こんにちは、つたちこです。
糸島に来てから、夜飲みに行く、ということがめっきり回数が減りました。
さらに、家での夜ご飯も非常に軽く食べるのがデフォルトの今日この頃。
でもやっぱり外のご飯も食べたいし、外飲みもたまにはしたい。
というわけで、先日天神に出たときに、久しぶりにオットと飲み行きました。
前から気になる店として候補に上がっていた店に向かいます。
その名は「じゃこくじら」。
水鏡天満宮のわきにある横丁に、ずらりと並ぶ小さなお店たちの一つです。
「じゃこくじら」は、海鮮系が得意な有名店「磯貝」がプロデュースしたイタリアン、なんだそうです。
磯貝、まだ行ったことないですが。
以前見た写真が美味しそうで! 一度行ってみたかったのです。
イタリアン角打ち じゃこくじら
お店は、天神から中洲方面にしばらく歩いたところ、水鏡天満宮横にある細い路地「水鏡天満宮横丁」を進んだところにあります。
19時過ぎに伺いましたが、この日は平日ど真ん中だったせいか、それほど混んでませんでした。
入口にはカラフルな暖簾。
「角打ちイタリアン」と店名にありますが、「イタリアン……?」と首をかしげたくなる見た目です。
どうみても、陽気な大衆居酒屋風味。
ドアを開けると元気に店員さんが迎えてくれました。
1階と、2階席があり、1階にはカウンター席もあります。
カウンター上にはちいさな水槽があって、サザエらしき貝がごろごろしていました。
やっぱ魚介得意なんですね。
今日は1階の2人掛けのテーブル席に通してもらいました。1階は女子率高かったなあ。
まずは生ビールで乾杯しつつ、メニューを眺めます。
悩んだ末、ここに来たら絶対これ、と思っていた「魚のカルパッチョ、ウニ&イクラのせ」。
今日のおすすめから、「さんまのホイル焼き」。
あとは野菜が欲しいので、「豆腐じゃこサラダ」をお願いしました。
<スポンサーリンク>
肉系メニューも気になったのですが、カウンターに水槽があるようなお店なら、やっぱり魚系を選んでしまう。
空いていたこともあって、割と時間を置かずにやってきました。
じゃこサラダは、たっぷりのカリカリじゃこと、絹ごし豆腐、しゃきっとした野菜の組み合わせがおいしい。鉄板の組み合わせですね。
そして本命の「カルパッチョ、ウニ&イクラのせ」。きたー!
ほんとにたっぷりのってた!
カルパッチョの魚本体は、鯛でしょうか。淡泊ながらもぷりぷりです。
そこにウニとかイクラの濃厚なおいしいやつが一緒に! 口の中で合体!
プリン体万歳!
鯛はともかく、福岡ではウニやイクラは取れないと思うので、これは北海道産とかなのでしょうか。
でもとても新鮮で臭みが全然ないです。
しかも「飾り的にちょびっと」じゃなくて「たっぷり」なので、最後の一切れまでウニイクラ付きで食べられる。素晴らしい。
カルパッチョを堪能している間に、さんまのホイル焼きがやってきました。
ホイルを開けて、そのビジュアルに驚く。
あ、そうだ、ここイタリアンだった。
ほわっと香るバジルソースに、鮮やかなミニトマト。
おいしい予感しかしません。
早速ほぐしていただくと、さんまのワタは外してありました。
背骨をよけてふわっとした身をバジルソースと食べます。うわ、おいしい。
熱々のミニトマトも甘くジューシーで、さんまをさわやかにしてくれます。
口のやけどに注意。
さんまでイタリアン、は自分ではやったことないのですが、このホイル焼きはぜひ再現してみたい!
これはいい感じ! と追加オーダー。
博多キャビアとイセエビのエビマヨをお願いします。
最初に頼むか悩んだ2品です。
博多キャビアは真っ黒。
キャビアという名の、明太子とイカスミなんだそうです。
バケットは別オーダーでした。
焼きたてでほわほわのバケットに、真っ黒な博多キャビアをたっぷりのせて。
ピリ辛です。「キャビア(本物)」を期待してはいかんです。笑。
ワインというより日本酒が欲しくなりそうな味だ。
<スポンサーリンク>
そしてエビマヨ。
イセエビでエビマヨとは! と期待(イタリアンだけど……)。
出てきたのは、イセエビを半分に割った状態で、衣をつけて揚げたものでした。
おお、たしかにイセエビ……。
てっきり身を切ったものが出てくるかと思ってました。
ナイフと蟹スプーンが添えられてきましたが、カラから外すのがちょっと大変。
味はプリプリでおいしかったですが、身の量は見かけよりどうしても少なめなのと、周りのサクサクの衣が、殻から外すときに取れちゃったりするのがちょっと残念。
ちょっと物足りない、ということでもう一声。
トマトとトリュフソースのオムレツと、生ハムのチーズリゾットを締めにお願いします。
オムレツはとろとろ! 確かにトリュフの香りがすごい。
中のトマトと卵の相性もよし。シンプルながらおいしい。
そしてチーズリゾット。
思ったより早く出てきたので、コメから作ってるのではないかもしれません。
チーズたっぷりですが、リゾット本体は結構薄味。
生ハム(原木がカウンターにあったので、削ったものと思われます)の塩味と一緒に食べると、ベストなようにできているみたい。
生ハムをかみしめて、旨みを味わいながら、リゾットもいただく、という感じでした。
2人でお酒2杯ずつのんで、約7000円。
新鮮な魚介をイタリアンで食べられる、気取らないお店でした。
最初はガラガラだったのですが、夜が更けるにつれお客さんも増えてきていたので、これが福岡の「はしご文化」なのかもしれませんね。
ごちそうさまでした!
イタリアン角打ち じゃこくじら
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40035162/