

そそくさと会計。
4人で約12000円でした。
これだけ食べて一人3000円! やすい!

 

とにかく餃子でおなか一杯!!! になる、お店でした。

福岡の人は、はしご酒当たり前文化なので、2次会するかと思ってましたが、Iさん以外の3名があまりにもおなか一杯モードだったので1次会解散となりました。
もう何も入らない……。すみません、Iさん……。

 

福岡・博多といえば、もつ鍋とか、水炊きとか、豚骨ラーメンとか思い浮かべがちですが、次にこちらに来る友人には「鉄鍋餃子」をおすすめしたいところです。
ぜひ、空腹状態で参戦すべし!

 

博多祇園 鉄なべ

https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40000836/

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この記事を書いた人

つたちこ

フリーランスのwebディレクター。基本方針は、健康的においしい食べ物とお酒を楽しむこと。できるだけご機嫌で生きていきたい。
ブログ「tsutachi.co」は毎日更新中です。